今日も輝けるひとつの海をのぞいてくださりありがとうございます。
フィンランド・ヘルシンキからバルト海を挟んで対岸に、次のツアー開催国のエストニアがあります。
公演地タリンまでの移動距離はわずか87km!
これはもちろん移動距離としては最短記録。
フェリーで約2時間かけてバルト海を渡ります。
飛行機もありますが、景色も楽しめ施設の整ったフェリーの旅は人気があるようです。
アダムはフェリーに乗ったのかしら?
この景色を見たのかな?
ソロツアーの時は乗ってるかもね
会場は海沿い。
海風が気持ちよさそう。
ツアー開始は雨に降られることが多かったのですが、北へ移動するにつれお天気もよくなってきましたね。(まあ、雨のお陰でそれはそれで素晴らしいステージが観られたので)
QALは22時スタート。
本日の日没は22時20分。
タリンは6月から9月まで一年で最も快適な季節を迎えます。
この日の最高気温は17℃、最低気温8℃。
こちらの22時前のスタート前の様子を見ると、みなさん上着を着ていらっしゃいます。(Twitterなどチェックしてみるとかなり寒かったようです。)
今日もWho Wants To Live Foreverはリストアウト。
フェスのための時間調整と思われる。
ロジャーのThese Are The Days of Our Lives がツアー初日から6日間続きましたが、今回ツアー初A Kind of Magicに入れ替えわってます。
以前は交互に入れ替わってましたが、今ツアーは定着してるなあとは思っていましたが。
ロジャーのことだから“今日は変えよっかなあ…”みたいな感じだったんでしょうか
それでは開演です
◆1.One Vision
オープニングからすばらしい映像が見つかりました。
複数のカメラワークを合わせて編集されているようです。
とにかく音がいい。
アダムやブライアン、ロジャーのここぞという表情を捉えつつ、オーディエンスの熱気や興奮度もリアルに伝えてくれています。
エンディング、Hammer To Fallへのシフト部分も違和感なくフェードアウト。
オープニングからこの集中力?と思うほどいつものアダムとはどこか違う気がした。
◆5.Another One Bites The Dust
アダムくんノリノリ~💃(←だから死語だって)
何気にいい!
なんだろ?
地味な臨場感…というべきか?
冒頭でアダムくんが駆け足で給水しにいくシーン。
こういうシーンが収められてるとほんと嬉しい。
何だかお得感満載
◆7.Play The Game
◆8.Killer Queen(2:23~)
アダムくん危ない!
と一瞬ひやっとする場面がありました。
Qステージから階段を降りてくる時に足を踏み外そうになりました。(1:00~)
ガクッて一瞬なったよね
何事もなかったかのようにさらっと交わしましたが、気をつけてよね
本日ツアー7日目のPlay The Game 。
声の透明感は抜群、実に堂々と余裕すら感じられる。
この安定感はどこから来るのだろう。
そしてこのシーン。
アダムくん!
あなた、今日はほんとに気分がいいのね
この高さのある花道の下から
えぐったアダム。
アダムはどこから見ても
美しい。
◆Talk
◆10.Don’t Stop Me Now(1:45~)
先ほどの動画、Killer Queenのトーク場面が始まったところで切れてましたが、こちらきれいに繋がりました。
ドンストでステージに戻る時におどけるアダムくん
そしてこれも珍しいこと!
ドラムセットの前に置いてあったタンバリンを手に取り、ひと振り
ご機嫌アダム→少々暴走気味
行け行け!
この流れで前半は突っ走れ
◆10.Somebody To Love
暴走アダム、と思っていたが─
今日のアダム…
ひとひねり、何かが違う。
この妙なテンションは
いったいどこから来ているんだ。
私はそれが何なのか
気になってしかたなかった。
何度かリピートを繰り返しているとき…
ふと、ある言葉に引っ掛かった。
エンディングの“love”にダメ出しをしたアダム。
“そんなもんじゃないだろ?タリン!”
この“タリン”の言い方だ、
違うのは!
アダムはこのツアーの1ヶ月ほど前に、ソロツアーでこのタリンを訪れていた。
ここはアダムにとってアウェイではなく“ホーム”なのだ。
“タリン”と呼び掛けたその声は
まるで愛しい恋人を呼ぶような声だった。
そう思い直してリピートしていくと、どんどん見えてきた。
ここにいる“クイーンファン”の中に、ソロライブ会場にいた“アダムファン”がかなり潜んでいた。
それをアダムは感じとっていたのだ、
オープニングから。
妙な違和感のわけはここにあった。
クイーンのステージでは見せない、でもそれも偽りのないアダムの素顔だった。
こんな顔もするのね、あなたは。
もう一本の動画をご紹介させてください。
私の知らなかったアダムの、表情をどうしても見たかったので…探しました。
私の欲望を満たしてくれる唯一の動画が見つかったのですが、残念なことに音割れがあり…。
しかしその重要なエンディングのシーンは文句なしの映像なのでここに残しておきます。(3:40~)
◆12.A Kind of Magic
なになに
ここにも何やらオチャメな方がおひとり!
ブライアンのギターを運ぶロジャじい発見
ブリも深々と頭を下げて…
クイーン小劇場シルバー(?)編
今ツアー初登場のロジャーの日替わりナンバー。
後半の長いギターソロの時、ロジャーがレスぺに顔を近づけて楽しそうに体を揺らしてました。
この光景…アダムもよくやってますよね。
ふと、、、、
これは2020年の話ですが、ライブ盤発売の前夜祭の生配信インタビューで“アダムに歌ってほしい曲”という質問に、ロジャーがこの曲をあげていたことを思い出しました。
もしアダムが歌ったなら、やはりロジャーがやったようにレスペに頭をかしげるんだろうな。
その時レスペはどんな音を出すんだろう?
いつか…聴いてみたい。
◆14.Under Pressure
◆15.Crazy Little Thing Called Love
日はすっかり落ち、灰色の空に幻想的な月が顔をのぞかせていた。
Under Pressureのアダム…
登場シーンからやはり違う。
私の感じた“違和感”が合っているなら、つじつまは合う。
ご機嫌のキラキラしたアダムがそこにいた。
こちらの2本の動画、ちょうど同じようなアングルで撮られていて、ほとんど違和感なく繋がってくれました。
いつもと少しトーンの違う、黄色い声援…
よくよく考えてみるとソロライブを観てその1ヶ月後に今度はクイーンのステージで会えるなんて…そりゃテンション上がりますね
◆Under Pressure
◆Crazy Little Thing Called Love
◆17.I Want It All
アダムのテンションは相変わらず。
このままギターソロを迎え、本編ラストへ突入か…この曲は今回は外そうか…
と思ったその時!
またまたトラブル発生
そう、この曲のトラブルと言えばアレしかありません!
この曲の目玉、あの蒸気ジェット噴射(コレの正しい呼び名が未だにわからん…)がまたまた不発に!
と思った瞬間、我らがアダムくんのとった華麗なるパフォーマンスをご覧くだしゃい
(アダムとクルーの信頼関係があったからこそ、生まれたパフォーマンスでしょう!)
(結末→3秒後に遅延噴射いたしました!)
噴射予定カウント5:04
実際の噴射カウント5:07
(この後のアダムくんがまたかわいくってさ〜)
◆20.Bohemian Rhapsody
この曲もなんだかんだと言ってるうちに、着実にその道を辿っていた。
最初は曲に呑み込まれまいと必死のアダムだったけれど、今はこんなに堂々としている。
試行錯誤の繰り返しだっだろうけど。
アンコール
◆22.We Will Rock You
◆23.We Are The Champions(3:11〜)
◆24.God Save The Queen(7:27〜)
ステージの天井を仰ぎ見るようなアングル
高さを感じられ迫力のある映像だ。
そしてWe Are The Championsが始まった直後、その仰ぎ見た天井に目が止まった。
そこにはあのミラーボールが降りてきていた。
はて?この曲でミラーボール…あったっけ?
と戸惑っているうちに辺りはWho Wants To Live Foreverの世界が広がっていった。
慌てて前回のヘルシンキ、それ以前の公演を確かめてみたがやはりミラーボールはない。
このタリンが初めてだった。
リブフォーエバーがリストから外されたことが関係あるのだろうか。
私はふと、アダムの仕業のような気がした。
1コーラス終わる頃、アダムは両方の手でイヤモニを外し花道へ進んだ。
白夜の空は深い暗闇と化していた。
片方のイヤモニを外すことは多々あるが、両方を同時に外すという行為は…あまり見た記憶がなかった。
アダムの身に何かが起こっている。
私は身震いがしてぞくぞくと寒気が走った。
今日のアダムの声は自信に満ち溢れ、全くブレが感じられなかった。
実に堂々と歌いきり、最後を彩る黄金色の紙吹雪が舞う中…ブライアンの肩を抱いた。
“アダムは今日も幸せなのだ…”
久しぶりに、私は泣き崩れてしまった。
クイーンを象徴するこの曲が
ようやくアダムの元へ辿り着いた気がした。
カーテンコール─
今日も並んで歩くだろう、間違いなく。
ブライアンとロジャーに
誘われるまま花道を進んだ。
そしてアダムは…
なんと真ん中を歩いていた。
それは何の違和感もなく
昨日までもそうであったかのように。
Somebody To Loveで気づいたアダムの別の顔。
アダムの北欧での人気がここまで高いということを
私は知らなかった。
そして、ソロで見せるその素顔も。
何にも支配されない100%の自分。
何にも邪魔されない自由奔放な自分。
紛れもない
アダムの色で輝くステージが
あなたにはあったのね。
でもクイーンのステージで
輝くアダムも
偽りのない真の姿。
ふたつの“唯一無二”
を持つあなた。
それをプレッシャーと感じるか
それとも誇りと感じることができるか…。
四年後のあなたはどう感じているのかしら。
フレディ・マーキュリーの見た景色を
見ることができるのは
彼以外に
この世でただひとり。
そんな
アダム・ランバートであってほしい。
今日も最後までおつき合いくださりありがとうございます。
いろんな意味で戸惑いました。
何かが違うアダムを感じてはいましたが、それが何なのかわからず前に進めませんでした。
もうひとりのアダムが顔をのぞかせていたこともこれまであったのか。
それともタリンという場所がそうさせたのか。
今日のエンディングのアダムはほんとうに穏やかで満たされた顔をしていました。
北欧の旅はもう少し続きます。
ツアーはちょうど折り返し地点、次はスウェーデンへと向かいます。
いろんな顔を見せるアダムにもうしばらくお付き合いください
(画像・映像すべてお借りしました)
コメント
こんにちは~
初めまして。
クィーン はラスベガスで
2回観ました。
前回はPark Hotelと言う
カジノの中の3000人位収容の
小さなシアターでした。
映画でクイーン流行る前の前年だったので、こんな小さな処でやってたんですね。
もっと前で観ればよかったと後悔してます。ケチって1番上で99ドルの席だったので!
>ソルト店長さん
こんばんは!
初めまして。
お越しくださりコメントもいただきありがとうございます(_ _)
Park Hotelは2018年のラスベガス定期10公演の時ですね!
ちょうど3日目にフレディの誕生日に当たった公演でした。
99ドル…クイーンにしてはとてもお値打ち価格(笑)
2回のうちのもう1回は2014か17のどちらかなのですね!
あー、お羨ましい…。
私は海外は一度も行ったことがないので…。
本が好きで興味深いお話がたくさんあり、突然でしたが思わずフォローさせていただきました。
またお邪魔させていただきます。
>ソルト店長さん
またまた、こんにちは!
そうなんです、フレディの
バースデイの日に行きました。
もう一回は17年です~。
クイーン実は19年にも
ラスベガス来てるんです。
それはマイクロソフトの
コンベンションの
パーティーで歌ったんです。
社員さん用だから一般の人は
入れないんですが!
>ソルト店長さん
フランク君の上のアダム可愛いかったです。
それと特筆すべきは、ブライアンの
お衣装の袖が着物みたいに長くて
ギター弾き辛かったようで、
猿も木から落ちるで、
博士、ギターとちってしまいました。
ボヘミアンで変な音出してます。
マイクロソフトの件はわたしも
知らなかったのですが、
日本の友人からロジャー の
Instagramにラスベガスの
夜景の写真が上がってるが、
コンサートあるの?
と聞かれ、え!
私がコンサート知らないはずは
ないんだが???
知人に聞いた所、昨日
コンベンションがあって、
バッジ持ってた!あなたが
ファンだって知ってたら
あげたのに~と言われて
残念無念~
ファンである事を宣伝していなかった
わたしがお馬鹿~