今日も輝けるひとつの海をのぞいてくださりありがとうございます。
珍事件騒動のあったチェコ・プラハを後にしたクイーン御一行さま。次の目的地スイス・チューリッヒへ向かいます。移動距離684km。
ブルー→開催予定
チューリッヒは金融・銀行の世界的中心地で、ヨーロッパでは最も裕福な都市、世界で最も住みやすい街として高い評価があります。
アルプス山脈の麓、長さ40kmもあるチューリッヒ湖の北端に位置し、森林に覆われた丘陵地に周囲を囲まれている。主な言語はドイツ語。
今回の会場は『Hallenstadion』(ハレンシュタディオン)
1939年開場された歴史ある屋内競技場。収容人数15000人。
今回は2/15ヘアニング公演と同じ【セットリスト(37)】
今ツアー唯一の同セットリストとなります。
私がブログを始めてすぐの記事になりますが【映像百選】バックステージ編の中でステージVIP席からのレア映像をご紹介したことがあります。それが今回のチューリッヒ公演でした。
その記事内では“One Vision”“Fat Bottomed Girls”“Somebody To Love”“Radio Ga Ga”の4曲をご紹介しましたが、他にも探すことが出来たので、それらも交えながら今回のレポートを進めたいと思います。
こちらの動画はどれも稀少な映像ばかり。しっかりと記録に残したいと思います。
それでは開演いたします
オープニング
◆1.One Vision
今日のアダムはやけに落ち着いてます。これはいい感じにギアを上げていく予感。
この曲のエンディングのとこ、ツアー初日から毎回レッドスペシャルに翻弄され、床の上で仰け反っていたアダムでしたが、今日は初めて違う動きを見せました。ツアー終盤にきて変化が出てきたようです。
ふと初日ニューカッスルのアダムに会いたくなり、オープニング動画を引っ張り出してきました。(2015/6/13 Newcastle Opening)
この間にあった数々の出来事、ときの流れをしみじみ感じてしまいます。
この曲もすっかり板についてきたなあ、となんだか今日は遠い目になっちゃいました
アダムの成長がほんとに嬉しい(オープニングから泣くなー!)
オープニングだけ、重複しますが以前にご紹介したこのVIP席からの映像も載せておきます。
目の前で幕が吸い込まれていくさまは圧巻
何度見ても鳥肌もんです!
◆5.In The Lap of The Gods…Revisited
◆6.Seven Seas of Rhye(2’42″~)
◆7.Killer Queen(3’55″~)
こちらメドレーをきれいに収めてくれています。ステージと花道を臨む絶妙な位置からの撮影です。
“In The Lap of ~”下降してきたQ枠にアダムが重なる緊張感みなぎるラスト。
そして“Seven Seas of Rhye”へ緩やかにシフトし、アダムは右の展望階段、ブライアンが左へそれぞれ位置し、その二人の間をQ枠が緩やかに上昇していきます。クイーンの舞台演出の質の高さを実感するシーンです。
そして次に、花道の先に設置された“Killer Queen”アダムお気に入りのカウチへ向かいます。
これ、ずーっと感じていたことなんですが、このカウチの上で仰け反ったり、体を曲げたりそんな無理な体勢でも、いつもと全く違和感なく安定した発声で歌えるアダムって、さすがミュージカル出身なんだな、と。こういう場面でそれがしっかり活かされてますよね。
アダムの肺活量ってきっとすごいんだろうなあ
◆8.I Want To Break Free
今日のアダムはどうしたんでしょう。ほんと落ち着いてる…と思っていたらまたこのシーンか飛び出しました。
こちらの撮影者さまもサムネイルに使ってみえますね
アダムの“ズボンを上げる”しぐさ
今ツアーの2月4日ベルリン公演でも“このしぐさ”レポートしましたが、やはり同じこの曲のオープニングで見られたシーン。今回はロジャーの前で踊ってみせる場面で飛び出しました(1’55″~)
ロジャーを笑わせようと思って、自分も思わず吹き出してます。
このシーンちょこちょこ見かけるのですが、リアルに下がってくるんでしょうね、きっと笑
袖は下がってくるわ、ズボンは下がってくるわで、ほんと忙しいわね、この子は
◆9.Somebody To Love
今日のこの曲のアダム、落ち着いてますがキレは一段と冴えてます。
終盤の締めのシーン、アダムをいつも注意深く観察しているブライアンですが、今日のブライアンの様子もずっと観察しているとおもしろい。
オーディエンスといっしょにアダムの行く末を楽しんでいるのが伝わってきます。
前回の波乱のプラハ公演が嘘のように今日はエンディング、鮮やかに決まりました
きれいにターンを決め、イヤモニもちゃんと探し当てて右耳に装着、お袖もぴったりとはまったまま、最後の決めポーズまで完璧
アダムのどや顔が浮かんできます
◆Selfie Stick
今日も“New Toy”📷の説明に余念がないブリ博士
まー、力入ってますね
チューリッヒのみなさま~
圧巻のショットでバッチリ撮れておりますわよぉ~
◆11.’39
こちらVIP席からの映像をお借りしました。
後方からのこの景色…逆光に浮かぶメンバーの後ろ姿。
コーラスのときにふたり寄り添うロジャーとルーファスの姿に、なんだかこのクイーンの世代を超えた歴史のようなものを感じました。
と同時にあれから長い時間が流れてしまったんだなあと、この曲は特に強く感じてしまいますね。
久しぶりに4人並んだ姿を思い出してしまいました。
まず見ることのできないこの後方からの景色、ご覧いただけたらと思います。
しばらく続けてこちらの撮影者さまのものをお借りしたいと思います。
◆17.Save Me
◆18.Who Wants To Live Forever
この2曲を繋げ、さらにこのアングルからの撮影…初めて見る光景にドキドキします。
真横から捉えた展望階段にスタンバイしたアダムの姿。
その手前をブライアンが静かに横切り、椅子に腰掛けこちらもスタンバイ。暗転した中でじっと耳をすませます。ブライアンにとっても変化してきたこの曲、今はアダムの声だけに耳を傾けているのでしょう。
曲が終わってブライアンにひと言ふた言話しかけ、肩に一瞬手を置きました。この曲でこんな光景も初めて目にするので少し驚きましたが。ふたりの関係性も少しずつ変化してきているのですね。
水分を摂るためキーボードの方へ。VIP席の方に近づいてきました。こんな近くで見れるんですねー。どんな匂いがするんでしょう…クンクン
そんなこと思ってるうちに、素早く“Who Wants To Live Forever”に切り替わりました。こんなわずかな時間の中でアダムは気持ちを切り替えているのですね。
アダムの頭上をあの光の線が幾重にも伸びていきます。
花道を進み、ミラーボールの光の中へ。オープニングから今日はアダムの安定感をやけに感じます。ここでも。
前回のプラハで何か変化があったのかなあ、とも感じとれました。
続けてブライアンのギターソロからなだれ込むお決まりのこの曲、“Vocal Solo”まで繋げてくれたこちらの映像をご紹介します。
◆20.Tie Your Mother Down
◆21.Vocal Solo(5’52″~)
この目線だとアダムがフェアクローにもコンタクトを取っているのがわかりますね。
今日のアダムくん、ほんと落ち着いてます。どうしちゃったんでしょうすごーく大人に見えます。(33歳はりっぱな大人だけどね!)
“Vocal Solo”に入る前にVIP席にも笑顔を投げかけ、その横の階段をかけ上がっていきます。この真下からアングル、絶景です
アダムが花道へ進んで行ったとき、“うん?”て思ったんですが、オーディエンスはほとんど前を向いてますよね。スクリーンを見ているのか、はたまたブライアンを見ているのか…。
私ならここぞとはかりにアダムのかわゆいお尻を観察しちゃいますけど
アダムは前面はもちろん絶景✨なんですが、後ろもたまらん二の腕、お尻、太もも…そして首の上の刈り上げたとこの、ちょっとぷにぷにしたとこ…あー、また話し出したらキリがないのでまたの機会に…。(えっ?またがあるの!?)
今日の“Call&Response”もご満悦のようですね
なぜか本日は余裕のよっちゃん!(←久方ぶりに使った死語!)アダムでしたぁ~
◆24.Crazy Little Thing Called Love
このアングルならコノ曲のアノ場面🎹をチェックせねば!
目の前にアダムのお尻がおさまる絶景✨が見えるはず
今日はひたすらお尻を追っかけ回しますよ~
おっと、その前にこの場面もあったのを忘れていた。
VIP席の女性の方の手を持ってクルクルと回す場面…超至近距離❗耐えられませんありゃ?今日はクルクルしないようですね。
あー!私も一度でいいからクルクルしてほしいわん
そして絶景ポイント本日は4(?)手連弾
バッチリ収まりました!
◆25.Bohemian Rhapsody
せっかくなのでこのアングルでこの曲もご紹介しましょう。
こうやって改めて聴いてみると曲によってアダムの成長の様子、度合いが違うんだなあというのを感じます。
この曲のターニングポイントはまだ少し先です。
もう少し見守りましょう。
下から見上げるQステージ、見納めですね。
最後、アダムの顔を必死で収めてようとエドニーのキーボードの陰からカメラを調整してくれてます。
今回はこちらの撮影者Beat Hochheuser様に6本8曲の動画をお借りしました。
貴重な記録に感謝いたします。
今日もアンコールを迎える時間となってしまいました。
残念ながらエンディング“God Save The Queen”は無しとなります。
アンコール
◆26.We Will Rock You
◆27.We Are The Champions
今日のアダムはなんだか大人だったなあ…う~ん
と思いながら迎えたアンコール。
と、いつものアダムの入場を目で追っていた私…
うんっ?
おょょ!?
ちょい待ちぃ〰️!!
止まらんのかぃ〰️
いつもなら花道手前で一度立ち止まって、遠くを見据えてターン→ステージへ、なんですが今日のアダムくん、なんと立ち止まらず、すーっとターンして何食わぬ顔でステージ中央まで行ってしまいました💦
どしたん?
止まらんかったん初めてやないの!?
まさか忘れたわけでもあるまい…💧
今日も淡々と落ち着き払ってるなあと思ってたら、またこんな突拍子もないことをするぅ!
きっと明日からまた元に戻るんちゃうの?(知らんけど。)
“We Will Rock You”
“We Are The Champions”
今日は終始大人な対応のアダムくんでした。
あの波乱の展開となったプラハとは別人のように淡々とステージをこなす…。
ほんとアダムって人は私たちを飽きさせない人だ。
いろんな顔を見せるアダムだが、いつの時も言えることは、その日その瞬間が充実していること。それは、アダム自身にとっても、クイーンにとっても、そしてファンにとっても。
かけがえのない時間で、充ち充たされているのだ。
あの復帰したミラノ公演からいわゆる“一期一会”の精神が根づいてるなあと感じる。
自分が
“継承するもの”
それがはっきりと見えてきたから、なのか。
道のりは続く。
この無数の手を守るためにアダムはステージに立ち続けるだけ。
今日も最後までお付き合いくださりありがとうございます。
5月に【映像百選】でご紹介した時は“まだまだ先”だと思っていたチューリッヒ公演がもう来てしまいました。今回、本当に貴重な記録となり投稿者さまには感謝しています。
このあと、アダムたちはポーランドへ向かいます。2012年のQALとしての初のツアーで訪れて以来の二度目の訪問となります。
3年ぶりの成長したアダムのお披露目となりますか─
ポーランドのファンの方々もきっと再会を心待ちにしてくれてるはず。
アダムくん、楽しみね!
そしてそれが終わるといよいよロンドンへ舞い戻り、千秋楽を目指します。
あっという間なんだろうなあ。
正直、寂しいツアーの終わりはいつも寂しい。
ひとつひとつの瞬間を、アダムが精いっぱい大切に務め上げるステージを、私もしっかりと見届けていきたいた思います。
最後までお付き合いいただければ嬉しいです。
(画像、映像すべてお借りしました)
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