偶然ではなく必然─救われた命

今日も輝けるひとつの海をのぞいてくださりありがとうございます。




北米ツアー2017いよいよ始動!!

と張りきってライブレポートに
取りかかっていたのですが、、、

実はどうしても、どーしても
引っ掛かっていることが一つありまして…。


初日フェニックス公演で起こった
ある“出来事”。


当初はいつものように、ライブレポートの中で紹介するつもりだったのです。
しかし、初日直前のプロモーションライブを取り上げた記事を書いて以来、

どうもアダムのとったその行動が
偶発的にではなく
起こるべくして起こったのではないか、
すなわち“必然”であった

と思えてきたのです。


2022/1/9投稿 




一度気になるともう後には引けない。
アダムのこととなると
スルーするわけにはいかないのだ。

レポート内に組み込んだら、またとんでもなくエンドレスになる予感…がしかし、アダムの大事な出来事なのできちんと残しておきたい。

ここでまたいつもの如く
根掘り葉掘り、深掘りすることにしましょう!
ハイ。

しばしおつき合いくださいませにやり



初日フェニックス公演で起こった
ある“出来事”とは。。。


余りにも有名すぎるこの“事件”

アダムの逸話としてSNS上でも
ことあるごとにお目見えするこのシーン。


Twitterからお借りしました。

 



下矢印こちらフル動画
“GDML IWIA GRA 06232017” 

 



I Want It All
曲後半、ブライアンのヴォーカル→ギターソロで佳境に入り、ステージ前方で一斉にスモークが噴射されるシーンは、QALライブに於いての見所になっている。


この日はツアー初日。
ブライアンはついつい夢中になり過ぎてか、自身のギターソロでステージ前方まで進み行き、スモークが噴射されるタイミングに気づかず、プレイを続けていた。


アダムは…実は少し前から気づいていた。

ブライアンの様子を気にするかのように
目線を向けているのが確認できる。


※動画内のアダムの行動
6:40 この辺りから意識が向いている
7:06 危険を察知(ブライアンへの目線が鋭くなる)
7:27 近づき腕を掴んだ瞬間
7:31 スモーク噴射


アダムは1分ほど前から意識し始め、ブライアンの様子を見守っていた。

顔色ひとつ変えず自身のパフォーマンスに集中しつつも、頭の中はフル回転だったはずだ。
この後起こり得るであろう展開を予見し、自分がやるべき最良の行動を瞬時に計算していたに違いない。


下矢印こちらが7:18(スモーク噴射13秒前)の映像

ブライアンの足元の黄色の矢印、ここがスモーク噴射口
ご覧いただけばわかりますが、両足ともかかっています。
背筋が凍る映像です。

そしてアダムが後方からこれを確認しているのがわかります。




この直後、危険と判断したアダムは行動に移ります。

危険を察知しながらも
ブライアンのプレイを妨げることなく
また驚かせることもなく、静かに彼の腕を掴み
ここからは力強く一気に引き寄せ、
ブライアンの体を噴射口から遠ざけました。


7:28  スモーク噴射3秒前の映像


これだけでも十分神対応の域だが
アダムが凄いのは…
その直後の信じられない行動だ。

自らブライアンの前に立ちはだかり
スモークの危険からさらに彼の身を守った。



腕を掴んでから噴射されるまでの間
わずか4秒。

ブライアンは一瞬何が起こったのか
混乱しているように見える。
辺りを見回し
初めて、ことの重大さに気づいたようだ。

アダムはぎりぎりまで
ブライアンのプレイを妨げることなく、
そして彼の命を守った。

この噴射口から煙を直接浴びれば…
想像しただけで恐ろし惨事だ。

もし慌てたり
ブライアンに異変を感じさせれば
助けるどころか、さらに危険な展開に
なっていたかもしれない。

その一連の動きは
まるでパフォーマンスの一部のように
自然になされたファインプレイだった。

この日の会場はGila River Arena
2万人近くの観客を収容できる
O2 アリーナ規模の大きな会場だ。

会場に埋め尽くされたオーディエンスたちも
アダムの勇気ある行動を
大きな拍手と歓声で称えていた。



ライブ中の突然のトラブル、
アクシデントはつきものだ。

ここで発揮されるのが
アダムの持って生まれた潜在能力。

ステージのどこで何が起こっているのか
常に気にかけ把握し
あらゆることに瞬時に対応できる
機転の早さ。


アダムは先を見通す力“予見力”が
ずば抜けているのだ。

この予見力は、ステージ上の曲のパフォーマンスにも十二分に活かされており、また今回のような危険回避にもその能力は発揮され、これまでも数々のトラブルを切り抜けてきた。


ブライアンの危険を回避した
今回のアダムの神対応。

彼のとったこの行動が
偶然ではなく
起こるべくして起こった事象であると
私が考える理由─


9ヶ月ものブランクを空けて始まったツアーの初日。
まだ体も慣れておらず、ステージ勘も戻っていないのが普通だ。

ツアーのウォーミングアップも出来ていない、そんな初日にこれだけの神対応ができるアダムってなんなん?!と驚くばかりなんですが、ふと思い出したのが前日に行われたプロモーションライブのことなのです。

自身の書いたオープニングの文章を思い出し、
ハッとしました。


“ステージ勘もすぐに戻ってしまう
こういうところは相変わらず…
流石だなアダムは。”


そうでした。

アダムは前日のステージ、
それもオープニングの後半で
すでにステージ勘を取り戻していたのです。

ブライアンを救ったこの行動が、まるでパフォーマンスの一部のように自然に且つ的確に出来た事は、ある意味“アダムにしては”当たり前のことで、さほど不思議ではなかったのでなないか…。

これは裏を返せば
アダムが常に“神業”レベルである
いうことでもあるのです(笑い泣き)

もちろんこの行為自体は
そうそう出来ることではありません。
(アダム以外誰ができます?できません!!)

アダムだから、アダムだからこそやってのけた
(アダム、アダムうるさい!と言われてもやめません!)


さらに私を身震いさせたのは、、、

“ステージ勘が戻っている、流石だ。”と褒めた
そのプロモーションライブのオープニングの曲が
同じI Want It Allだったのです。

(偶然ですか?コレも?)

“4曲しかないセットリストのオープニングの選曲は
難しかったと思いますが
I Want It Allは大正解だった。
と私はレポートしました。


でも内心思ったのです。

4曲編成であれば
本来ならセトリに組み込まれることはまずない
I Want It All─
この曲をリストイン、
さらにオープニングに持ってくるなんて
珍しいな、と。

違和感があってもいいくらいの選曲なんですが
蓋を開けてみれば全く問題なく
アダムの良さが十二分に光った仕上がりでした。


極論だが、

翌日フェニックス公演の
アクシデントを阻止するために
ここでI Want It Allが仕込まれた…。
(また誰かの仕業?😇)


4曲編成に於いて
リストに入る確率の低いこの曲が
いきなりオープニングに組み込まれたという
イレギュラーな出来事に
何か伏線的なものを感じたのです。

これがリハーサルの代わりになったのかな
と考えると
勘を取り戻したアダムが
スモーク噴射の勘を取り戻していたアダムが
ブライアンを救ったことは
偶然でも、神的なことでもなく
起こるべきして起こった、と思えてならないのです。


結論。
簡単に言うと

「ブライアンが危ないことするから
アダムくん、助けてあげてよね
でも初日いきなりだからさ
そのリハーサルを前日にしとこうぜ
その曲I Want It  All、やっとこうよ」
といつもの誰か😇さんが
空の上から仕組んだ、ということですかね。



そしてさらにこれは余談ですが
もうひとつの偶然に気づきました。

今回は二度目の北米ツアー。

前回の14年北米ツアーの初日にも
いきなり、オープニングでのマイクトラブルがあり
アダムの気転の効いた神対応が見られたのでした。


(ブログ始めた頃の記事、お粗末もいいとこだわ💦)



アダムにとってQALとしては
初めての本格的なツアーの初日でした。

“こいつは天才か!!”
とアダムの人並み外れた能力に腰を抜かした
最初の出来事だったような気がします。

偶然は重なるものですね。
(またもや波乱の幕開けPart2あせる)

アダムは心のどこかで
この出来事を懐かしく
思い出していたのかもしれませんキラキラ


北米ツアーの初日は気をつけようね、
アダムくん!
(次の北米は2019年のラプソディツアー👑
初日はバンクーバー…
まだまだ先だけど今から楽しみだなドキドキ)



以上横道に逸れたレポートでした。
すっきりしました〜ゲラゲラ
(完全なる自己満足…)

ということで次回からはやっとこさ
ツアーをスタートさせたいと思います!!

よろしくおつき合いくださいませキラキラ




(画像・映像すべてお借りしました)



コメント

  1. ソルト店長 より:

    ブライアン~危なかったですね。
    アダムありがとう~素晴らしい若い人がいると助かりますね!
    ブライアンは鬱病の時もあったらしくてフェニックスの方のリハビリ施設に
    行ってた事もあるそうです。
    アリゾナ州は天候が良くてロンドンより気分が晴れるのかな?ラスベガスからも近いです~よ。

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