アダムの誕生日に想うこと 2023


今日も輝けるひとつの海をのぞいてくださり
ありがとうございます。




1月29日
アダムは41歳の誕生日を迎えました。

(もう何日前の話でしょ💦)


今年も絵を描きました。

三日間の休みをもらい
一気に描き上げたものがこちら。








今年は色鉛筆画に挑戦。
題材としてこれを描く!と決めていたが
温かみをだすために色がほしかった。

難しかったのは当の本人よりも
愛犬のファラオ。

ファラオの耳がアダムの鼻に当たっている。
くすぐったいのか気持ちいいのか。。。😳
そんなことを考えながら色を重ねた。

アダムは最近は忙しく、家を空けることが多い
ふたりの幸せな時間がいつまでも続きますように…
そんな願いを込めた。





さて誕生日の前後に絡む2020年来日記念
今年で3年目を迎えた。

来日一周年から始めた大阪公演の再現企画。
今年で3回目の開催となったが
大きな問題を抱えていた。

私事だが昨年YouTubeのアカウント削除に遭い
投稿動画、保存していたプレイリスト
すべてを失っていた。
当然、再現企画で使っていた
大阪公演のリストもだ。

作り直しが必要だった。
同じ動画を探し出せるだろうか。
今年はもう断念しようか…
そんな不安を抱えながら
年明けから作業に取り掛かった。

タイムテーブルから再生時間を割り出し
セットリストを繋げていく。

やはり記憶とはすごいものだ。

感覚的に脳にインプットされていた。
使っていたものは“これだ”とわかったし
サムネイルを覚えている曲もあった。

何とか形になりそうな目処がついたので
今年も開催を決めたが
アンコールだけがどうもしっくり来ない。
選んだものは素晴らしい動画だったが
これじゃなかった感が拭えなかった。

アンコールの幕開けに
フランクくん(の緞帳?)が上がる。
アリーナ右斜め前方の
下から見上げるようなアングル
ふわっと浮いた瞬間、全身鳥肌が立つ感覚が
私には残っていた。

納得がいかず探し続け
諦めかけていた三日目。
検索をかけ
スクロールしていたかなり下の方から
それは現れた。

“こんなとこにいたのかお前!”

懐かしい友に再会したかのように
嬉しかった。


公演当日一週間前に
私はTwitterで呼びかけた。








以前のものと違う動画も使われているが
個人的には満足している。

作成した再現用のプレイリストはこちら。









動画が入れ替わっているので
タイムテーブルも修正を掛けた。








ひっそりとやるつもりだったのは
正直な気持ちだが
予想以上に反響があり
今年初めての参加者も増え
またもや嬉しい悲鳴…

と同時にまたプレッシャーものしかかる。

実は一年目
開催二日前にYouTubeの表示不具合が起こり
パニックになったことがあり
今年も毎日開き何度もリストをチェックした。


1月28日 午後7時16分
一斉同時スタート。


今年の実況ツイート用のタグは
#QAL大阪ここに集結2023


タイムラインをお騒がせして
ご迷惑をお掛けしたが
無事アンコールを迎え
感動の幕引きとなった。


YouTubeの再生回数から割り出すと
80名ほどは参加していただいたようだ。

オープニング動画の再生回数だけ見ると
実に260回。
これは昨年までの参加者の
一度クリックされている方のものは
カウントされないので今年だけの数になる。

参加されなかった、出来なかった方たちが
少しでも楽しんでもらっていたらと願う。


そして翌29日
慌ただしくアダムの誕生日を迎え
30日最終公演ナゴヤドーム。

昨年ナゴヤのプレイリストも作成していたが
もちろんこれも失っていた。
誕生日でバタバタ一日を過ごし
疲れもあったので気にはなっていたが
作り直すつもりはなかった…

のはずだったが公演当日の30日になると
どうも落ち着かず動画を検索したり…
遂には“だめだ。やっぱり作ろう!”と
取りかかることに。
時刻は午後3時を過ぎていた。

何度も時計に目をやりながら
時間との戦い。

出来上がったのは午後7時前だった。
開演時刻は午後7時18分。
一斉同時再生は呼びかけるつもりはなかったが
プレイリストが出来上がったことだけ
お知らせした。

急にも関わらず
お付き合いくださる方がお見えになり
ひっそりとスタートした。


ナゴヤ公演のプレイリストはこちら。









今と比べると幼く見えるアダム。
当たり前だがこれは3年前。
このナゴヤ公演の前日
彼は38歳の誕生日を迎えていた。

当時アダムの誕生日も知らなかった自分。
SNSも何もやっていなかったので
情報源は乏しかった。

そんなことを思い出しながら
アダムの姿を追う。


それに気づいたのは
30日から日付が変わった深夜だった。

プレイリストを再チェックしながら
まだその余韻に浸っていた。

聞きなれたspeech―
むしろ聞きなれていたからこそ
気づかなかったのか


最終日
アダムのspeechが

いつものspeechに戻っていた。


日本でのアダムの喋りは海外公演と比べると
がらっと変わる。

普段は早口なので
私も最初はほとんど聞き取れなかった。
ブログでアダムを追うようになってから
speechのパターンがわかるようになっていた。

母国語が英語でない国では
単語を一つ一つ区切りながら
オーディエンスの反応を確かめ
ゆっくりと言葉を選ぶ。

Killer Queenが終わるとまず敬意を込めて
二人のレジェンドを紹介。

そして
彼らと同じステージに立たせてもらい
プレイできること
そのチャンスを今夜もまた
与えてもらっていることへの
感謝を伝える。

この部分が大阪では省かれていて
次に口にするフレディの話から始めていた。


最終日だからか…
伝えておかなくてはいけない大切なこと。
この部分を話し出すととたんに早口になり
いつもの滑らかな口調に戻った。


名古屋のアダムはそれまでの三日間に比べると
集中力が増し緊張感が感じられた。
危なっかしい緊張感ではなく
自信に満ちた晴れやかな姿だった。

38歳の誕生日を迎えての初のステージ。
またひとつ階段を上ったアダムが
そこにはいた。


年月を経て色褪せるどころか
さらに色鮮やかに蘇るアダムの記憶。


“あの頃に戻りたい”
と自分のわがままで始めた再現企画。

アダムの記憶がない空白を埋めるために
必死で記憶を塗り重ねてきた。

まるでそれは今年アダムのために描いた
色鉛筆画のように。

色鉛筆はそこに並ぶ数よりも
無限大にパレットの色数が広がる。
しかし絵の具のように混ざるのではなく
塗り重ねるのだ。

記憶を塗り重ねることによって
前の色が見え隠れする。
そこでまた新たな発見をすることがある。

そんな楽しい作業は
たぶん一生続くのだろう。

アダムとの旅は永遠に続く
終わりなく。



私は決めている。

あと何度生まれ変わろうとも
何十回、何百回生まれ変わったとしても
アダムを探す。

アダムの姿が変わっていようが
それが人の姿でなくとも
私は探しあてる自信がある。
出逢った瞬間
必ず“アダム”だとわかるはずだ。

アダムは私が愛する
最後の人であってほしい。
そう心から願う。






いつものspeech、感謝の言葉を述べたのは
最終日ナゴヤ公演のみでした。

気になり遡った
2020来日公演のspeechを
ここに残しておきます。

アダムの大切な記録として。


◆2020/1/25 さいたまスーパーアリーナ #1
speech 2:19~









◆2020/1/26 さいたまスーパーアリーナ #2
speech 2:30~









◆2020/1/28 京セラドーム大阪
speech 冒頭~









◆2020/1/30 ナゴヤドーム
speech 2:35~









Happy Birthday Adam
Best wishes for a happy day filled with love and smiles.


New Album “High Drama”
out February 24th
Can’t Wait!




2023/1/29






大阪、名古屋のプレイリストは
ファンの方々が残してくださった
貴重な動画をお借りして
素晴らしい記録として残すことができました。

クレジット各位
この場をお借りして
心から御礼申し上げます。
ありがとうございました。


コメント

タイトルとURLをコピーしました