今日も輝けるひとつの海を
のぞいてくださりありがとうございます。
グランバーツは大忙し!
今月は嬉しいニュースが飛び込んできました😍
12月2日 これが第一報でした。
アダムのTwitterより拝借
ニューアルバムの発表でした😳
カバーアルバム「High Drama」が年明けに
さらにオリジナルのリリースが続くという
盆と正月がいっしょに来てしまったよ😍😍😍
12月13日プレオーダーの日の投稿がこちら。
第一報が流れたその日からどんな曲がリストアップされるのか、Twitterのタイムラインにはあらゆる予測が流れてきた。
アダムのカバー曲はアメリカンアイドルの時代から数えると実に多い。
収録曲数11曲と聞いた時は正直“少なっ!”と思いましたが、それだけ珠玉の11曲が選ばれるんだろうなあと妄想は膨らむばかり。
でもあの、アダムのことですから
私たちが予想できるほど
単純なものではないことだけは確かだった。
プレオーダーの前日
遂にそれは明らかになりました!!😭
収録曲の全貌がこちら。
1. Holding Out for a Hero / Bonnie Tyler (1984)
オリジナルはこちら
1984年の映画「Footloose」挿入歌。
日本でも大映ドラマ「スクール・ウォーズ」の主題歌として日本語カバーされた。
この曲は12月6日、London Wembley Arenaで開催された「UK BIG BASH EVENT」のステージで披露されている。
2. Chandelier / Sia (2014)
オリジナルはこちら
この音域を制覇できる男性歌手は
そうそういないだろう。
発売日まで(私は)聴かずにおいておきたい曲
3. Ordinary World / Duran Duran (1993)
オリジナルはこちら
みなしシングル第一弾
配信、ライブパフォーマンス(後述)あり
4. Getting Older / Billie Eilish (2021)
オリジナルはこちら
5. I Can’t Stand The Rain / Ann Peebles (1973)
オリジナルはこちら
6. West Coast / Lana Del Rey (2014)
オリジナルはこちら
7. Do You Really Want to Hurt Me
/ Culture Club (1982)
オリジナルはこちら
Boy Georgeはアダムが尊敬し親しいアーティスト
本人も絶賛。
(偶然にもアダムが生まれた年に発売されている)
8. Sex on Fire / Kings of Leon (2008)
オリジナルはこちら
9. My Attic / P!ink (2019)
オリジナルはこちら
10. I’m a Man / Jabriath (2014)
オリジナルはこちら
11. Mad About the Boy/Noel Coward(1932)
オリジナルはこちら
俳優・作詞作曲家・演出家など多彩な才能を持つNoel Cowardによる1932年の作品。多くのアーティストによってカバーされている中でもダイナ・ワシントンのものは有名。
アダムは35番目の歌い手となる。
女性から男性への憧れを歌った曲であるため女性歌手によるものが多いが、実は男性から男性へのバージョンも存在していた。(当時決して披露されることはなかったそうだ。)
ノエル自身がそうであったように、何かアダムとは通じるものがあったような気もする。
この楽曲は来年放映を予定しているドキュメンタリー「Mad About the Boy ー The Noel Coward Story」のテーマ曲に選ばれており、今年10月から既に配信がスタートしている。
またイギリスのBBCの人気番組「Strictly Come Dancing」でライブ披露された。
アダムの壮絶な歌唱力に彩りを添えた二人のダンサーによるパフォーマンスも素晴らしい。
その昔決して披露されることはなかったそのバージョンが、長い年月を経てアダムの歌声によって甦ったかのようだ。
ノエル・カワードがもし現代にいたとしても
アダムを選んでくれていたような気がする。
それに値するパフォーマンスだと、私は思う。
さて先行予約が始まった12月13日。
まず問題はタイムゾーン。
どこの日付時刻が基準なのか
そしてどこで予約ができるのか
ALFCからなのか、その他のサイトなのか、、、
Twitterに張りつき情報をチェックする。
日本時間13日に日付が変わって間もない頃に
オーストラリアのサイトで予約できることを発見
“Limited Signed Edition”の文字に躍らされ
…にしては安いのでまあコピーだろうと
とにもかくにも確保。
その後アダムが実際サインしている姿が
タイムラインに流れてきて“😱!?”
情報は絶え間なく流れ続けた。
グランバーツの分布図が
世界各国に広がっていることを実感しつつ
情報収拾に追われ
いつもの如く一睡もせず翌日まで奔走。
◆my確保状況
オーストラリアの音楽サイト
JB HI-FI
アダムのオフィシャルサイトから入れるが、販売元はWarner Music UK&EUが委託されているようだ。
ALFCのアカウントではログインできず、ゲストでの購入が可能。
しかし価格設定がバラバラ。
ALFCが比較的安価、アナログ盤のサインの有無が価格に比例していないような…よくわかりませんが、こういうことは深く考えるとポチれなくなるのでスルーしましょう😅
Amazon
国内盤 ※特典メガジャケ付
ALFC以外は保険だ。
アダム関連の買い物は金銭感覚が狂う💦
トラッキングナンバー?
そんなの付いてればラッキーだわね😅
カートに入れてひたすらポチる。
あとは無事届いてくれることを祈るのみ🙏
以下その他の国内盤情報等は
こちらにまとめました。
【タワレコ予約受付中】 ※特典なし
国内盤CD 3190円 2/24 WM JAPAN
輸入盤CD 2421円 2/24 WM UK
輸入盤LP 3501円 2/24 WM UK
輸入盤CD 2871円 2/24 BMG Eu
輸入盤LP 4491円 3/31 BMG Eu
ご予約はこちら
【HMV予約受付中】 ※特典なし
国内盤CD 3190円 2/24 WM JAPAN
輸入盤CD 2860円(2488円) 2/24 WM UK
輸入盤CD 2519円(2318円) 2/24 BMG Eu
輸入盤LP 4279円(3937円) 3/31 BMG Eu
※()は会員価格
ご予約はこちら
・国内盤は恐らく帯付き、歌詞カードは確定のようです!! ライナーノーツも付きですね、きっと。
ボートラなし、輸入品のためフラゲもなし。
・Amazonの特典メガジャケはQALのライブ盤の時クォリティ高かったので期待大😍
国内-配信一覧はこちら
先行した形で既に10月に配信となった「Mad About the Boy」 がシングルとして見なされないと仮定すれば「Ordinary World」がシングル第一弾となる。
Official VideoとしてYOU TUBEから発信された
「Ordinary World」 (2022/12/13)はこちら
そしてイギリスのNBC放送の「The Voice」で
生披露されたパフォーマンスがこちら
この曲はデュランデュランの1993年のアルバム『Duran Duran』(通称:The Wedding Album)からの最初のシングル。90年初頭まで低迷していた彼らの人気の復活のきっかけとなった曲でもある。
サイモン・ル・ボンが“親友の死を乗り越えようとして”書かれた曲。悲しみから逃れようとするが、そこには何も変わることなく“日常の世界”があるのが現実。
そこへ戻る術を学ぶことで前へ進んで行く、それが生きていくということなんだと歌っている。
今のパンデミックな世の中にも
通ずるメッセージが感じられるこの曲。
ニューアルバム告知後最初のシングルとして披露されたこと、アダムの渾身のパフォーマンスからこの曲への愛着を感じ取ることで「Ordinary World」はこのアルバムの代名詞ともなるナンバーになるのではないかと思えてならない。
この曲を何度も聴いていると、アダムはもしかして“カバーの定義”を覆してしまうんじゃないかと思えるほど独自の世界を作ってしまっている。
でもそれは決して彼自身のオリジナルの世界ではなく、原曲の原型はしっかりとそこに浮かび上がらせているのだ。
それはクイーンとしてステージに立ち、クイーンの楽曲をカバーしてきたアダムだからこそ出来得ることなのだろう。
このタイミングでカバーアルバムをリリースする意味は、正にそこにある。
彼が苦しみもがき飛躍した10年のキャリアの集大成が形になる、その時がきたのだ。
アダムの声質は3年前とは明らかに違う。
(もちろんこれはポジティブな意味合いです。)
アダムが乗り越えて来たものは
それだけ彼を苦しめたのだ。
彼の“VELVET”はまだ終わってはいない。
セットリストの半数、
それ以上をカバー曲が占めることへの不満が
後を絶たなかった“カバー論争”。
ステージでカバー曲を歌うことによって
そのきっかけを探していたのかなと私は思う。
特別な想いが込められたVELVETに
きちんと終止符を打ってほしい…
次のステップへ行くために。
そしてこの記事を書いているタイミングで
とんでもないインタビューが流れてきた。
イギリスのFearne Cottonというブロードキャスターの持つラジオ番組『Happy Place』にゲストとして招かれたアダムが、これまで心の奥底に封印していたものをインタビューを通して語ったものだった。
彼が辿ってきたいろんな意味での“人とは違う”人生…メンタル的なダメージがあったことは想像できたが、それを彼の口から直接語られたのを私は聞いたことがない。
まるで堰を切ったように
早口に喋り出す衝撃の事実。
余りにも突然のことで
知らなかったことの数々に文字通り…
言葉を失った。
心のバランスを失った過程や治療のこと、どうやって自分を立て直してきたのか、細かにリアルに語られたその言葉に嘘偽りはなく、正直なありのままの彼の姿がそこにはあった。
今、打ち明けることで同じ思い苦しみを抱えた人たちの、少しでも解決の糸口に支えになってくれたらという彼の純粋な願いが込められているように思えた。
アダムとはそういう人だ。
自分を飾ることを知らない
真っすぐなことしかできない
そんな彼の不器用さが
垣間見えた時間だった。
(実に一時間近くも話続けた彼を導いてくれたホストにも、感謝したい。)
その全てが公式ビデオとしてYouTubeにアップされている。
最初は時間にして長いと思ったが、彼の話にどんどん引き込まれリピートを繰り返し、何時間も聴き続けた。
早口で、もちろんわからないところはたくさんある。
それでも彼がどんな苦悩を抱えてきたか痛いほど、伝わってきた。
そんな中である一つの事実が
私の心を捉えた。
時計の針を巻き戻す…7年前。
アダムの運命を大きく分けた2015年欧州ツアー。
“medication”というワードが何度も響いてきた。
その頃から彼はメンタル的な投薬治療を行っていたようだ。
その直前、2014年は北米ツアーを終えて勢いそのままに、年末のカウントダウンライブを迎えていた。
ロンドンブリッジを彩る花火で新年を迎えたウェストミンスターホールでの彼のパフォーマンスは、各メディアに称賛された。
確かにその評価に十分値する素晴らしいステージだったが、私は一抹の不安を感じていた。
勢いに乗りすぎた順調すぎるその頃の状況が、怖かったのだ。
年が明けてすぐの1月中旬、2015欧州ツアーが始まった。
勢いが空回りしているのでないかという思いは拭い切れず、その理由のひとつはツアー曲「Save Me」が思うようにパフォーマンスできていないように感じたからだ。
日を重ねる度に歌い方が変化し、試行錯誤を繰り返しているのが伝わってきた。
そして…あの出来事が彼を襲う。
自ら患った感染症のためツアー半ばに
ブリュッセル公演を中止せざるを得なかったのだ
“この出来事がなければ
QALは2015年で終わっていた。”
私は今でもそう思っている。
勢いを加速するアダムに
ブレーキをかけてくれたのだ。
神様は乗り越えることのできない人の前に
壁は作らない。
アダムは自分の力で乗り越え答えを見つけ
進むべき道を選んだ。
ブリュッセル中止から二日後の
ミラノ復帰公演の“Save Me”
まだ喉は万全ではない。
しかしここがアダムの運命を分けた分岐点だ。
QAL12年の歴史の中で
最も大きなターニングポイントとなった
パフォーマンスだと思っている。
欧州ツアー終了の7ヶ月後の南米ツアーまで
投薬は続けられていたようだ。
2015年9月、南米リオデジャネイロ。
遡ること30年前
1985年に初開催された「Rock in Rio」
そのトリを務めたフレディと
同じ舞台に立ったアダムの先には
自らが敷いたレールがあった。
その道が…
今に繋がっているのだ。
自分の足で初めて歩き始めた姿が
今のアダムとぴったりと重なった。
私が追ってきたアダムは
確かにここにいるのだと
間違っていなかったのだと
思えた瞬間だった。
その運命を分けた2015年のことを
アダムの口から直接聞けたことは
私にとってはとても大きな出来事だ。
行ったことのないライブのレポートを
想像だけで書いているのだから
不安にならないわけもなく。
(これが本音)
二度のリスケを施され3年振りに実現したQAL欧州ツアーを終え、アダム自身の中でもひとつの区切りが見えてきたのか、カバ―曲を歌うことで自身と向き合うことができたのか…
その答えはアルバムの中にある。
2月24日が待ち遠しくてしかたない
三年前に踏み込んだ長いトンネルを
ようやく抜けたよね。
ようやく光を全身に浴び
息を吹き返した。
今のアダムは
どんな高価な宝石よりも輝いている。
それは尊い光、自身に偽りなく真っすぐに
生き抜いてきた証だから。
そんなアダムにもうひとつの“Congrats”
を贈りたい。
新しいアルバムと
あなたの新しい門出を祝って
おめでとう
大好きなアダムへ
Happy Holidays!
May you have a wonderful holiday season
And best wishes for 2023💖
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