今日も輝けるひとつの海をのぞいくださり
ありがとうございます。
つい先日アダムの
HALLOWEENソロツアーが開催されました。
🎃The Witch Hunt nini Tour😈
アダムのTwitterより拝借(2022/7/19)
Halloween is my favorite time of the year and I am thrilled to celebrate it with a dark-sided trip into my repertoire. Join our coven and seek shelter from The Witch Hunt! @WynnLasVegas
Tickets On Sale this Friday 7/22
Fan Club Pre-Sale Wednesday, 7/20https://t.co/zDWY172G18 pic.twitter.com/QWQTsjnI0N
— ADAM LAMBERT (@adamlambert) July 18, 2022
この後、7月27日追加公演の発表がありました。
〈TOUR DATE〉
①2022/10/19 OAKLAND, CA_Paramount Theatre
②2022/10/20 WHEATHLAND, CA_Hard Rock Live Sacramento
③2022/10/22 RANCHO MIRAGE, CA_Agua Caliente Casino
➃2022/10/23 SAN DIEGO, CA_Balboa Theater
⑤2022/10/26 LAS VEGAS, NV #1_Encore Theater at Wynn Las Vegas
⑥2022/10/28 LAS VEGAS, NV #2_Encore Theater at Wynn Las Vegas
⑦2022/10/29 LAS VEGAS, NV #3_Encore Theater at Wynn Las Vegas
⑧2022/10/30 HOLLYWOOD, CA_Hollywood Palladium
昨年のちょうど同じ時期
アダムはステージに立っています。
それは彼にとって―
552日ぶりの晴れ舞台でした。
本来ならば2020年4月から行われるはずだった
ソロツアー『VELVET TOUR』
相次ぐ主要国のロックダウンによって
延期(最終的には中止)された。
その日から長い長いトンネルを彷徨い
ようやく出口の光が見えてきた頃でした。
私には見えた
“ロンドンへと続く道”を歩き
2022年QAL欧州ツアーを完遂。
その3ヶ月後に組まれた今回のソロツアー。
QALの舞台では見せない素顔を
また見せてくれるはずだ。
こちらは初日
二日目のセットリストになります。
◆The Witch Hunt #1
OAKLAND, CA
10/19/2022
Witch Queen Of New Orleans(Redbone)
/Superpower
※Another One Bites The Dust
Evil In The Night
Enjoy The Silence(Depeche Mode)
/Personal Jesus(Depeche Mode)
Closer(Nine Inch Nails)
Fever
(talk)
Mad About The Boy
Heavy Fire Intro
Enter Sandman(Metallica)
Wicked Game
※Stone Cold Crazy
(talk)
Whataya Want From Me
Chokehold
/Sleepwalker
Ghost Town – remix intro
Overglow
(talk)
Lay Me Down+Band Intro
You Make Me Feel (Mighty Real)(Sylvester)
-encore-
If I Had You
※青字→カバー曲
※クイーンの曲はカバー曲に含まれてまおりせん。ご了承ください。
◆The Witch Hunt #2
WHEATLAND, CA
10/20/2022
Witch Queen Of New Orleans(Redbone)
/Superpower
Evil In The Night
Another One Bites The Dust
(Talk)
Mad About The Boy
Enjoy The Silence(Depeche Mode)
/Personal Jesus(Depeche Mode)
Fever
Closer(Nine Inch Nails)
Heavy Fire Intro
Enter Sandman(Metallica)
Wicked Game
Stone Cold Crazy
(talk)
Whataya Want From Me
Chokehold
/Sleepwalker
Ghost Town – remix intro
Overglow
(talk)
Lay Me Down+Band Intro
You Make Me Feel Mighty Real
-encore-
If I Had You
※赤字→曲順入れ替え
リスト曲は変わらず二日目に曲順の入れ替えのみがあり、それ以降は固定されたまま最終日まで同セットリストが組まれました。
初日で様子見、二日目にいじってくるのはいつものことですね。
Another One Bites The Dust と
Mad About The Boy が浮いていた感があったので
入れ替えによって最初のtalkの前後の流れが
自然になった気がします。
セットリストはパズルのピースのように、すっぽりと収まると全体が落ち着くもの。
これだけオリジナルとカバー曲を網羅しても違和感なく楽しめるのは、アレンジであったり曲間の細かい演出があったり。
アダムのセンス、そしてステージ勘の良さ…
彼のエンターテイナーとしての
生まれ持った才能の賜物だ。
さて本編へ行く前に
アダムのハロウィン衣装を紹介しておきましょう😍
オープニングはこちら😈
マントが重いのなんのって💦
(何度も前を引っ張ってたのよね🤣)
マントを脱ぐとこうなります
あーーーーー重かった!😂
チェック、赤、スカート、マント、角…
最強の魔女😈
あーーーーーー!可愛い💕
(頼むから裾は踏まないでおくれ💦)
後半 Ghost Townからはこちら
あ~~~白も似合うぅぅぅ😍
(何でも似合うんだよね、要するに😍😍)
お待たせしました。
それでは開演いたします!
(今回はすべての公演から各曲を選びながらの編成となります。)
オープニング
◆1.Witch Queen Of New Orleans(Redbone)~
1971年リリースのRedboneのカバー。
アダムの選曲のセンスには毎回脱帽だ。
二人のダンサー、テランスとジョニーが
黒のマントに身を包み
Witch Hunt(魔女狩り)の森を彷徨う。
舞台下手から現れる主役の登場で(圧が半端ない😈)
ハロウィンの夜は更けていく。。。
◆Oakland 10/19/2022
(アダム登場 2:12~)
メドレー
◆Superpower Vegas #3 10/29/2022
こちらがオリジナル
Witch Queen Of New Orleans(Redbone)
メンバー二人の兄弟によって書かれたこの曲は1971年にリリース、1972年米ビルボードで21位、1971年全英シングルチャートではロッド・スチュワートの「Maggie May」についで2位になっています。
◆6.Enjoy The Silence(Depeche Mode)
◆7.Personal Jesus(Depeche Mode)(1:01~)
Depache Modeのカバー曲メドレー
全くタイプの違う曲を
いとも簡単に繋げてしまうアダム。
私的に気になった箇所をひとつ。
Personal Jeasus
後半、キーが上がる箇所がある。
最後の1コーラスの歌い出しからキーが上がるのだが、これは二日目から。
兆しがあったのは初日。
同じキーで淡々と歌っていたが、違和感があったのか閃いたのか、突然終わり間際にキーを上げた。
これが二日目の変化に繋がったのかなと思いました。
たったこれだけの変化で
曲全体の演出効果が上がる。
キーが変わる瞬間がなんとも心地よい。
ここまで軽々と上げられるのも
神の音域の賜物よね。
こちら比較用に初日と二日目の映像。
Oakland公演(初日) 10/19/2022
※チェック箇所 3:27~(キー変わらず)
3:42~(キー上がる)
Wheatland公演 10/20/2022
※チェック箇所 3:21~(キー上がる)
1989年にリリースされたアルバム「Violator」から
Personal Jesusはリードシングルとして
Enjoy The Silenceは続く二枚目のシングルとして
翌1990年にリリース。
そしてこちらオリジナルを探していたら
(もしかしてメドレーがあるかも、なんてね)
そしたら何と順番は逆ですが
この2曲が収まった動画を発見!
1989年のPeter’s Pop Showという
イベントのようですが観客が実に熱い。
時代を感じます。
◆10.Heavy Fire Intro
◆11.Enter Sandman(Metallica)(1:33~)
◆12.Wicked Game(5:05~)
MetallicaのEnter Sandman
アダムの人並み外れたカバー力なら
ヘヴィメタまでこの出来栄えでも不思議ではない…
と驚いていたのですが
実はこの曲初めてではない!ということを
YouTubeをウロウロしていたら
偶然発見😭
(新参者グランバーツ…まだまだです💦)
で、でですね…
アダムくんの頭に乗っかってるものは
ハロウィンということで
軽くスルーしてもらうなりなんなり😂
いえね、最初はなかったんです。
地元サンディエゴを無事終え
ツアー後半
ベガス3daysに入り、調子こいてきた二日目に
突然りっぱな“Horn”が生えてました。
この衣装にツノ…そしてメタリカを歌う
やんちゃな悪魔くん😈
こちら3曲繋げてくれた映像をお借りしました。
(ツノが生えた日😈)
Heavy FireからEnter Sandmanへの流れも
抜群なのですが
そこからWicked Gameへシフトする瞬間が
たまらなく好きです。
Las Vegas #2 10/28/2022
さて気になる“実はやっていた!”の映像はこちら
12年前、アダムの初めてのワールドツアー
Glam Nation Tour
2010年10月17日 ニュージーランド Auckland
ギタリストTommy Joe’sのバースデーだったこの日、この曲を彼にプレゼントしたようです。(もうひとつ“プレゼント”があったようですがそれは映像の中でご確認ください…😘)
この後 Stone Cold Crazy
talk が入り
後半へ一気に流れは変わります。
WWFM ここで投入💚
この日のtalkが大好きです。
(背中のひらひら、私はマントと呼んでいましたがアダムは“ケープ”と言ってます。なるほど。)
アダムはいつも
オーディエンスと友達のように会話をする。
アメアイ時代から支えてくれているグランバーツ、クイーンからのファン…自分を長い間サポートしてくれる全てのファンへの感謝を伝えるアダム、、、
ベガス最終日―
去年のベガスを思い出す。
あれから1年後
アダムが再びステージに立てていることに
改めて感謝した。
◆14.Whataya From Me & Speech
Vegas #3 10/29/2022
ここからは畳みかけなので一気に行きますね!
◆15.Chokehold
◆16.Sleepwalker(3:58~)
おなじみのメドレー。
チェックポイントふたつ🎃🎃
まず始まってすぐ1分過ぎのとこ。
アダムくんのひらひらケープの先が
マイクスタンドに引っかかってるのが気になって💦
大丈夫かと冷や冷やしていたら
動いてるうちに外れました😈
よかったぁ。。。
同じく冒頭の方で
私の大好物シーン=イヤモニ関連💕
イヤモニを耳に付けるも(0:36~)
ポロッと外れる…😍
そしてエンジニアへの指示も頻繁に出しています。
この手の動きがたまらん…
ずーっと見ていたいやつ😍💕
Las Vegas #2 10/28/2022
◆17.Ghost Town(rimix intro)
3回目のお色直し✨白の衣装で登場。
2015年にリリースされた3rdアルバム
「The Original High」の先行シングルとして
発売2ヶ月前にリリースされた曲。
ライブでは定番化しているが
今回はアルバム収録されているrimix intro Ver.
ライブでは初めて聴いたのですが、、、
(これは初出なのか…?🤔)
10/29/2022 Las Vegas #3
◆18.Overglow
アルバム「Velvet」収録の曲。
これも私の記憶の中では
初披露ではないか、と思われます。
Overflowから生まれた言葉
Overglow
きらきらと溢れ出す
心のざわめき
アダムの艶やかなファルセットが
どこまでも美しい
Las Vegas #3 10/29/2022
◆19.Lay Me Down
◆Band Intro(5:10~)
◆20.You Make Me Feel(Mighty Real)(4:16~)
故Aviciiのアルバム「True」に加わっていた
ナイル・ロジャースの誘いから
アダムの参加が実現した Lay Me Down
文句なしのダンスナンバー。
そしてSylvesterのカバー曲へ繋げ
バンドメンバーの紹介。
長い秋の夜更け
ハロウィンの森はDiscoと化す。
わたしがお気に入りシーンがここ。
Lay Me Downがスタートする0:56~
袖から登場するテランスとジョニーを出迎えながら
背を向けたままスタンドマイクまで一直線
後ろ向きで進むアダム。
“マイクにぶつかりそう💦”と見守っていたら
マイクスタンドの手前でピタッと止まり足踏み。
くるっと振り返り
マイクを鮮やかに掴み取った。
自分がどうすれば美しく気高く見えるのか
アダムはよく知っている。
余談だがバックウォーキングが上手な人は、太ももとふくらはぎの筋肉が発達しているらしい。
アダムの美しく真っ直ぐな脚は理にかなっている、ということだ。
(両手の指先まで完璧ですから😍)
そして自分の分身マイクスタンドがどこにあるのか
ちゃんと見えている。
何気ないしぐさ、パフォーマンスに
無造作にあらわれる彼の天性。
やっぱりアダムって
天才以外の何者でもないわ。
Las Vegas #2 10/28/2022
-encore-
◆21.If I Had You
Las Vegas3日目は尻上がりに調子を上げてきていた。
翌日のツアー最終日に向けて調整は万全。
この日のアンコールもベガス3daysの中では
私はいちばん好きだ。
オーディエンスに手を伸ばすアダムも
この日だけだった。
ソロツアーはこじんまりした会場が多い。
観客との距離も近い。
世間話のようなファンとの会話も生まれる。
次の機会には
この会場のどこかに居るであろう自分。
叶えたい夢は果てしない。
Las Vgas #3 10/29/2022
昨今のアダムのソロツアーにおいて
実はある論争が渦巻いていた。
今年5月の Florida mini Tour
昨年のVegas Tourでも
波紋を広げた…セットリスト論争。
嫌な予感はしていた。
今回も21曲中8曲がカバー。
クイーンの2曲を加えれば半数になる。
いろんなファンがいて当たり前だ。
もっとアダムの曲が聴きたい…
その気持ちも当然のことであり、否定はできない。
でもだからと言って
それを不平不満として投げかけるのは
違うような気がする。
残念なことに
それはSNSを通して本人に向けられてしまい
彼も黙ってはいなかった。
最終日に怒りを露わにせずにいられなかった
アダムの気持ちを…考えてほしい。
“大事なものが
見えていないことはないだろうか”
アダムが考えたセットリストだ。
古くから自身を支えてくれている古参のグランバーツ、QALや映画から入った新しいファンたち。
アダムにとっては皆大切なファンであることに変わりはない。
より多くの人々に楽しんでもらえるようにと、アダムが一生懸命考えてくれたセットリストだ。
今回は特にハロウィンを意識して、お祭り色の強い賑やかなステージになったのだろう。
カバー曲とオリジナルの垣根を
私は全く感じられない。
“誰の曲であるか”ではなく
“誰が歌っているか”が大切なのだ。
誰の曲か、ばかり気にしていると
肝心の歌い手が見えなくなってしまう。
そして見えていない
もうひとつの“大事なもの”
3年前のアダムを思い出してほしい。
2020年3月
アルバム「Velvet」リリース直後
自身のソロツアー(中止)とQAL欧州ツアー(延期)を
同時に失った。
パンデミックでライブ中止、ツアー延期を余儀なくされたアーティストは数知れずいる。
しかし、二つのツアーを同時に失うなんて経験は
そうそうあるものではない。
特に自身のアルバム「Velvet」は
5年の歳月を費やし
アダムの特別な想いが込められた
渾身の作品だった。
リリース翌月から始まるはずだったソロツアー
その瞬間はもう二度と戻っては来ない。
その頃の自分を振り返り、
“かなり荒れたよ。何でこんな思いをしなくちゃいけないんだと恨んだよ。”とアダムは後に語っていた。
自身の居場所である
ステージを奪われたアダムにとって
この3年がどんなに理不尽で冷酷だったか
そんなことは私たちの想像できるものでは
なかったはずだ。
アダムがステージに戻ってきた。
ステージの上の輝く笑顔だけで
十分ではないか。
衣装についての意見など言語道断。
何をどう着ようがアダムの好きにすればいい。
Tシャツ1枚でも
何十万円もするデザイナーズブランドの衣装でも
中身はアダムだからね。
好きにおし。
アダムの決めたことを
全力で応援する。
私の真髄はいつのときも
どんな状況であっても変わることはない。
※ラスベガス二日目
セットリスト順に再生できるプレイリストを作成しました。
(レポート内でお借りした動画とは異なるものもあります。)
#2022/10/28 The Witch Hunt_Las Vegas ② 全21曲
(画像・映像お借りしました。)
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