【セットリスト(65-2)】2016/9/30 千秋楽バンコク─吹き抜けたアジアの風

今日も輝けるひとつの海をのぞいてくださりありがとうございます。




アジアツアー2016も

いよいよ最終日を迎えました。


全9公演─

最後の地に選ばれたのはタイ・バンコク

ここもクイーンのコンサートは初開催。


今回のツアーは日本以外の6ヶ国全てが

クイーンとして初めて訪れる国となりました。


(2021年現在

アジアツアーの開催はこの2016年のみ)



今日で最後となるので

ツアーの移動行程を地図に書き込んでみました!


初日のイスラエル・テルアビブ(9/12)は地図に入りきらず。

西南アジア(地中海)方面からスタートしてシンガポールへ。

(地図左端より)


台湾(9/19)からは台風と共に移動あせる

そんなこともありましたね~





さて前日29日に

バンコクに到着した御一行さま。


ついに初上陸した瞬間の映像がこちら!


“Finally!!!”


ブライアンの力のこもった一言に

ここに辿り着くまでの長かった道のりを感じます。


3人のリラックスした様子からコンサートへの期待が膨らみます。




この映像を見ていてふと、

14年サマーソニック来日時の映像を思い出していました。


空港ロビーに到着した3人に対してメディアから

ブライアンとロジャーの2ショットの写真が求められ、

ロジャーが誘った手からアダムはすっと離れ

横に外れたのでした。

その時の彼も同じような笑顔でした。


あれから2年─

アダムの笑顔は変わらないけれど

彼の成長をひしひしと感じます。




さて今回の会場は『Bangkok Impact Arena』


インパクト・ムアントーンターニーという

複合施設の中にあるアリーナ。


収容人数約12000人

タイで最も大きなイベント会場。


日本人ではLUNA SEAONE OK ROCKがコンサートを行っています。




下矢印会場内の写真。
Instagramからお借りしました。



花道の正面に階段があるのが確認できます。

前回の香港から設置された正面の階段。
ここをまた…アダムは降りるのでしょうか。
最後まで見守りたいと思います。



クイーンのコンサート初開催とあって
こちらの告知には

“BOHEMIAN RHAPSODY・WE WILL ROCK YOU・WE ARE THE CHAMPIONS AND MORE…”

曲名が入ってるのは初めて見ました。



チケット金額と座席情報



最高値 8000バーツ=23440円
最安値 2000バーツ=5860円
(2016/9/30付 1バーツ=2.93円で換算)



セットリストは前回の香港と同じです。

【セットリスト(65-2)】Impact Arena- Bangkok, Thailand



それではアジアツアー最終日

開演いたします!!


オープニング
◆1.Seven Seas of Rhye
◆2.Hammer To Fall

ファイナルの幕開けを
こんな素晴らしい映像で迎えられることが
まことに感無量。

真横からのアングルが会場の奥行きを感じさせ
場内の緊張感とオーディエンスの歓迎ぶりが伝わってきます。
ステージ上のVIP席の様子もわかりますね。

音に臨場感が溢れ、アリーナの感覚が蘇ります。

手前の展望階段のアダムが近い!!



ブライアンが階段を上ってきた時にも
歓声が上がりました。
(この席いいなあキラキラ)

今日もいいスタートを切りました。
どんなドラマが待っているのでしょうか。

長い夜の始まりです。




◆5.Don’t Stop Me Now

またまた可愛いアダムの登場ラブ

Qスクリーンのアダムにご注目!
次から次へと表情を変え、もう目が離せません!!

ステージから降りてきてマイクスタンドを持ち運び
いざスタート…と思いきや、

今度は髪に手をやりヘアスタイルを整え
おもむろにズボンを上げる…あせる

久々に出ました!
アダムのズボン上げ笑い泣き

早く歌わんかーい!とやきもきし
一気に落とされるこの快感ビックリマーク

曲が始まれば一気に突っ走りますよ!

振り落とされないように
しっかりアダムに続け~おーっ!




◆6.Killer Queen
◆speech(3:05~)
◆7.Somebody To Love(7:00~)

“またアダムにやられた”

どこまで人を裏切れば気が済むのか…
やはりここはツアーファイナル

4分に渡るスピーチの長さにも驚いたが
それはまだ序の口だった。

 
Somebody To Love─

胸騒ぎはしていた。

エンディングに入るタイミングで
私は動画のカウンターを確認した。
まだ4分近く残っていた。

“この時間をエンディングに費やすというのか…”

何かが起こることは予測できた。
しかし全くノーマークだった隙を
見事にやられた。

なんとアダムはあの、あの、あの、、、
花道正面の階段に足を掛けたのだ!

“おっ、降りるんかーーーーい!!!あせるあせるあせる


前回の香港─
アンコールとしては初めて会場に降りた正面の階段。
今日もまた同じようにアンコールで使うかもしれないと軽く予想していたその階段を
早くも序盤この曲で…

使ってしまったアダムくんアセアセあせる
(クソっ!読みが甘かった…)

さらにここで終わらないのが
この暴れん坊将軍の
一筋縄では行かないところ。

いつもの“love”に入る直前
足元の送風機に足を掛けようとしたがぐらつき、
そのぐらついた器材を無造作に足で確認していたが

なんとその前に座り込みを始めた…

風になびくのが気持ちいいのか
黒羽のジャケットも風にヒラヒラ…ぼけー

まわりの傍観者が
いったい今度は何が始まるのかと見守る中

送風機に向かって
“らぁぁぁぶぅぅーーー!!!”
と叫ぶご乱心のお坊ちゃまおーっ!

・・・

もうお手上げです🤣🤣🤣

一部始終
あとはどうか映像でご覧ください!!




◆8.Love of My Life

O2アリーナを思い出すような光の海。

ステージ真横から捉えられた
これは奇跡の映像。

フレディが現れた瞬間に
思わずもらい泣き…

ブライアンにこの動画を見てほしい。
そんなことを強く感じました。




◆10.Drum Battles
◆11.Under Pressure(3:43~)

このツアーを最後に
QALを去ることになるルーファスにとって
この日が最後の親子対決。

ありがとうルーファス!

自身のバンドとQALとの掛け持ちで
たいへんな思いをしながら
4年もの間バンドを支えてくれたこと
本当に感謝しますキラキラ




◆12.Crazy Little Thing Called Love

アダムがニールを紹介した後
いつものアダムの披露へと移りますが
ステージ近くから悲鳴のような叫び声があせる

ブライアンがおもしろがって
アダムに教えています。


実はアダムが口にした言葉

“I love nuts!”

以前にも々言葉を、こんな風に笑いながら突然口にしたことがあったんですが、思い出せなくて…。
(どういう意味なんだろ?)
これはまた遡る案件ですねキョロキョロ

最後の一瞬、可愛いアダムが見られますドキドキ
(3回同じポーズを繰り返すほっこり)
これも意味不明…楽しくってしかたないのよね、きっと!




◆15.Who Wants To Live Forever

正面からの撮影がとても美しい。

最初はアダムだけを照らすスポットライトが1本。
レスぺが鳴り響きブライアンが浮かび上がる。

この曲は時にアダムを苦しめることもあった。

そんなとき
“レスぺに何度も助けられた”
アダムがいた。

アダムにとって曲の進化が
いちばん著しいものではないかと思う。

次の2017年がまた楽しみな
ファイナルのリブフォーエバー。




◆16.The Show Must Go On

ツアー最終日…集中力が違う。

ふと気づいたが
いつの間にこんなに自信に満ちて
歌えるようになったんだろう。
迷いが完全に吹っ切れている。

しかし曲の完成度としては
半分にも達していない。
まだ曲に呑み込まれているなと感じる。

未来のアダムはこんなもんじゃない。
全く異次元の世界観を創り上げていく。


実はこの曲、この日を最後に次の2017年の北米、欧州、オセアニアツアーで一旦姿を消すことになる。

次にステージで披露されるのは
2年後の2018年欧州ツアーの初日リスボンだ。

その動画は自身のYouTubeの中に保存されているが、私はまだそれを聴いていない。
(たぶんとんでもないアダムになっているはず!)

その日のライブレポートを書く日まで
聴かないつもりだ。
(頼むからその日まで私の耳に入ってきませんように!)

その楽しみが
私のモチベーションを保っているのだから…。




◆18.Tie Your Mother Down
◆Call&Response(4:43~)

ルーファスがドラムを叩く最後の夜─
アダムもそれはきっとわかっていた。

武道館二日目から始まったCall&Response

“行くぞ”
とルーファスにアイコンタクトを送る。


アダムとルーファスは
2012 年の同じスタートラインから
始まった。

お互いを刺激しあい
時にはライバルであったり
オフの日も一緒に過ごしたり…
弟分のような存在でもあった。

アダムは
ルーファスのドラムを全身で感じ取り、
ルーファスもまたその高台から見える景色を
心に刻み込む。

アダムとオーディエンスとのCall&Response。

今日はアダムとルーファスのための
最後のCall&Responseでもあったに違いない。




◆19.I Want To Break Free

アダムがスパイクの紹介をしてから
いつも曲が始まる。

ところが今日は
アダムのspeechが終わらない。

“声はすれども姿が見えず…”

“なになに~?”と思ってるうちに
スポットライトが照らし出したのは…

キーボードの前に立ち
スパイクに話しかけるアダムの姿。
(いつの間にそんな所へ?)



そこにまるで
二人しかいないような
甘えるような口調だった。

その口からは
スパイクが仰け反るような言葉の数々がぼけー
(お坊ちゃまご乱心あせる)

そして暗がりの中
すぐ後ろにブライアンがいることに
はたと気づいたわたくし。
なんと彼は水を飲みながら
傍観していたねー
(0:55〜)

さらにニールも近づいてきた、、、

アダムを後ろからじっと見守り
最後は二人して代わる代わる親指を立てグッ
“Good job!”とでも言う意味だろうか。

スポットライトが途中から慌てて照らし出されたことから
これはイレギュラーな出来事であることは
間違いなかった。

ブライアンのアダムに向けられた目線がやさしい。
そしてニールもルーファスも笑っていた。


アダムが皆に愛される理由─

天真爛漫であること
無垢であること

一生懸命という言葉しか
知らないこと




◆20.Bohemian Rhapsody

QALとして初めてこの曲を披露した日から4年。

フレディと歌い分けてきたこの曲が
突如動き出す。

この日─
フレディに渡した最後のバトン。

1コーラス目を歌い終え
左胸を2回叩いた。
大切なものをしまい込むように
アダムはその場を立ち去った。



この日が境になることを
いつから決めていたか本当のことはわからない。

この日にはもう覚悟していただろうという
私の想像に過ぎない。

ブライアンとロジャーにとっては
予想外のことだったはず。
アダムとの共演がここまで続くことも
この曲を継承できる人物が
現れるということも。

これはひとつの方法であり
ひとつの可能性が形になっただけのことだ。 

敷かれたレールではなく
辿り着いた場所がここだった。

アダムはここから真っすぐに進む。
自身のBohemian Rhapsodyに出合うために。



(アダムの辿ってきたBohemian Rhapsodyの道筋を記事にまとめてあります。末尾にリンクを貼っておきます。)



◆21.Radio Ga Ga

曲に入る前からアダムのテンションは
異様に見えた。

張り詰めていたものが一気に解き放たれ
両手を天に向けて小躍りしたかったのだろうか。

やけにブライアンにまとわりつくアダムが
目に付く。

そして…
いつもより長く感じた
ステージ下へ降り立った時間。

まるで天使のように
人々の目の前を通り過ぎていった。

今日は正面ではなく
脇の階段を上りステージへ。

最後まで全力。
ここまで来た。
あとはアンコールを残すのみ。




アンコール
◆22.We Will Rock You
◆23.We Are The Champions(2:33〜)
◆24.God Save The Queen(7:30〜)

アダムに緊張の色は一切なかった。

こんなに隙だらけのアンコールのアダムも
なかなかお目にかかれない。

今日はやけに王冠を気にしていたよね。
これも珍しい光景。

アダムの王冠は
いつも頭にしっかり乗っかっていて
ずれることはほとんどないのに
今日は何度も頭に手を添えていた。
(自分でわざとずらしてみたりね👑)

そんなアダムがやけに愛しかった。
無垢な笑顔がまた眩しくて…。
眩しすぎて、滲んで
霞んで…見えなくなったよぐすん

ステージ正面からの撮影が
数々の奇跡の瞬間を残してくれていた。

その真正面に置かれた階段を
今日は降りることはなかったけれど。


アジア大陸を一気に駆け抜けた
アダム旋風。

無事、千秋楽の幕を下ろし
アダムの2016年は終わった。





アダムにとってひとつの区切りを迎えた
アジアツアー。

その最終日のアンコール
これ以上ない素晴らしい映像を残してくれた
撮影者の方に感謝したい。

アダムの満足感に満ちた
晴れ晴れとした笑顔。

ブライアンの安堵の表情にも
ひとつのゴールに辿り着いたということを
知ることができた。




アダムお疲れさま。
私をここまで連れてきてくれて
ありがとう。

アジアツアーが
こんな物語を紡いでいたなんて
あの時武道館にいた私には
わからなかった。


Bohemian Rhapsodyが迎えた
最初の大きな壁。

これを乗り越えたからには
もう後戻りはできない。
前を向いて突き進むのみ。

次の壁を迎えるのは9ヶ月後。

いよいよ2度目の北米が
あなたを待っている。






今日も最後までおつき合いくださりありがとうございます。

年末を迎え、丁度タイミングよくアジアツアーが完結いたしました。

今年も長い長いブログにお付き合いくださり
本当にありがとうございました。

来年からはいよいよ北米ツアー2017に突入いたします。

新しく登場する曲が増え、セットリストも装いを新たにスタート。
アダムの衣装も様変わりし、曲のバージョンにも変化があったりと楽しみがてんこ盛りの北米ツアー2017音譜

そしてメンバーチェンジも行われます。
2012年から4年間、バンドをサポートしてくれたルーファスが今回のツアーで最後となり、2017年からは新加入のタイラー・ウォーレンを迎えます。

彼もまたアダムをしっかりとバックアップしてくれる素晴らしいメンバーとなり、現在もQALにとってなくてはならない存在となってくれています。


残りあと131公演。
アダムとの旅は続きます。

相変わらずの先の見えないブログになりますが
来年も懲りずにまたお付き合いくだされば
とても嬉しいです。


皆様、よいお年をお迎えくださいキラキラ

Best wishes for the holidays and new yearキラキラ













(画像・映像すべてお借りしました)





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