アダムの誕生日に思うこと

今日も輝けるひとつの海をのぞいて下さりありがとうございます。




今日は1月29日
アダムの39回目のバースデー。

去年は来日公演 最終日の前日
名古屋の宿泊先のホテルで迎えた。


この前日には京セラドーム大阪での3日目の公演があり
私もこの日名古屋に移動していた。


この頃には私の心は
少しずつアダムに傾いていた気がする。


この日38歳になったアダムは
翌日ナゴヤドームでの最終公演を終え
オーストラリアへ旅立った。

コロナウイルス感染症拡大の
魔の手を逃れるように。


このとき誰が
一年後のこの事態を予測していただろう。



昨日私はTwitterで告知した
大阪公演の再現ライブを決行した。


たくさんの方に賛同していただき、スタート後にもタイムラインに羅列する実況ツイートを見て急遽、途中参戦してくれたり、敢えて追っかけ再生してくださる方など続々と参加者が増え、お陰さまで大成功に終わった。

参加者の最終的な人数は把握できていないが、YouTubeの再生回数を元に割り出すと130人程はお越しくださったようだ。

Twitterにリンクしてある再生用リストのオープニング動画をクリックしてくださった方は実に500名もの数を弾いていた。

それだけ興味を示していただけたということで全く予想外の反響だった。



アダムは…

眩しいくらい輝いていた。
私の記憶にある京セラのアダムではなかった。


“私はこのアダムにも会っていないのか”


2014年サマソニも
2016武道館も

私にはアダムの記憶がない。


“私は未だにアダムに会っていない”


そんなことを頭でグルグル考えていたら
あっという間にアンコールまで来てしまった。


この再現ライブ
一年前、この日に行けなかった方と
少しでも当時を共有できたらと思い、企画したが


実は自分のためだったのかもしれない。

記憶のないアダムを
この目に焼きつけておくために。


この日はアダムだけを追った。

私の中ではまだ彼は
2016年のアダムのままだ。

こんなにも存在感を増し
クイーンとして
なくてはならない
ひとつのピースに成長していた。

We Will Rock Youから
We Are The Championsに舞台が入れ替わる時
私が好きな彼のしぐさがある。

ドラムキット前に置いてあるマイクスタンドを
花道まで運び
その中央にすっと立てる。

その時のしなやかな動き…
アダムはとても丁寧に
そのマイクスタンドを置く。

アダムは手に取る全てのものを
とても丁寧に扱うのだ。





“このしぐさは変わってないのね
アダム”

紛れもなく2016年のアダムがここにいた。


この姿が
夏のヨーロッパまで続くものだと思っていた。

まだこの頃は。

この後
2月のオセアニアツアーも奇跡的に完遂し
その直後から世界は未曾有の闘いへ。

アダムは夏のヨーロッパツアー
そして自身のソロツアーVelvet Tourを奪われた。

そのVelvet Tourの初日を
ようやく迎えることができる。


39回目の誕生日に
Los AngelesのTHE ROXY THEATRE
でのライブ配信。


無観客でも
これが彼の初日だと祝ってあげたい。

あと2時間後に始まる。


私は何もしてあげられない自分を
ずっと悔やんでいた。

今できることはチケットを買い
そのライブを見守ること。


そしてささやかだが
この特別な誕生日に
特別なケーキを用意した。




Happy Birthday
Adam Lambert

Live at
THE ROXY THEATRE
-Los Angeles, CA
Jan. 29, 2021









ケーキの横に立ちすくむのは
遥々ニューヨークからやってきた
双子のアダムくんたち。

偶然にも本日アダムの誕生日に
我が家にお着きになられた。


私事だが
自身の誕生日10月2日に
ライブ盤「Live Around The World」
を手に

そしてアダムの誕生日には
アダムのフィギュアが
手元にやってきた。


どうしようもなく幸せな日々。


そして
願いが叶ったわけではないが

どんな形にせよ
Velvet Tourの初日を
この収容人数500人の小さなライブハウスで
迎えることができた。



一回目の配信
日本時間午前5時 開演を待つ


おめでとうアダム

と言っていいんだよね。


いちばん輝ける場所を
奪われたあなたが

僅かに差し込んだ光の中で
輝けるのなら

思いっきり歌ってほしい。



ロスは今、当日29日の午前中。

本日のコンディション。
天気は雨。
気温12度。


THE ROXY THEATRE


この会場の中でアダムは
金づちを持って何やら作業中。

マイクスタンドらしきものを
加工(?)していた。


自分の大切なマイクスタンドは
自らメンテナンス。

丁寧に扱うだけでなく
メンテナンスまでするのね。


早くあなたに会いたい。












(画像・映像すべてお借りしました)







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