Freddieが旅立った日に想うこと 2022


今日も輝けるひとつの海をのぞいてくださり
ありがとうございます。







生きてるあいだに
必ず見ておきたい場所がありました




GARDEN LODGE




2022/6/7 16:11




31年前 現地時刻で11月24日の夜
ここからフレディは
遠い空へ旅立った


日本とは9時間の時差
第一報は26日
自身の病を公表した翌日だった



とてもとても静かで
そこだけぱったりと
時が止まったかのような空間

向かい側の壁際にもたれ
心地よい風に吹かれながら

頭の中はからっぽだった


何も考えないまま
1時間近くが過ぎていた


“地下鉄のラッシュの前に帰らないと…”


思考が働いたと思ったら
頭に浮かんだものは超現実的。。。

その日初めてひとりでロンドンの地下鉄に乗り
ここまでたどり着いていたのだ



フレディ 帰るね
地下鉄のラッシュ怖いからさ💦
ごめんね また来るからね




2022/6/7 16:43




ここに到着してから
一滴の涙もこぼれなかったのに
この写真を撮った瞬間
ぼろぼろと泣けてきた。


“フレディは…ここを通ったのかな”


いえ、、、あの日という意味ではなく


実はこの日は
QALのロンドンO2アリーナ公演の
二日目が終わった翌日だったのです。


彼はステージの…
会場のどこかにいたはずですから

この道を通って
アールズコートの駅から地下鉄に乗って
グリニッジまで行ったはず😇


そう、お礼も言いたかった。


パンデミックのため二度のリスケを施され
二年越しにようやく実現した欧州ツアー。

アダムからステージを奪わないでほしい
と何度も神様、フレディ様とお願いしてきた。





そしてなんと
来年は北米ツアーが実現するかもしれない。


今回ツアーがスタートした時点では
たぶんそんなことは
頭の中をかすりもしていなかったと思う。

だが
36公演の彼らのひとコマひとコマを追えば
そんな決断も納得。


ここで終わる気はしなかった。

物語は続くのだ。


二ヶ月で36公演を組み込んだタイトなスケジュールにも拘らず、疲れを見せるどころかブライアンとロジャーの顔つきは生き生きと輝きを増していた。


ふたりをそんな顔にさせたのは
もちろんアダムしかいない。



もっと歌いたかったその想いと
残された仲間が幸せな人生を送れるようにと
フレディがこの世に残した無念と願い

この二つを叶えてくれる唯一の人物として
アダムは送りこまれた。






ツアー最終地 タンペレ。

気がついたら私はもう飛行機に乗っていたが
突き動かされるように
フィンランドへ飛んだのは
ロンドンから帰国した時点で
自分がどうするべきか、答えは出ていたからだ。


“行かない”という選択肢は
なかったのだから。




ロンドン4公演、最終地のタンペレと
6回のステージを観てきましたが
私が手中におさめた映像たち
そのどれもが素晴らしい中で


燦然と輝いているこのシーンを

今年のフレディが旅立った日に
記しておこうと思います。




今日が新たな一歩の始まりとなりますように

フレディ
どうかアダムの城を
お守りください




2022/7/24 Tampere #1 Nokia Arena, Finland
I Want To Break Free





















コメント

タイトルとURLをコピーしました