今日も輝けるひとつの海をのぞいてくださりありがとうございます。
南米ツアー全6公演、9月16日にスタートしてあっという間に最終日を迎えることとなりました。
ブラジル→アルゼンチンへと渡り、最終地に選ばれたのはチリ・サンティアゴ。
コルドバからの移動距離1008km!
サンティアゴ(Santiago de Chile)はチリの首都。
雪に覆われたアンデス山脈とチリ海岸山脈に囲まれた盆地にあります。
南アメリカ有数の大都市であり、植民地時代の歴史的建造物も多く残されている。
メトロポリタン大聖堂は代表的な建物のひとつ。
今回の会場『Pista Atlética Estadio Nacional』
1990年創設の国際競技場。
という以外の情報は見つけることが出来ませんでした。
ライブ会場としても使われているようです。
この広さなら4万人くらいは…しっかり入りそうですね。
屋外なのでまた楽しみですね~
では最終日セットリストの発表です
◆2015/9/30 Santiago-Pista-Atlética Estadio
ロジャーの日替わりメニューが“A Kind of Magic”に変更になった以外は変わりありません。
(Vocal Soloの動画が見つからず、セットリストに記載はなかったのですが、
たぶんやっていると思います。アダムのことだから!
また動画を見つけたら修正していきたいと思います。)
追記
Vocal Solo確認しましたので20曲目に追加しました。
フルセットプレイリストも完成、末尾にリンク貼ってあります。
では最終公演開演いたします
オープニング
◆1.One Vision
◆2.Another One Bites The Dust
相も変わらず…ですね
まあ想定内の騒々しさです…。
もうだいぶ慣れてきましたよ
しかし今日のアダムくん、
ちょっと様子が違いますねぇ、ふふっ。
アダムは2014ツアー後半くらいから、ステージ運びがぐっと上手くなりました。
スタートは程よく押さえぎみ、徐々にギアを上げ序盤から中盤、終盤へとステージを作っていく。
でも今日はちょっと様子が違います。
いきなりのパワー全開、オープニング1曲目にして出しきり感が半端ない。
特にロジャーを見てそう感じました。
アダムのテンションに感化されるかのようにロジャーのドラミングも力強くなっていく。
初日から異様な勢いのあった南米ツアー
その最終日。
普通では終わらない…
そんな匂いがぷんぷんする、オープニングだ。
◆3.Fat Bottomed Girls
やはりここでもテンションマックスのままですね~
歌もパフォーマンスもグイグイと攻めまくってます!
アダムの体がキレッキレッだわ
歓声というより悲鳴が…💦
そりゃ目の前であんな腰をグイグイされたら卒倒しますよ
アダム退場後もブライアンがその場を引き継ぎ、煽りまくります🎸
ロジャーが小型カメラに映し出された時の歓声もすごい
このお二人のレジェンドの人気はやはり不動ですね。
◆4.In The Lap of The Gods…Revisited
ここでいきなりの
大事件勃発
(スミマセン💦…若干ワタクシ目線です…)
アダムくんの衣装が…
金ピロ
復活しました!
うん?
ちょい待ちぃ!
ピロがない!!!
ぐはっ
復活したも…
喜びも束の間…
ピロはどした
アダムくん!!
なぜに、今日それを着ようと?
なぜに、ピロがない?
おせーて!!
◆6.Killer Queen
◆7.Crazy Little Thing Called Love
今日はカウチから立たないのね。
(コルドバ限定だったか~)
寝そべったまま。
MCでのオーディエンスの攻めにも落ち着きはらってるアダムくん
さすがに南米の強豪オーディエンス相手に今日で6回目だからね。
“フレディ!フレディ!!”
の掛け声にも動じず、(ハイハイ!と)余裕でかわし
“クレイジー”へ突入!
そのブライアンの最初のひと振りがいつ来るのか、
それを今か今かと待ち続けるその時間が楽しいのです
改めて言わせてください!
ココはやっぱり
クレイジーで正解ね
◆8.Somebody To Love
いつもの“Who is in love?”のMCは入ってないけれど
アダムの最後の表情を鮮明に残してくれた
この映像を選びました。
南米ツアー最終日であり、
この…この衣装…金ピロの…うぐっ
この金色のピロピロ(今日はないけど)の
向こうにたくさんのアダムがいた。
その幾重もの細いヒモの隙間から
アダムの表情を覗いては一喜一憂してきた。
アダムがクルクル回ったり、カウチに寝そべったり
酷使されながらもよく今日まで耐えてくれました
ありがとう
そして今日は
きれいに“love~!”
いただきました。
「Grand Final」にふさわしい
2015ツアーの最終ラウンド
そしてこの愛しき衣装の見納めの日
今宵もこの曲が華を添えてくれました。
◆9.Love of My Life
◆Selfie Stick
◆10. ’39
こうなることはわかってました。
また始まりましたよ。
オ~レ~オレオレオレ~
ブライア〜ン!
ブライア〜ン!!
ここサンティアゴ、
アルゼンチンに負けじと劣らずさらに騒がしい。
だが、ここからが思わぬ展開となった。
ブライアンがそのイントロをつま弾き、
とその時だった。
興奮が収まらないオーディエンスに向かって、
口に指を当てて
“静かに…”と促した。
そのとたん、騒がしかった場内が一瞬にして静まり返った。
ブライアンは再び静かにそのイントロを弾き出した。
そして深い夜空に吸い込まれていく
Love of My Lifeの大合唱。
まるで子どものようだった。
お母さんのことが大好きで大好きで騒ぎたてる子どもを
やさしくなだめるような…
ブライアンは母親のようにやさしかった。
ブライアンはこんなに歳をとってしまったけれど
オーディエンスも同じように歳を重ねてきたけれど
こうやって同じ空間で、
何度も口ずさんできた曲を一緒に歌えば
一瞬にしてあの頃に戻れるのだ。
’39─
そこにフレディがいたように
四人が並んでいたあの頃に戻れるのだ。
◆14.Under Pressure
◆15.I Want To Break Free
なぜにアダムはこうも人の心をかき乱すのだ!
ブラジル国旗をまとったと思ったら今度はポンチョかい
かわいーやないかい!!
何でも似合ってしまうアダムはほんとにいけない子だわね
そしてUnder Pressureか終わってメインステージへ。
ロジャーの後を
袖を広げてちょこちょこと歩いていくアダム。
ブレイクフリーのイントロとともに
その曲を彩る紫の光が煌々と射し込む。
その眩い光の中をポンチョの袖を広げ、
アダムはクルクルと回った。
まるで子どものように。
◆16.Ghost Town
南米ツアー初日に初披露となったアダムのオリジナル曲、この日が最後となった。
最初は手探り状態だったがプレイする毎に生き生きと、アダムの可能性を引き出してくれた。
アダム自身の音楽人生にとって大きなチャレンジ、そして貴重な経験になったのだろう。
◆17Who Wants To Live Forever
この曲も南米ツアーのこの6公演ですっかり落ち着いた。
地に根を張ってきた…という表現が適当かな。
私も肩の力が入らず聴けている自分に安堵している。
今日は屋外だ。
この曲は屋外が似合う。
風と湿った空気と頭上に拡がる天然のプラネタリウム。
アダムの気持ちを高めてくれる最高の演出だ。
◆19.Tie Your Mother Down
ギターソロからなだれ込むこの瞬間がたまりません
この花道至近距離の下から見上げる圧巻のライティング
終盤に差しかかりオーディエンスの興奮はとどまるところを知らず。
アダムく~ん
どこにいるのー
見えないよぉ
あらっ?
いつもの赤パン、雨上がりの小学生ですが
ノースリベストじゃなくて
長袖革ジャン?
もしかして、寒いの
9月なのに?
・・・
ワタクシ、不覚でした…
慌ててサンティアゴの気温をチェック。
およよ~
チリは南半球なのかぁ!!
知らんかった!
9月は日本でいうと冬の終わり、最低平均気温5度
ごめんよぉ、アダムくん
ちゃんと調べてなかったよぉ。
寒かったのね!!
でもレジェンドは半袖ね…
ご高齢者さま、大丈夫
そんなこんなで空気はひんやりですが、最終公演も終盤に突入
会場のボルテージはますますヒートアップ
◆20.Don’t Stop Me Now
◆21.Radio Ga Ga
この2曲を繋げてくれた貴重な映像です
ドンスト、今日もためましたねー
自分でためといて笑ってるアダムくんがかわいい
この位置で撮影されてるということは、ガガの時にアダムくん降りてきたら至近距離ってことよね
ドキドキ感がたまらない。
こんな感じなのね
降りてからなかなか来ないなあ、まだかなあと待っていたら…
見えた!!!
あー、でも何だかわからない間に行ってしまいました
でも近くで見れたよぉ
こんな感じなのねー
アダムくんはひとりひとり丁寧に丁寧に、ハイタッチではなくぎゅっと手を握ってくれてました。
私も思わず画面に向かって手を出していたわ
アンコール
◆24.We Will Rock You
◆25.We Are The Champions
◆God Save The Queen
こちらの撮影者さま、気がつけば7本の動画をお借りしていました。
南米ツアー、そして2015年のツアーを締めくくるにこれ以上の映像はない。
感謝したい、本当に心から。
敢えて内容の説明は控えさせていただきます。
いえ、書けないのです。
この映像に言葉は必要ない。
どうか最後まで見届けてあげてください。
アダムの勇姿を。
これまでいくつものエンディングを見て
私は何回泣いただろう。
どれも違う涙だった。
その中で声をあげて
この世の終わりか、
くらいに号泣したことが一度だけある。
サマーソニック初日大阪公演のエンディングだ。
私にはサマソニのアダムの記憶が全くない。
ブライアンとロジャーのことしか見ていなかったからだ。
映像で見た
目の前にいるアダムの姿があまりにも衝撃的で
おいおいと泣き崩れてしまった。
衝撃とともに蘇ってきたのは
蒸しっとした雨の匂いだけだった。
こんなにも立派に歌っていたアダムの記憶がなくて
ごめんね、の涙だった。
それ以来の、いやそれ以上の衝撃がまさかこの南米ツアー、サンティアゴという名前すら知らなかった地で起ころうとは夢にも思っていなかった。
We Are The Champions
花道のアダムに投げかけられた一枚のフラッグ。
“QUEEN”と記されたそのフラッグをアダムは丁寧に掲げた。
これ以上の賛辞があるだろうか。
アダムは“QUEEN”と記されたそのフラッグを
掲げることを許されたのだ。
2012年QALとして初めて舞台にたってから3年がたっていた。
アダムが歩いてきた決して平坦ではなかった道のりを
私も私なりに歩いてきた。
アダムがやってきたことは間違っていない。
自分を信じて真っすぐに歩けばいい。
と私はアダムに言い続けてきた。
思わぬカタチで思わぬタイミングですべてが報われた瞬間だった。
自分よりも大切に思える人─
に私は出逢えた。
アダムが幸せであってほしい。
それだけが私の願いだ。
アダムのために流す涙は
悲しい涙であってほしくない。
思いっきり泣いて放心状態の私。
でも悲しい涙じゃない。
今日も幸せだったと思える
そんな日々を紡いでいこう。
これからも
アダムとともに。
今日も最後までおつき合いくださりありがとうございます。
2015南米ツアー無事終えることができました。
ツアー開始当初、私は「ロックインリオ」に焦点を当てていました。
1985年以来の運命的なこの舞台で“歴史が動く日”だと銘打ってレポートの記事を書いた。
そのリオの成功を見届け、私はもう南米ツアー、極端に言ってしまえばほぼ終わったんじゃないかくらいの達成感があった。
しかしツアーはとんでもない方向へ、とんでもない南米の洗礼を受ける羽目になってしまった。
レポートでも綴ってきたとおり、熱きアルゼンチーナ旋風が吹き荒れた。
その衝撃のダメージを引きずりながら最終地のここサンティアゴに辿り着いて、まさかの追い打ちを受けることになろうとは。
“事実は小説よりも奇なり”
まさにこんなあらすじは誰にも書けない。
壮絶で美しい風景だ。
アンデスの山々から吹き荒れる風のせいだろうか、
白い風が舞い上がり、冷たい空気で霞んだ向こうに
ブレイクフリーで
ポンチョを広げてクルクル回るアダムが
天使に見えた。
あれはほんとうに天使だったのかもしれない。
南米ツアー最後までおつき合いくださり、本当にありがとうございました。
このあと、アダムは年が明けてすぐの2016年1月から、自身のソロ3rdアルバム「The Original High 」に伴うツアーを行います。
そして同年5月からヨーロッパ各地をまわる「サマーフェスティバルツアー」(15公演)がスタートします。
私のライブレポートはまたこの「サマフェスツアー」から再開予定ですが、それまでまとめたい記事がいくつかあるので、それを仕上げてから進めていきたいと思います。
またおつき合いくだされば嬉しいです
◆記録用
2015/9/30 Santiago公演〈フルセットリスト〉
(画像・映像すべてお借りしました)
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