いよいよ本格的なワールドツアー始動!
じいさまたちと新米アダムくんの
長い長い旅が始まります。
あんなこと、こんなこと…
いろんなことが待ってますよぉ
スタート地点
2014年6月19日 イリノイ州シカゴ
セットリスト ど~ん❗
このセットリストに連なった面々、実はある再現を狙ったものなんです。
このツアーと時を同じく発売されたクイーンの未発表だった初のライブアルバム「ライブ・アット・ザ・レインボー’74」
かつて1974年3月31日にロンドンのレインボー・シアターで行われた2ndアルバム「QueenⅡ」のツアー
そして同年11月20日に同会場で行われた3rdアルバム「Sheer Heart Attack」に伴ったツアーから録音された音源。
それらが40年の時を経てアーカイブから浮上し発売されました。
上記のセットリストの初インマークの上位赤丸が付いているこの5曲がそのライブ・アルバムに収録されています。
1. Procession
2. Now I’m Here
3. Stone Cold Crazy
6. In The Lap of The Gods…Revisited
8. Killer Queen
さあ!開演です
オープニング「Procession」
クイーンの2枚目のアルバム“QueenⅡ”に収録されている曲。
テープで冒頭が流れるとクイーンファンで溢れる場内騒然。
騒然というより野獣のようなうめき声があちこちから湧いてくる
そして続く再現曲「Now I’m Here」の聞き慣れたフレーズ、レッドスペシャルのイントロが小刻みに鳴り響きステージは本編に突入した。
アダムの“I’m just a!”で幕の中央にアダムの影が大きく映し出される。
一瞬の間に幕が天井へ吸い上げられステージの全貌があらわになった。
会場のボルテージは一気に上昇。
ツアーの幕開け、そしてレインボーの再現、ステージ全体から緊張が伝わってくる。
軽快に慎重にパフォーマンスを披露するアダムだが、サングラスの下はどんな表情をしているのか…
1コーラスが終わり、2コーラス目に入ろうとした
そのとき・・・
ア、アクシデントが……
えっ、もうここで!?
アクシデント早くね!?
まだ1曲目始まって3分なんですけど…
何と、ここで
マイク音が途切れたのだ❗❗
アダムは口パクになり、バックはインストゥルメンタル演奏と化した…
しかし、、、
コイツはただ者じゃあなかった…
まずは一部始終をご覧下さい。
アクシデントは3分少し前から。
後からおさらいするからしっかり見て下さい!
いいですか、瞬き禁止ですよ!!
“Queen + Adam Lambert – Procession & Now Im Here – Chicago 06-19-2014”
さて、みなさん!
気づかれましたか?
1コーラス終わった、
その時のアダムくんの
手元 わかりましたか?
見逃したそこのあなたっ
もう一度、
2分59秒に合わせてご覧ください!
彼が指を1本立ててるのがわかりましたか
実は1コーラス目の最後の1フレーズ
「Yes, you made me live again」
わざと歌ってないんですよ。
それよりも前に、すでに彼はマイクの異常に気づいていたんです!
マイクチェンジが必要だと判断し、
わざと歌わず(ここ重要)すかさず
“マイクをもう1本よこせ”
と指示を出したわけです。
それもさ、ぱっと見わかりませんもの。
私、最初指立てたの見て“なんかブライアンにふざけてんのかなあ?”くらいにしか思いませんでしたから。
だから、だからそうなんです!(何がや!?)
いきなり指1本立てても普通、誰も気づきませんよね。
だからわざと歌わず異変を気づかせてから、
素早くマイクを要求したんです。
だからその後は口パクだったんでしょうね。
なんとまあ…
なんて子なんでしょう…
この子はまったくもう
その後も冷静に他のスタンドマイクを使い
間奏に入るとステージ右端に移動し、
しなやかにマイクを投げ込む…
てか、なんで、なんであんなに
かっこよく投げれるんですかぁぁぁ
どこまでも彼はかっこいいのです…
初のクイーンとのワールドツアー
それもよりによってレインボーの再現、
初日のよりによってオープニングに
そしてよりによって(くどいぞ!)
音切れアクシデントに
こんな神対応できますか…
普通は、いや普通じゃなくてもまず出来ません。
できるとしたらもう一人いるとしたら、
フレディでしょ…
フレディなら出来ますとも。
もっと神がかってるかも…(あっ、神でした…)
こういう時、アダムくんは決して誰も責めません。
いえ、アダムは、ではなくクイーンファミリーの誰もは決して相手を責めることはありません。
チームワークの良さは世界一ですから
ぜーぜー
まだオープニングの途中かよ。先が長すぎる…
初リストインの話あと4曲もあるし、「’39」が賑やかになった話や「Killer Queen」のアダムくんの自慢のカウチやシャンパンボトルの話や、彼が衣装替えに忙しかった話や…
あのー、このまま書き続けたらエンドレスなので、初リストインの話は別ページの『初リストイン集【2014北米ツアー】』でご覧下さい…てそっちもじゃあ、もうちと肉付けせんとあかんがな。
↓取りあえず貼って…
肉付け、すぐにしますんで…
(肉付け完了してます。)
で、最後に一つこれだけは書かせて下さい (書くんかい!)
とっても重要ポイント、ここもテストに出ますから~(カルトクイーンあったら絶対出ます!さっきのも。)
ブライアンのアコギの時間に演奏してくれる私の大、大、大好きな曲「’39」。
前回の2012年ツアーでは後半ロンドン3公演はロジャーが一緒に並んでくれました。
その時にも書きましたが、この曲はフレディとジョンがいた頃は4人で並んでやってたんですよね
だからこの曲はひとりで歌うのは寂しいなと思ってたら、今回はロジャーに加え、愛息子のルーファスくんがタンバリン、スパイク・エドニーはキーボード、そしてニール・フェアクローはサイレントベースで参戦。
始まる前も始まってからも、このぐだぐた感がまたアットホームでいい。
とっても賑やかな「’39」となりました、とさ。
すごく楽しかったのとブライアンがひとりじゃないのが嬉しかった(泣)
演奏始まる前からブライアンの声が弾んでるのがわかるもの。
ブリじいはすぐ泣くし、わかりやすいんだよねぇ
“Queen+Adam Lambert – ’39 – Chicago United Center 06/19/14”
どうでもいいけど、(いや良かないけど)
エドニーのキーボード、結構でかいのに肩紐もなしに、あらよって横にしてそのまま抱えて弾いてる…
やっぱ縁の下の力持ちは違うわ
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