【セットリスト(151-1)】2024/2/7 大阪公演―花道に並んだ三つの影


今日も輝けるひとつの海をのぞいてくださり
ありがとうございます。




怒涛の名古屋公演初日が終わり
QAL御一行様は3日後大阪公演を迎えます。

前回の2020年来日ツアーは
1月25日~30日の6日間で4公演を回り
1.5日に1公演を行っていました。

今回は11日間で5公演=2.2日に1公演
これまでのツアーは海外も含め
1.5~1.8日に1回の割合だったので
“2日”を超えたのは今回のツアーが初めてです。

札幌への移動があったこと、
ステージセット、機材の運搬設置を考慮して…
何よりも若干3名の高齢者😑の体調面を
心配しているファンにとっては安心材料でした。


QALとして大阪での開催は
2014年、2020年そして今回で3度目。
会場は前回と同じ京セラドーム大阪になります



『京セラドーム大阪』

1994年に着工。
1997年大阪ドームとして開場。
施設命名権の売却により、2006年7月から呼称を京セラドーム大阪としている。

プロ野球パシフィック・リーグのオリックス・バッファローズが本拠地として使用。

また、阪神タイガースも選抜および全国高等学校野球選手権大会(甲子園)の開催期間中、本拠地である阪神甲子園球場を使用できないため、本ドームを事実上の準本拠地としている。

開場当初はバックネットが吊り下げ式、内野下段最前列の防球ネットは支柱式でコンサートなどのイベント時には取り外しのみの処置だったため、支柱などは残ったままだった。

2009年からバックネットを取り外す時には天井へ収納されるものに変更し、さらに内野最前列の防球ネットも2010年から支柱のない吊り下げ式(天井への収納機能なし)に変更された。
これによりコンサート時に内野付近からの視界が支柱などで遮られることはなくなった。

コンサート時の最大収容人数45,000人。(アリーナ含む)
※Wikipediaより引用



当日のコンディション

天候 晴れのち曇り
最高気温 10.6℃(0:20pm)
最低気温 2.0℃(6:40am)
降水量 0mm
最大風速 5.3/s(16:30)




※当日 午後1時半頃の会場












入場します!

※アリーナ客席案内図








私はSS席でしたがこの眺望✨
Aブロックでゴールド席のお隣り
ラッキーでした👍








開演前。
何故かタイラーくんが
上手スクリーン前に立っていました😱💕

後から聞いた話によると
ファンの方と待ち合わせ?をしていたとか。
唐突すぎてこんなこともあるんだなと…
こんなことなら
FlarelightのCDも持ち歩かないとですね。








ツアー二日目
京セラドーム大阪のセットリストはこちらです!








曲順の変更が2曲。

Fat Bottomed Girls
オープニングメドレー直後に移動。
Bicycle Raceのあと
間髪入れずに畳みかける流れが好きでしたが
ここにはI Was Born To Love Youが入りました。
なぜに?

まあ曲順変更なんて深追いしても
答えは見つからず🙁
素直に受け入れましょう。。。

そして物議を醸した
Killer Queenのリストアウト。
この後復活することはなく
結果的には名古屋のみとなりました。

2014年以降すっかり定番化されていたこの曲。
昨年北米オースティンで
初のリスト除外となりましたが
この日はF1に伴うイベントだったため
時短調整であったと思われます。

今回のリストアウトに関して
いろんな説や憶測が飛び交ってましたが
やはり単に時短のためでは?と私は思っています

初日ナゴヤドームの現場の撤収に
当初の予定より時間を要したのかもしれません。
会場は門限厳守。
一番短い曲がカットに選ばれたのではないか。

全体的にアダムのMCも極端に少なく
1秒でも削ろうという
今回の厳しい時間制約を感じました。




それでは開演いたしましょう‼




オープニング
1. Machines(Or ‘Back To Humans’)/
Radio Ga Ga
2. Hammer To Fall(4:37~)


ガガのハンドクラップが初日より断然増えている!
アダムも何かしら感じています、きっとね。

オープニングに定着しているHammer To Fall
意外にも現在の定番曲の中では
初登場が2016年と一番遅かった曲。

よくよく考えてみると
この曲って淡々と過ぎていく
出だしのレスぺのワクワク感は最高なんですが
それ以降特に盛り上がりがあるわけでもなく…
(ごめんねブライアン💧)

カラオケで歌うとわかりますが
めちゃめちゃ盛り上がらないw
なのにライブだとこんなに生き生きしているのは
何でだろう…と思います。
(レスぺ🎸のお陰だと思う😭)

新しいアルバムが出た時に
“この曲はライブ向き”と感じるものは
だいたい合ってることが多い。
でも逆に“これはライブではやらないだろうな”
と思った曲がライブで豹変する、ということも
結構あります。

ライブに行きたくなる衝動にかられるバンドは
必ずこの要素を持っている。
もちろんクイーンというバンドもね。









3. Fat Bottomed Girls

Bicycle Raceから繋がっていたこの曲が
オープニング直後にお引っ越し。
Bicycle Raceから間髪入れずになだれ込む流れが
私は気に入っていたので(何度も言いますが💧)
どうも納得が行かず…

撮影していなかったので今回は
オペラBOXからの動画をお借りしました。

くるくるtyler炸裂🥁
やっぱりオペラは下手シモテ…神席だわ✨
タイラーくんの仕事ぶりはやはり職人だなあと
感心しつつ何度か繰り返し観ていたら

ふと、、、違和感を感じました。

“Ah you gonna take me home tonight
Ah down beside that red fire light
Ah you gonna let it all hang out
Fat bottomed girls
You make the rocking world go round”


当たり前のようにコーラス歌ってましたが、

出だしのこの“コーラス”…て
名古屋あったけ?😮


そもそもの違和感は
アダムの入りが遅いなというとこから来ました
名古屋の時はバイクから降りてすぐに
“I was just skinny lad”と歌い始めていた、、、

歌い始めていた…
てことはコ、コーラスなかったよね⁈😱😱💦

名古屋へ戻る…💦
コーラスがない‼💦💦


えっと…整理しよう💦
そもそもBicycle RaceFat Bottomed Girls
(コーラスなし)
の流れになったのっていつからだっけ?😳


さかのぼってみましょう。
2023北米 Bicycle Race→FBG(コーラスなし)
2022欧州 Bicycle Race→FBG(コーラスなし)
2020オセアニア Bicycle Race→FBG(コーラスなし)
2020日本 FBGはリストから外されていた…。

そして2020韓国 
ここはセトリが違う!FBGは25曲目。
(この頃こんな後半だったのか…)
アンコール前のガガの前、コーラスあり
念のため韓国の前の2019北米最終日シャーロットFBG25曲目。
コーラスありでした。

実にこの大阪が、2020年韓国以来4年振りのコーラス復活となりました。
気になる方のために明かしますが、過去の日本公演に於いては“コーラスなし”はやっていません。
次の札幌から東京最終日までも“コーラスあり”だったので、今回の名古屋が唯一となります。

従って名古屋に参戦された方は日本公演に於いて唯一“コーラスなし”を観ることができたということになります。これはKiller Queenと同等、いえ、それ以上の自慢してください!レベルだと私は認識しています。
希少な名古屋の『Fat Bottomed Girl(コーラスなし)』となりました。


これがセトリ入れ替えの理由だろうか。
コーラスから始まるフルバージョンを
4年振りに復活させるためだったのか?



しかしそもそも時短になってないんだが💦
コーラスを入れことで
むしろ30秒ほど長くなっている。
Killer Queenを外してまで
時短したはずではなかったのか?

やはりブライアン(主犯決定😅)
のやることは時に不可解だ。









4. Another One Bites The Dust

大阪のレポートに入る前
音声だけを一通り聴いていた時
この曲のアダムがまるで別人のようで
ちょっと慌てた。

音だけでもわかるほどの
この気合の入り方は何だろう?と
こちらの動画をお借りしてXでポストしたら
途中でロジャがスティックを落としている事を
教えていただいた。

こちらの動画、とても鮮明に撮影されていて
今回ほしい情報がきっちり映されており
ありがたくお借りいたしました。

よくよく聴いてみると
(1:49~)
スティックをはじいている音がしている。
アダムがちょうど
ドラムの方を向いていた時だったので
当然彼は気づき
どうやらそこからギアが入ったようだ。

そしてブライアンの動きが止まる。
(2:10~)
“ワン、ツー!”を繰り返すアダムを
ただ茫然と見ている。

これはたまに…いや結構ある風景。
ブライアンがただの傍観者となり
アダムをひたすら観察する姿。
“こりゃおいらも参戦せねば”と我に返り
張り切るギター担当。
さらにニールまでもが
凄い剣幕でマイクに向かっていた。
こんな顔はあまり記憶にない。


ロジャがスティックを落とし
それをかばうかばうかのように
アダムはテンションを上げた。
その変化がブライアンや他のメンバーに
見事に波及している。
もちろんロジャにも。

カバーすることは誰もがするかもしれない。
でも自分に注目が集まるよう完璧に演じ
オーディエンスは煽られるがままに手拍子を続け
その波は客席前方から後ろへと
繋がっていった。
私はこの時のことをはっきり憶えている。
この日、この曲は動画を撮らず
全力で楽しもうと決めていた。

客席の雰囲気がどこか違う…
何故こんなに皆手拍子をしているんだろうと
何が起こっているかわからぬまま
力いっぱい頭上で手を叩き
アダムに煽られるがまま歌い叫んだ。
これがライブの醍醐味だ。

“観衆を巻き込む”

予想もしないことが突如始まる。
だから“ライブ”なのだ。

何度も同じステージに足を運びたくなる。
同じ曲、同じセットリストでも
ふたつと同じものはないのだから。









7. I Was Born To Love You

バイクに乗ったまま歌い始めたのは
なんとこの曲。
Fat Bottomed Girlsの代わりに
何を持ってくるかと思っていたら…。

曲順が移動したせいかまだこの曲に関しては
プレッシャーを感じているように思える。
もしかしたら初日より。

リズミカルで
畳みかけるように盛り上がる…
(難儀したドンストに似ている)
たぶんアダムの得意な曲では、ないはず。
日本限定曲なのでもちろん歌う頻度も少ない。
それでもこれだけのクオリティに仕上げてくる。


この曲『日本限定』と言われているが、実は日本以外でも過去3回演奏している。
さらに付け加えると、日本が最初ではない。
2014年サマーソニックの初来日直前の韓国、これは“リハーサル”の意味合いでやったのかなと思っている。

あとの2回は2020年ニュージーランド初日ウェリントンとオークランド。

この時のセットリストの流れは
I Was Born To Love You→
I Want To Break Free

初日に限って想像すると
セトリのカンペを誰かが見間違えた可能性も
なきにしもあらず。
この時のオセアニアツアー、
2回だけで終わっているのがいまだに謎です。









8. I Want It All

I Was Born To Love Youとこの曲
どっちが好き?とアダムに聞いたら
迷わず“こっち”と答えるだろう。

単調な曲よりアレンジが効く複雑のものの方が
得意だったりする。

曲がスタートするまでの即興部分
その日の気分で変わる時もあるが
流れはほぼ決まっている。
レスぺとの呼吸も完璧だ。

ロジャのここしかないという
絶妙なタイミングで曲がスタート
ここから会場がひとつになる。
同じものに向かって突き進む一体感
これぞライブの醍醐味だ。

7分超えの長さを全く感じさせない
静から動への変化が目まぐるしい
クイーンの名曲です。









9. Love Of My Life
10. Teo Torriatte(6:14~)


“オーサカノミナサンコンバンハ”
“ゲンキデスカ?”
“ホントーニ”
“イッショニウタッテクダサイ”
“ホントーニ”

ブライアンはほんとに
“ホントーニ”がお気に入りのようだ🤗

私の頭の中はこの後今日もアダムが歌うのかと
そちらに気持ちが行ってしまい
やはりまだ集中できず。

名古屋で現れたステージ上手側を見ていたが
この日はたぶん
スパイクの後ろ辺りから現れた気がする。

丁寧に歌い上げているのが伝わってきた。
大画面の姿をドキドキしながら見守り…
とその時音声が乱れ、、、😱

ア・ク・シ・デ・ン・ト‼

なんとアダムの声が途切れた😱😱💦


10:50~
よりによってこの曲で
マイクトラブルが発生するとは…
まあでも彼は
これくらいのトラブルはモノともしない。
過去にもいくつものトラブルを回避してきた。
まわりのメンバーもそこはこのフロントマンに
絶大な信頼を置いている。
全く動じず。

そして沸き上がった会場の大合唱😭
直前の「Singin’!!」は
マイクが通ってない貴重なアダムの生声だ。

ブライアンが胸に手を当て
両手の親指を立てた。
皆の力でアクシデントを乗り越え、一体感が生まれ
ジャパンツアーの弾みのきっかけにも
なったように思う。









実は10年前
QALとしては初めての本格的ツアー
北米2014の初日
オープニングの“Now I’m Here”で
いきなり音切れのトラブルに見舞われています

アダムは音声の途切れた中
冷静にパフォーマンスを続け
途中からニールのスタンドマイクを使いながら
代わりが用意されるのを待った。

そして不良マイクをステージサイドに投げ入れ…
この投げ入れ方がまあ華麗極まりない😍
そして代替えマイクを受け取り
何事もなかったかのように事態は収まった。

この見事なトラブル回避が行われたのが
QAL初のツアー、それも初日オープニングという
最悪のシチュエーションとは思えないほど
スムーズに行われた。
流石にブライアンたちも度肝を抜かれたはずだ。
アダムはいきなりの洗礼を受け
人並み外れたその能力は
この後数々のアクシデントを救うこととなった。


シカゴ公演のオープニング動画
こちらを載せておきます。
(懐かしいキャットウォーク✨)

3:30~トラブル発生
この後アダムが
胸の辺りで指を立てているのが見えますが
クルーのいる方向を見てるので
このタイミングで知らせたのかなと思います。









12. Under Pressure

ドラムに座ったままのロジャは
アダムと絡む時間は少ない。
この曲は唯一いっしょに過ごせる時間
ずっと二人は目を合わせながら
アダムはドラムの周りを離れようとしない。
ほぼ客席にお尻🍑を向けたままだ。

で、余りにも後ろ向きなので
私はその時間を測ったことがある。

曲約4分中、3分間はお尻を向けたままだった…
まあグランバーツとしては
それはそれでいいんですがね🍑🍑😍

ブライアンも邪魔をしないよう後方で待機。
絶妙な三角関係を観察するのは
飽きない楽しみのひとつだ。









16. Guitar Solo

ギターソロまで動画に撮っていると
“ずっと動画撮ってる”と
後ろから声が聴こえたことがある。

だからって止めるわけにはいかない。
ブライアンはギターソロも
毎回きちんとリハをして
命かけてるんだ。(←ちょっと大袈裟😅)

ちゃんと記録に残したい。
腕がだるいとも思わない。
ギターずっと掛けてる方が
ずっとずっとたいへんだから。









17. Is This The World We Created…?

日本仕様になってサイドスクリーンが加わって
また世界が広がったこの曲。
たった3分の曲なのにちゃんと物語がある。

フレディの存在を邪魔することなく
でもそこにあるのは見たことのない世界だった
ただ美しいだけで涙が出てくることって
あるんだよね。









20. Somebady To Love

アダムがクイーンの曲をカバーする上で
気をつけてきたこと
それはオリジナルに忠実に
リスペクトの気持ちを忘れず。

しかしQALがトリビュートバンドではないと
位置づけたのは
クイーンの輪郭は留めながらも
そこにアダムランバートという個性は
存在していたからだろう。

その威力がいちばん発揮されているのが
この曲だと私は思っている。
フレディの存在はもはやギリギリのところだ
(しっかり原形は留めております…)


曲の中でアダムが
自由奔放、やりたい放題に扱ってきたのは
中盤の“I’m gonna be free, Lord”から
クロージングまでの約2分半。

この部分は二つと同じものはないと言えるほど
ステージを重ねるごとに形を変えてきた。
それは何故か…?
ずばり、オーディエンスが違うからだ。
それほど客席側の影響を受け易い。

クロージング前の要の“Love”を
今はオーディエンスに振っているが
最初は自分で歌っていた。
その変化を見せ始めたのは2015年。

オーディエンスに歌わせておきながら
“違うよ!こうやって歌うんだよ”と
自分が歌ってみたり
でもそれは徐々に減ってきて
客席に委ねることが多くなってきた。
ファンもアダムに歌わせないよう
大きな声で歌うようになったからだ。

こんなに長く続くはずではなかった。
続けようと思ったわけでもなく
気がついたらここまで来ていた。

どの曲にもこうやって
アダムの歴史が刻まれている。
それが12年続いてきた証だ。









22. Bohemian Rhapsody

えっ?ちょっと待って。
アダム階段の上に立ってるよね?
これ、、、またまた“いつから事件”?😱
だってずっとずっとせり上がってたのよ!
ステージの真ん中で‼

初日の名古屋に戻る…階段に立ってます。
北米は…せり上がりの台に乗ってました。








この写真は2022年ロンドンO2アリーナ。
スタートからブライアン登場まで
この昇降台に乗って歌っていた。
降下する時
左手で備え付けのバーを握っているのが
うっすらだがわかる。

2017年からだったので
かれこれ7年もせり上がっていたのに😶
日本公演からなくなってたなんて。
ステージセットの変更が影響してるってことも
無きにしも非ず。









23. Ay-oh
24. We Will Rock You(1:03~)
25. Machines/Radio Ga Gaa(3:48~)
26. We Are The Champions(6:00~)
27. God Save The Queen(10:30~)


いつものエンディングだった。
いつものエンディングだと思っていた、、、
その瞬間までは。

カーテンコールが始まり
サポメンが終わり次はアダムが歩き出す。
歩き出したその足はずんずん歩いて
どんどん前へ進み…止まらなかった。

私はただカメラで追っていくことしかできず
動揺した手元は
ふらふらとブライアンとロジャを探しに
メインステージに戻ったが
すでに姿はなかった。

とっさに目の前のスクリーンにカメラを向けると
信じられない光景が。







いつの日も
二人のレジェンドはアダムと肩を組み
皆の前で挨拶をしたかった。
しかしいつからか彼はゆるりとその誘いを拒み
舞台端から拍手を送り
誰よりも先にステージを後にした。

ところが稀に、三人が揃って歩く時があった。
アダムが歩きたい、と思うタイミングが
時々あったからだ。
その特別な日が大阪だったとは。

そしてこれでは終わらなかったジャパンツアー
次の札幌のまたとんでもない光景に
繋がっていく。









動揺しまくりの私の動画では、ブライアンとロジャが歩き出す肝心なところが撮れておらず、お仲間の方がわざわざ上げてくださった動画をお借りしました。
ありがとうございます🙏










このブログを書き始めてから
多くのカーテンコールの動画を観てきた。
違う角度から何本も、何度も繰り返し
そこに映る様々なドラマを見てきた。

最初はカーテンコールなんて
ただ最後に皆で挨拶をするだけのもの…
と思っていた。

カーテンコールのアダムを見ると
その日彼がどんなステージを過ごしてきたか
そんな手がかりも見つけることが
できるようになった。

この大阪で
歩き出したアダムが足を止めず
どんどん花道の先まで歩いて行ったその時点で
ブライアンとロジャが
アダムの“非常事態”を察知しただけでなく
三人のサポートメンバーまでもが気づき
(この気づきが凄い…)
いつもより早いタイミングで退場している。
過去に何度も
そんな“特別な”アダムを見ていたからだ。

迷いなくアダムは歩いて行った。
ブライアンとロジャは…
どんなに嬉しかっただろう。

自分の存在を消すことに
努力を惜しまないアダムが
時折見せる“意思表示”
大阪はまたアダムにとって
特別な夜となった。


つぎの札幌に舞台は移る。
この出来事がつぎへと繋がる。

そう、QALのツアーは初日から千秋楽まで
すべてが繋がっている。
エンディングから次回のオープニングへと
ページは進んでいく。

日本ももちろん例外ではない。
初来日となった2014年サマーソニック。
初日大阪のカーテンコールのアダムが
東京のステージで見違える程の成長を
遂げていた。
(気づいたのは6年も経ってからでしたが…)

ひとつも逃してはいけない。
すべての瞬間が
今のアダムに繋がっている。





◆大阪公演プレイリストになります。
※現在限定公開ですが止む無く非公開になる場合がございます。ご了承ください。









※作成済のライブレポートはこちらからご覧いただけます。





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