今日も輝けるひとつの海をのぞいてくださりありがとうございます。
二度目の訪問となったドイツ・ケルンを後にして、QAL御一行さまはデンマークへ向かいます。移動距離約687km。
デンマークは2015欧州ツアーで訪れて以来二度目の訪問。前回はヘアニングという小さな町でした。
今回のJelling(イェリング)はユトランド半島にある小さな村。
そこで開催される『Jelling Music Festival』(5/26~5/29の日程)でQALは最終日29日のトリとしての参加だ。
こちらポスターとなってましたが、ツアー2日前のケルン公演の写真が
ほんとにポスター
どこのフェス会場でも見られる光景だが、ここは広大な土地に恵まれているようですね。
みなさん慣れた感じできれいにテントが並べられています。
ここでも見ーつけた
いつ見てもカックいい
搬入待ちかな?今日もヨロシクお願いします
この時はまだ降っていないが今回もオープニングの頃から少し雨模様に☔
ここで観客の方の服装をチェックしてみるとほとんどの方は長袖。
パーカーや上着を羽織っている方も。
デンマークの5月末の気温は最高が15~18℃、最低が8~10℃。
エンディングの頃はまた肌寒くなりそうですね。
↓左手にあるのはスクリーン。今回はこの1基だけのようです。
↓IGからお借りしました。
こういう画像にはめちゃめちゃ食いついてしまいます
まさにライブの心臓部ですね✨
↓もうひとつ食いついたのがコレ
そう!アレ
です。
エンディングのフィナーレを飾るあの金の紙吹雪がここから噴射されるのね
↓ストリーミング用のタイムスケジュール。
QALは21時スタートです
では
セットリストを発表します
◆【セットリスト(52)】2016/5/29 イェリング Music Festival
今回3曲もの曲順入れ替えがありました。
まずAnother One Bites The Dust
2015南米ツアーまでは3曲目でしたが、今回のツアーから後半のUnder Pressureの後ろに移動していました。
それがツアー5日目にしてまたもや前半5曲目に返り咲き。
そしてこれまで8曲目だったI Want To Break Free
と15曲目だったDon’t Stop Me Now
このふたつが入れ替わった形となっています。
ここにきて気づいたのですが、曲順の入れ替わりがなぜかこの3曲が多い。
不思議だわ…どういうことだろう?
ドンストはアダムくんが絡んでるかなあという疑惑が以前からありますけどね
またレポートの中で触れながら追ってみましょう。
ここで本編に行く前に今回トレイラー映像が見つかったので最初にご紹介しておきますね。
・2015南米ツアー
Rock in RioのWe Are The Champions
・2014来日公演
サマソニ東京のCrazy Little Thing Called Love
の映像が使われています
サマソニの映像があの
Rock in Rioに並んで使われているのは嬉しいですね
それでは
開演です
オープニング
◆1.One Vision
◆2.Hammer To Fall(Partial)←30秒のみ
この日の日の入りは21時54分。
21時のスタート時はまだ空が明るいですね。
この日もオープニングの頃から雨に降られました。
前回まで雨天にも関わらず幕ありパターンでしたが、今回いきなり幕が取っ払われてステージの全貌が
いやん
もう!
アダムくんが丸見えですことよぉー
この目の前の女の子たちが
やっぱ幕がないと心の準備ってもんができないから、いきなり生アダムが現れたら収拾がつかないのよね
私もこんなの見たら絶叫しまくりで、たぶん後になったら記憶ぶっ飛んでると思います
そして今日のチェックポイント
=ツッコみどころ!
後半、アダムくんがサングラスを外す場面✨
バッチリ捉えてくれてます。(4:57~)
このお坊ちゃま
マトリョーシカ
がよっぽどお気に入りなのか
まあ得意気に小指立てて
“ほら!外すよ~!!見てみて~
”
でこの
どや顔
ブライアンまで何でこんなに笑ってんだか…😂
アダムくん、やっぱこれってマジ
でやってるんだよね
あー、ゴメンゴメン
アダムくんはいっつも
マジでしたぁー
◆3.Seven Seas of Rhye
◆4.Stone Cold Crazy
今回のツアー、この2曲の動画がほんとに少なくて…💦
Seven Seas of Rhye
セトリが変わったので何だか違和感&新鮮✨
これまでずっとメドレーで組み込まれていたので、このままKiller Queenにシフトするイメージがすっかり頭にこびり付いてしまってます。
オーディエンスは比較的おとなしめ…なのね
雨が結構降っているのが画面からわかります。
しかしこの動画、そこに立っているかのような地味な臨場感(?)があって何気に好きです
Stone Cold Crazyのメインスクリーンの映像が、基本これまでのものを使っていることも確認できました。
こちらも映像も音もそつなくきれいに収めてくれてあり、私的には有り難い🙏
◆3.Seven Seas of Rhye
◆5.Another One Bites The Dust
この曲、本来なら前半(3曲目)が定位置だったんですが、このサマフェスツアー初日から何故か後半へ?…
ところが今回、ツアー5日目にしてまたもや前半(5曲目)に返り咲き。
なぜか行ったり来たりする曲。
こんなこと前にも確かあったよなあと気になり調べてみました。
そしたら…驚く事実が発覚
2015欧州ツアー、あのアダム復帰後の2日目のドイツ・ストゥットガルト公演で、いきなり3曲目から20曲目に変更されました(もちろん初めてのこと)
ところがこれは一回限りで、次の公演ではまた3曲目にしらーっと鎮座していたのです。
“アダムくんの仕業かい!?”
とかツッコミ入れた覚えがあるんですがね
で、なんとその
元に戻った公演が今回と同じデンマーク公演(その時はヘアニング)だったのです
偶然かとは思いますが、おもしろいですよね。
何か理由があったとしたらもっと興味深いんですけど。
だから何?と言われたらそれまでですが、こんな何でもない小さな出来事、もしかしたらメンバー本人たちも気づいてないような出来事を見つけけた時って、なんかニヤリとしてしまう…
アダムくん、相変わらずのキレッキレ
黄色い声が飛び交うと、俄然大盤振る舞いする傾向が…
そういう
単純…素直で真っすぐなとこ大好きよ
そして遂に…
マトリョーシカの土台の部分を外し去りましたぁ~
(1:06~)もちろん…小指立てて
どや顔ふぉー!
(さっきの1個目のサングラス取る時の画像と寸分変わらず、ブレないアダムくん!こういうとこも大好き
)
アダムはどこまでもエンターテイナー
小指の先まで神経がいき渡っている。
誰もそこまで気づかなかったとしても
アダムは手を抜かない。
こんな小さな積み重ねが今のアダムを作っている👑
◆6.Fat Bottomed Girls
アダムがノリノリ~!(←もしかして死語?)
めちゃめちゃ気合い入ってきました
オープニングからのこの親衛隊(?)のお嬢様方の
奇声歓声が凄まじい
空はどんよりしていますが日は落ちていないのでまだ明るく、花道へ進んでいったアダムが逆光に浮かびあがってステキ
アダム退場後のいつものブライアンとレスぺ搭載小型カメラ📷の出番。
ブライアンもシルエットが浮かび上がりきれいですね。
そして最後、ギターストラップに手をかけレスぺを外してフィニッシュご挨拶。
レスぺを外す…これは珍しい光景です。
ブライアンもご機嫌のようですね〜
◆8.Killer Queen→Talk
◆9.Don’t Stop Me Now(4:37~)
前回まで後半だったDon’t Stop Me Now、今回この位置へ。
曲順が変わるだけでまた違う顔を見せるクイーンの楽曲たち。
またこの屋外の風がアダムを押し上げたのだろうか。
これは紛れもなく
アダムのドンスト。
目の前にいるのは黒羽をまとった黒鳥。
この曲を聴くといつも私の脳裏を過るのは、初お披露目の2015ツアー初日のニューカッスルのアダムだ。
エドニーを相手にリハさながらの発生練習を始めたアダム…
あのときのグレーの羽をまとった“みにくいアヒルの子”が、こんなりっぱな黒鳥“ブラックスワン”に成長していた。
と、そのアダムの傍らで…
スタッフの方が花道に溜まった雨水をアダムが滑らないようにと、せっせと掻き出してくれていた。
ふと、現実に戻された私(笑)
みんなの力でどんな悪条件の中でもライブを成功させ、最高の思い出として持ち帰ってもらう。
クイーンファミリーの思いはひとつ。
そしてこの貴重なシーンを映像に収めてくれた撮影者さまにも感謝✨
◆10.Somebody To Love
今日のアダム、間違いなくいつもと違うテンションだ。
この曲でそれを確信した。
2015ツアーの最終日シェフィールドを最後にこの曲の“love”を自ら封印して、オーディエンスだけのものにしたアダム。
しかし、今日は…いつものように“So so”と掌をひるがえしダメ出しをして、もう一度オーディエンスにけしかけると思いきや、
なんと、自分で“love”を歌ってしまった・・・
坊っちゃま~
またまたご乱心されたのでございますか
あのシェフィールド以来でございますよ
ご自分で気づいてらっしゃいます?
自分でもそんなつもりはなかったの…かな
たぶん…
思わず…歌いたくなったの?
今日はそんな珍事が起こってもおかしくないような
異様な空気が漂っていた。
なんて楽しい人
アダムはまわりを飽きさせない。
クルクルと目まぐるしく変化する人だ。
それも一切なにも計算されていない。
いや、無意識のうちにそれはアダムの頭の中で緻密に計算されているのかもしれない。
“今度は何をやらかしてくれるんだろう。”
オーディエンスだけでなくメンバーもスタッフもそれが待ち遠しくて仕方ないのだ。
またここでもブラックスワンは
その羽をいっぱいに広げ、踊っていた。
艶やかに優雅に…そして自信に満ちて。
◆Selfie Stick
さてここで恒例イベント
おちゃめブライアン登場
ほんとにいつも思うんですがこの人、この時間がいちばん生き生きしてるってどういうこと!?
子どもがとっておきのオモチャを見せて自慢してるのと同じよね
今日はカンペを見ながらデンマーク語でがんばっておしゃべりしてます
今回はオーディエンス側からの動画とブライアンの公式動画の2本、続けてご紹介いたします。
客席側から撮られたブライアンがとにかく可愛くて
しかしこの人、いつかステージから落ちるんじゃないかと思うわ
この日の観客数35000人と記録されている。
スマホのライトの海が広がる水平線は、地球が丸いとおしえてくれた。
空は青みがかった灰褐色に染められている。
ブライアンは満足そうに何度もうなずき、ぶれることなくいつものように水平にカメラを回した。
北欧の白夜の蒼い空。
この日、この瞬間しか見られない美しい記録がまたひとつ小さなカメラの中に収められた。
◆11.Love of My Life
今回はこの曲、はしょろうかと思ったがいざ動画を観ると…やはり外せない💧
母国語がデンマーク語であるここでは、考えてみれば日本と同じ状況だ。
ブライアンがゆっくりとオーディエンスと一緒に歌っていた。
こういうときのブライアンはほんとに優しげだ。
客席と同じ目線で少しでも近くへ歩みよろうと一生懸命なのだ。
この頃だともう22時前だろう…日の入りが近い。
空の藍色がどんどん深みを増して幻想的な世界を作り出していた。
◆14.Under Pressure
おや~珍しくアダムくんのお手つき
最初の出だしの“Under pressure~”が出遅れてしまいました
ここはロジャーが落ち着いてフォロー。
いつもおイタをするのは殆どロジャーだけど(ごめん、ロジャ
)
今日はグッジョブだわ!
この斜め下のアングルからの撮影ってつくづくベストね!
アダムくんのこの角度のお尻…
大好物だわ
(みなさまも?)で、私はやっぱりこのムチムチ太ももがたまらん
ありゃ?🌀
アダムくんのお尻に夢中になってたら…曲が終わっちまった
いかん、いかん…
こうやってリピートを繰り返し、いつまでも終わらないのよね
◆16.I Want To Break Free
この曲も行ったり来たりを繰り返す曲。
前半“Killer Queen”の後ろが定番だったのが、2015南米で後半に移動。
そして今回のサマフェスでまた前半に戻ったかと思いきや、再び後半へ移動。
結局“Don’t Stop Me Now”と“I Want To Break Free”が入れ替わった形になっている。
もしかしてロジャー?
2日目のバルセロナのクレイジーで、ドラムスティックをさっさと片付けて店閉まいしてしまった前科もの
次のドンストでステージに戻らにゃならん…みたいに後ろを見て笑っていたロジャじい。
UP→クレイジー→ドンストの流れがキツいのかしらん
で、ドンストとブレイクフリーを入れ替えた?とさ。
たま~にあるのよね。
ロジャが“叩くの疲れたぁー”っていうのがね
こちらのレジェンドたちはとにかく自由人
あっ、坊っちゃまも含め、ですけど
◆17.I Want It All
気がつけば同じ方の動画をオープニングからもう7本もお借りしてます。
この下からのアングルの眺めが絶景(アダム
)なもんで、ついつい手が出てしまいます。
投稿者さま、申し訳なくそして感謝いたします✨
さて今回この曲、なんとトラブル発生!
後半、怒涛のフィニッシュへ突入する直前のあの大イベント“ジェット噴射🚀”がなんと…不発に終わっています💧
(ほんとなら3:38でドッカーン!と噴射するはず)
何か規制とかあってわざとなのか?とも思いましたが、アダムくんがいつも通り両手で煽るリアクションしてたのでそれはないな、と。
あれっ?て感じでブライアンとも目を合わせてましたし
こりゃライブ終了後、反省会ですな
◆22.Radio Ga Ga
いよいよライブも終盤大詰め。
この曲は途中、間奏のとこでアダムが客席に降りて行くシーンがあります。
今回階段を降りてからこの撮影者さまのすぐ前を通過するアダムの様子をしっかりと捉えてくれてあります。
実際、こんな場面に出くわしたら…とドキドキ感を体感できて何度もリピートしてしまいました。
思わず手を伸ばしたら
その手に触れることができそうな…
アンコール
◆23.We Will Rock You
◆24.We Are The Champions
◆25.God Save The Queen
雨はいつの間にかあがっていた。
すっかり日は落ち漆黒の夜空が辺りを覆っていた。
今日は異例の曲順変更に始まり、Somebody To Loveでは封印していた“love”を歌ってみたり、Under Pressureではお手つきしたり、I Want It Allではジェット噴射が不発だったり…
いろんなことが重なった日でした。
そしてアンコール、アダムの衣装が昨日までとは変わっていた。
シルバーだった上着がゴールドのジャケットになり、バンツと揃いになっていた。
ゴールドのスーツにいつもの王冠。
かなり派手なはずなのにアダムはほんとによく似合う。
We Are The Championsのエンディング─
アダムの様子が…いつもと違った。
この曲のフィニッシュ─
多少違いはあっても、歌い回しのパターンはある程度決まっている。
しかし、今日はイレギュラーな歌い方だ。
文章で説明するのは難しいが、明らかに“今までにないパターン”。
実はRadio Ga Gaの最後も、気持ちの入り方が違うと感じていた。
今日のアダムはやはり様子が何やら違う。
気持ちが高揚していることだけは確かだ。
そしてGod Save The Queenのエンディング。
何かが起こらないわけはない。
こんな日はきっと…今までも“匂う”日は何かが起こっている。
まずブライアンとロジャーがふたり並んで挨拶へ。
そして次にアダムがひとりで進み深々とお辞儀をし、その後サポートメンバーが称えられる。
ここでブライアンが促すようにアダムに手を伸ばした。
いつもは遠慮がちなアダムだが、この日は素直に歩み寄った。
アダムが三人と同じラインに並んで前へ進んだ。
いつ以来だろう…思い出せないが久しく見ていない気がする。
アダムが三人と並ぶ日は…特別な日だ。
もちろんステージはいつも通り全力でこなす。
特別な、というのはそこではなくアダム自身の気持ちの変化だ。
このデンマークの小さな村イェリング。
アダムにどんな魔法をかけたのだろうか。
◆We Will Rock You
◆We Are The Champions
◆God Save The Queen
実は今回このブログを書くに当たって下調べをしている時に、いやなものを目にしてしまった。
この公演に関して余り気分の良くないことが書かれている記事があったのだ。
余計な固定概念が付いてしまうので、この類いのものは良し悪しに関わらず見ないようにしているが、たまたま目に入ってしまった。
“こんな酷評を受けるようなステージをアダムがするわけがない。”
見方感じ方は人それぞれ、いろんな意見があって当然だ。
それをとやかく言うつもりはない。
私はいつも自分の目に映ったものだけを信じる。
私の信じた通り、少なくとも私の目に映ったアダムはクイーンは、その日その一瞬に全力をかけてステージを作り上げるいつも通りの彼らの凛々しい姿だった。
エンディングでブライアンの誘いの手を、今日は素直に受けて三人が並んで前へ進んだ。
ふと思い浮かべたのは、2014年サマソニ初来日の成田空港での到着ゲートのシーン。
ブライアンとロジャーだけのツーショットの写真が要求され、アダムはロジャーの腕を解き自分が写らないように横へ移動した。
その時のはにかんだような笑顔が私はずっと忘れられない。
今、三人で並んで同じスポットライトを浴びる覚悟ができるまでどんな険しい道のりがあっただろう。
それでもだからと言ってこのエンディング、これが続くわけではない。
次は恐らく…元に戻るであろう。
ブライアンの誘いの手をまた遠慮がちに振りほどき、ひとり前へ進む。
アダムとはそういう人だ。
今日も最後までおつき合いくださりありがとうございます。
なんだか今回もちょこちょこと色々ございましたなあ、アダムくんや
封印したはずのSomebody To Loveの“love”を歌ったのにはびっくりしましたが、あれで今日のアダムはテンションが違うぞ!と私も身構えましたけどね
次はフィンランド・ヘルシンキへ移動します。
今回お休みが4日間あるのでゆっくり休んでリフレッシュして、また思う存分暴れておくれよ〜アダムや
北欧の旅まだまだ続きます。
このあともおつき合いくだされば嬉しいです。
11/28更新【日程&セットリスト】2016欧州サマーフェスティバルツアーはこちら
(画像・映像すべてお借りしました)
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