【セットリスト(54-2)】2016/6/9 スウェーデンの小さな港町─セルヴェスボリ公演

今日も輝けるひとつの海をのぞいてくださりありがとうございます。




サマーフェスティバルツアーはちょうど折り返し地点を迎えました。

ツアー8日目はスウェーデンのセルヴェスボリで行われるスウェーデン・ロック・フェスティバルへの参加となります。

エストニア・タリンからバルト海を横切りスウェーデンへ入国。移動距離971km。



スウェーデンのブレーキング郡にあるセルヴェスボリ2013年の人口が10024人という小さな港町。(2020年現在3万人ちょいだそうです。)

人口が少ないにもかかわらず歴史的な理由から“都市”と呼ばれている。
物語の中に出てきそうなステキな町。一度は行ってみたくなります。




今回は『Sweden Rock Festival』(スウェーデン・ロック・フェスティバル)

1992年6月6日からスウェーデンで毎年開催されているロック/メタルフェス。
明確なロック/メタルに焦点を当てたこれらのジャンルのラインナップの多様性で知られている。

この年は6月8日~6月11日の開催で82のアーティストが参戦した。


今回も情報収集の為いつもの如くウロウロしていたら、このフェスに関するとんでもない代物を見つけてしまいました。

ヤバいっ!
マジかーーー!?

と夜中に叫んでしまうくらい、、、、、、
思わず速攻ポチッとしてしまった笑い泣き
あっ、いわゆる衝動買いってヤツ🛒

さすが北欧✨って感じの代物です。
無事手元に届きましたらまたご紹介したいと思います。
(えっ?ひと記事書く勢いなの?!)


下矢印カックいいポスターキラキラ



下矢印前日6月8日の地元紙
ザ・メタルフェスグラサンって感じですね!

“Folkkär rockfestival
firar 25-årsjubileum”

スウェーデン語で

“25周年記念の
ロックフェスティバルを祝う人々”

という意味のようです。



下矢印7台のトラック野郎たち勢揃い🚚✨
後ろ姿は初ですね音譜
今日も設営よろしくお願いします(_ _)

きれいな青空☀️


下矢印実際の搬入の様子ビックリマーク
これはテンション上がりますおーっ!




下矢印実は南米ツアーからちょこちょことコレキラキラやってました、ブリ博士。
ギタリストらしいしなやかな長い指…アダムくんに塗ってもらったのかなキラキラ




本日のコンディション。

日没は22時6分。(日の出3時22分)

下矢印QALのスタートは22時15分なのでちょうど日没後ですね。
タイムテーブルは22:15~00:15となっているので2時間の持ち時間。
一応目安としては24曲で約90分なのですが…。

気温はセルヴェスボリでは調べがつかず、近くのストックホルムのもの。
2016年6月の月平均最高気温22.1℃ 最低気温12.0℃




こちらセットリストになりますビックリマーク

◆【セットリスト(54-2)】Sweden Rock Festival


前回のエストニア・タリン公演と同じ…
ということは・・・ある間違いをしていたことに気づきましたショック

タリンと同じということはWho Wants To Live Foreverが外されているということ。
となるとヘルシンキの記事中でこの曲がリストアウトしたのは全公演中4回と記しましたが正しくは“5回”となります。

申し訳ありませんぼけー
【セットリスト(53)】ヘルシンキ公演、記事中Who Wants To Live Forever全228公演中リストアウトは“4回→5回と訂正させていただきました。



では開演いたしますビックリマーク


オープニング
◆1.One Vision

オープニングの幕がかなり風に煽られていますが何とか無事スタート!

このサイドスクリーンのバックヤードの映像ですが、今ツアーの3日目リンツから使われています。
初日リスボンと二日目バルセロナではなかったので、恐らくこのどちらかで撮影されたものですね。
初日と二日目はオープニングがFlash3日目リンツからこのOne Visionに変更になり、その日からこの映像が使われているのも何か関連性があるのかもしれません。

さてこの日も最高のスタートを切った模様爆笑
このふたりの表情見てもらったらわかりますね~!!



こちらの撮影者さま、どうやらブライアン推しのようです。
何気にブライアンをフォーカス…嬉しいですねキラキラ

博士のレスぺをかき鳴らすお姿…いつ見てもSo COOL!おーっ!
アダムも絶好調ですがブライアンもかなりご機嫌のご様子音譜




◆2.Hammer To Fall
◆3.Seven Seas of Rhye(2:18~)

うん?
テンポが遅い?
Hammer To Fall…何気に感じた違和感。

こうなるといつもの如く確かめにいくしかないあせる

初日リスボン、やはりこの日の方が僅かに速い気がした。
4日目ケルン…これは明らかに速い。

ここで検証。
やってみたくなる…同時再生。
ケルンと本日のHammer To Fall
すると…何と14秒ものタイムラグが。

このケルン、悪天候だった。
関係あるのかな?と一瞬思ったりもした。

曲のテンポが変わることは多々ある。
(私の知るあるアーティストは調子がいいと遅くなる傾向あり)

誰が決めるのかしらん?
アダムの調子に合わせてロジャーのさじ加減なのか?




◆4.Stone Cold Crazy

ブライアンめちゃめちゃカッコいいビックリマーク
お馴染みの大股開いての仁王立ちポーズグラサン

そしてアダムはレスぺにメロメロ~おーっ!ラブラブ






◆6.Fat Bottomed Girls

残念ながら終盤のブライアンのギターソロはカットされてますが(この撮影者の方、ブライアン推しでの撮影が続いてましたのに何かアクシデントでしょうか!?)

今日のアダムくん
すこぶるご機嫌、ギア全開ビックリマーク
エロさもぶっ飛び~!!おーっ!ラブラブ

前半の出来はこの曲でわかりますね。
ほんとこの子はわかりやすいキラキラ




◆Adam’s speech
◆8.Killer Queen

ブライアン:
“ほらほらアダムや~!今日もお聴きよ~音譜

アダムくんはほんとレスぺ🎸らぶラブラブラブラブ



・Adam’s speech


・8.Killer Queen




◆9.Don’t Stop Me Now

このブライアンの抜き方はもしや…気がつけば同じ撮影者の方の動画を4本もお借りしています。

アダムの歌い出し“Tonight~”のとこ、ブライアンが嬉しそうにアダムに目線を。
博士、こんな顔してたんですね。(0:20~)
いつもはアダムがフォーカスされる場面なので気づきませんでした。

ステージの上ですが、完全に“じいさま目線”おねがい


何気ないこんなシーンがとてもジーンと来ます。
撮影者さまに感謝。




さて今回は珍しくロジャーの衣装をご紹介しようと思います。
(たまにはロジャじいも紹介してあげないといじけるから~グラサン)

下矢印こちらのストライプ柄のスタンドカラーのシャツ、ベースは黒ですが襟の色違いで実は3色確認できてます。

◆本日スウェーデン→白
袖元にも同じ生地のラインが入ってます。

◆5/22 バルセロナ→

◆5/29 デンマーク→ターコイズブルー


私のお気に入りはこのターコイズブルー。
色白の顔が明るく映えてとってもステキラブ
何となく国のイメージに合わせてるのかな。
このあとまた増えたりして!



◆10.Somebody To Love

ツアーが始まった頃はスタート前のお馴染みのトークがなかったのですが、今回復活していることに気づきました。
(これまでが、ただ単にたまたま動画からカットされていただけかもしれませんが…)

短めですが、いつもの“I’m not!(僕はひとりなんだよ!)”は健在です。

エンディングに向けてちょこちょこと花道を歩いてく姿がかわいらしい。
ロジャーも思わず目を細める。

サングラスしてるのにわかるのか!って?
わかりますとも!!顔が緩んでますからグラサン




◆Selfie Stick

正式な観客動員数はわかりませんが、この映像から推定すると…8万人くらいでしょうか…先が見えないほど埋め尽くされています。

慎重に相棒のカメラを回しながら無事撮影できたようです音譜




◆11.Love of My Life

ここスウェーデンの母国語はスウェーデン語。
母国語が英語圏内ではない場所では、ブライアンはとても慎重に丁寧にトークを進め、この曲を披露する。

そんな緊張のせいか、今日は歌詞を間違えてしまったブライアン。
2番の“and now desert me”が1番にきてしまった。
このパートが混同することはたまにある。
(私も1番と2番がひっくり返ることがある💧)

ブライアンは一生懸命語りかけていた。
フレディのためにいっしょに歌おうとギターで奏でる。
暗闇に浮かぶライトの光を確かめるように1フレーズ1フレーズ噛みしめながら。

フレディの登場に会場が沸いた。

去っていくその姿を見送り
またそっと涙を拭った。

何度見てもそのスクリーン姿は
老いることはないのだから。





◆14.Under Pressure

あら~ビックリマーク
アダムくん衣装替え、ヤシの木🌴スカジャンにダメージジーンズだったのに、アンコールで履いてた赤の革パンに変わってる!
ということはアンコールはまた黒になるのかな?
楽しみ~キラキラ

この曲でもやはり違和感あり。
テンポが少~し遅いのよね。
これは明らかにロジャーの仕業かな。




◆19.Tie Your Mother Down

ギターソロからの再登場。
余裕で花道を歩いてたかと思ったら、ダッシュして先端まで走り込み戻る時もかけ足。

後半は珍しくタンバリンを手に取ったアダムくん。
打楽器はあんまり得意じゃなかったんじゃないかな?ショック
でも楽しそうにやってるから好きにおしよ~ラブラブ

やや落ち着きのないアダムくんでした汗




◆20.Bohemian Rhapsody

先ほどのTie Your Mother Downあたりから何か違和感があったが、やはりおかしい。
だいたいこの動画のサムネイル、どう見てもボラプのサムネイルに見えない。
お気づきだろうか…みなさま。

なんとアダム…
いつものマイクスタンドなしで歌い出した。
ちょ、ちょっと待ちーな!
取りあえず一時停止あせる

どうしたアダム?
スタンドどこかに置き忘れてきたんか?

もしかして初めて…よね?
めちゃくちゃ違和感あるんですけど。
感情が込み上げてくるようなその歌い方…そして2コーラス目のフレディを迎えて退場するシーンもいつもよりリアクションが大きい。

この曲に異変。
ここまでわかりやすい変化は…記憶にない。

これはアンコールでも何かあるんじゃないかと
妙な胸騒ぎがした。




◆21.Radio Ga Ga

テンションが高いまま本編トリまで突入。
遠目からの撮影だったが途中から寄ってくれた。
曲前半は取りあえず…異常なしと言うべきか。

いつものように間奏で客席に降りていく。
そして再びステージに戻りエンディングに向かったが…。

アダムがヤバい笑い泣き
と申し上げておこう。
4:00~のアダムに注目。

何がアダムをここまで揺さぶるのか。



アダムがオーディエンスの元に降りていったシーン。
いつものように客席側からの至近距離の撮影のものも載せておきます。

アダムの弾ける笑顔。
この彼の異変は決してマイナスのものではないことだけはわかる。

ステージへ戻ったあとの様子もバッチリ収められている。




アンコール
◆22.We Will Rock You
◆23.We Are The Champions
◆24.God Save The Queen

Bohemian Rhapsodyで確信した異変。
こういう日はアンコールでも何かがある…。

念のため申し上げておきます。
私は記事に載せる動画を選ぶとき、再生しながらチェックしていくが、このアンコールの動画だけは記事をここまで書き進めるまでは一切再生をしない。
これを最初から観てしまうと余計な先入観が入ってしまう。

他の曲もなるべくセトリ順に、記事も平行に進めるようにしている。
まっさらな感情のまま、感じたものをここに書き留めたいからだ。

ボラプで感じた“アンコールでも何かがある”という感情に、理由はなかった。
ただの“勘”に過ぎない。
しかし直感ほど怖いものはない。

歌い始めてすぐにその異変に気づいた。
アダムの“声”だ。
ここまで21曲歌ってきたとは思えないくらいの声量、声の張り、そしてひとつひとつの言葉がしっかりと発せられていた。

アダムは自信に満ち溢れていた。
何も彼を遮るものはなかった。

そして─
それはエンディングで起こった。

God Save The Queenのカーテンコール。

(7:51~)
いつものようにまず、ブライアンとロジャーが花道を進む。

とその後ろから誰からも促されず、ふたりの後を追うように自らその足で踏み出したアダム。
なんの躊躇もなく、そしてふたりに並ぶかと思いきや、なんとブライアンとロジャーを追い越してしまった。

三人で並ぶことさえ遠慮がちだったあのアダムが、だ。

私は予想外の展開に頭がついていかず、ただ“開いた口がふさがらない”状態で目の前の出来事を目で追うのが精一杯だった。

そしてラスト
アダムは誰よりも先に会場をあとにした。




もう一本、この貴重な映像もここに残しておきたい。

カーテンコールはカットされている。
さらに花道のすぐ下からの撮影のため機材に隠れてしまい、前半アダムの様子はほとんど映っていない。

しかしこれは、真正面からだ。
We Are The Championsの中盤から
アダムは真っ直ぐこちらのカメラに向かって
突き進んできた。

ステージの奥が見えないほど高さのある花道の際。
その残念なリスクはとんでもない代償を、記録していた。


◆22.We Will Rock You
◆23.We Are The Champions







何が彼に起こったのか私にはわからない。

ただアダムにとってこの日は特別だった。
何かこれまで感じたことのない
満ち足りた感情が湧いてきたのだろう。

Somebody To Loveまでの前半
Under Pressureからギターソロまでの中盤
そしてギターソロからの後半、エンディングにかけて

今日のアダムは刻々と変化していた。

曲のテンポが遅かったことも
何らかのあらわれだったのかもしれない。

アダムはいい意味で感情のコントロールができない。
いわゆる感受性がゆたか、というやつだ。
気持ちの赴くままにどこへでも行ってしまう。

自分に正直。
いつもまっさらな心のキャンパスを持っていた。
そこにどんどん重ねづける色が
ある瞬間に
とんでもない輝きをもった色になってしまったりする。

それがアダムの偏った魅力をつくり出す。

アダムに夢中になるにはちゃんと理由がある。
溺れるほどの愛情を注ぎたくなる理由がちゃんとあるのだ。

それが言いたかった。

なぜそれほどまでに
同じ曲の同じライブを追いかけるのか。

同じじゃない、と答える理由が
ここにある。







今日も最後までおつき合いくださりありがとうございます。


8公演目のスウェーデン。
ツアーはちょうど折り返し地点にたどり着きました。

アダムが見せた今日の“異変”。
これまでアダムを追ってきたが見逃してきた日もあっただろう。

今日は気づけてよかった。
もっともっと私を振り回して
惑わせておくれよ!
アダムや~キラキラ


さて今年のライブレポートはこれで最後となります。
つたない記事にここまでおつき合いくださり、本当に感謝の言葉しかございません。

この記事の最初に触れた“とんでもない衝動買い”の代物が無事手元に届いております。
その話はご挨拶も兼ねて明日記事にしたいと思っています。

よろしければ大晦日にもう一度おつき合いくださいませ。









(画像・映像すべてお借りしました)



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