今日も輝けるひとつの海をのぞいてくださりありがとうございます。
実はこの記事、新たに書き直しております。
最初に書いた頃から1年以上たってますが、この2014年から7年後の2021年にTwitterで記念のツイートをしようとしたところ、半分ほどの動画が削除されていることに気がつきました。
そこでもう一度動画を探し直し、それに伴い内容も手直しを始めたら我ながらお粗末な記事に納得が行かず、結局かなり手入れをして書き直しさせていただきました。
時系列に並べるため投稿日時は変更していませんが、2021年8月17日に再投稿、こちら改訂版となります。
サマーソニック2014 後半戦。
昨日の大泣きから一夜明け
戦いの場は西から東へ。
クイーン御一行様は
当日新幹線で東の都へ移動。
親衛隊も後を追います。
前日の雨雲が
そのままクイーンファンの移動を
追いかけるかのような
ぐずついたお天気。
でも会場に着く頃には
青空ものぞいていた。
マリンフィールドの会場
昼間こんな感じ。
こりゃ大阪・舞州の輩たちより
手強そうじゃ
実は前年の2013年サマソニで、同じ千葉マリンの会場で私は死ぬ思いをしたことがある。
お目当てのアーティストをより近くで観るため、いつもの幅寄せ戦法で幸運にも最前列を確保した。
しかし、いざスタートしたとたん
後ろからの押しがまさに殺人的。
自分を支えてくれている
一本の鉄の衝立と
後ろからの圧迫に耐えながら
“今これが倒れたら死ぬ”
と本気の恐怖を感じた。
もちろんライヴどころではなかった。
記憶にあるのは
肋骨の折れんばかりの痛みと
息ができない苦しさだけ。
早く終わってくれ!!
と心から願った。
そんなこともあったと、今では笑い話で済ませられるが、あのとき本気で私に何かあったら2014もここに来ることはできなかったのだから。
生きててよかった。
神さま、仏さま、フレディさま、、、
ありがとう✨
それでは
セットリストの発表です!
セットリスト(16) 2014/8/17 Tokyo
比較バージョン。
昨日のセトリ、おさらいしましょう。
大阪限定曲だった
Somebody To Love
Who Wants To Live Forever
が外され、代わりに
東京限定曲として
In The Lap of The Gods…Revisited
I Want It All
が入りました。
昨日の大阪ではカチンコチンだったアダムくん。
今日は大丈夫。
きっとあの子は大丈夫!
さあ開演です!
オープニング
◆1.Now I’m Here
大阪は悪天候のため
珍しい幕なしパターンでしたが
ちゃんと幕ありますね!
幕がストンと落ちた後、この頃はまだ上空に吸い込まれる仕様ではなかったのでクルーがせっせと片付けてくれていました。
その様子を収めてくれてあります。
貴重な映像!
こちらの動画
かなり至近距離からの撮影ですが、オープニングの混乱の中、アダムを収めようと必死の撮影者さまの戦いが伝わってきて思わずこちらも力が入ります!
もう説明はいりませんね。
今日のアダムはいきなりエンジン全開!
絶好調
キレッキレふぉー!
ブライアンまでスイッチ入っちゃいましたー
昨日の大阪公演のエンディングから
しっかりここに繋げました。
このオープニングだけでも
アダムの成長を感じます。
心配をよそに
いきなりの全開モード!
よかったぁー
みんな笑顔で
アダムももちろん凄いんですが
レスペも🎸ぎゅいんぎゅいん
唸りまくってますねー
昨日の様子を見ていて
アダムがここまでギアを上げてくるとは
予想以上でした。
たぶん、ブライアンも同じこと思ってたと思うんです。
曲序盤でスタートした瞬間
“今日のアダムはいける”と手応えを感じ
とたんにブライアンもギアを上げてきた感があります。
◆5.Fat Bottomed Girls
手、手、手、、、
乱立する手しか映ってないやないかー
って怒らないでください!
キャー!ギャァァー!!ていうアダムや
お、おぉー!ていう博士が
ちゃんと現れますから!
これだけ収めるのに
どれだけたいへんだったか…
有り難くお借りいたします。
アダムの充実したこのパフォーマンス。
このまま突っ走れ!
何をやってもうまく行く予感しかしない。
自分でもそう思うでしょ
アダム!
◆6.In The Lap of The Gods…Revisited(東京限定曲)
◆7.Seven Seas of Rhye
◆8.Killer Queen
事件ですっ‼️(なんなん!)
アダムくん、衣装替え…
金ピロやん…(←勝手に付けた名前)
(そこにいたのに覚えてない!?)
覚えとらん…
あー、時間を戻してください!!
もう、きっとこの衣装見れない💦
本気で凹む…大バカ野郎な私
◆9.“I Want It All”
こちらもう一つの東京限定曲。
この曲を聴けた
この場にいた人々は幸せだ。
前半を締めくくるこのシーン。
アダムの集中力が凄まじい。
それをより引き出してくれたのが
この臨場感ありすぎるくらいのこの映像だ。
かなり困難な状況の中
アダムのできる限りの一瞬一瞬を
逃すまいと
必死で追いかけてくれている。
画面から伝わってくるその想いに
鳥肌が立った。
迫りくる臨場感…
とひと言で片付けてしまえるような
映像ではない。
あの時の熱気と興奮と感動の渦の中に
私は確かにいたんだと
ゾクゾクと感覚が蘇る。
撮影者さまに
心より感謝。
◆10.Teo Torriatte (Let Us Cling Together)
公式動画のようにきれいに編集されている。
風になびくブライアンの銀色の髪の
一本一本まで見えるようだ。
日本語の歌詞が響き渡る。
そこが真夏の湿った夜であることを忘れるかのような
透き通ったオーディエンスの歌声が
風に乗っていった。
ブライアンが涙を拭うと
皆の堪えていた涙もこぼれた。
◆14.“I Was Born To Love You”
この曲はご存知の通り、2020年10月に発売されたライブ盤に収められている素晴らしい映像がある。
それはアダムの圧巻のパフォーマンスと躍動感溢れるオーディエンスを完璧に捉えてくれた。
私はこの記事を書いた当初、その映像を載せていた。
しかし今、客席側から撮影されたある動画を目にしてしまった。
そこにあるのはあの日、あの場所で私が目撃した(はずの)アダムの姿だった。
7年の年月を瞬く間に飛び越え、あの夜の熱気、興奮、飛び散る汗の感覚を呼び醒ました。
全身が震え
鳥肌が立ち
止めどなく涙が溢れた。
アダムの記憶のない自身の脳に
アダムの記憶を植え込んだ。
絶対にこの日を忘れない。
◆16.“Crazy Little Thing Called Love”
オープニングからエンジン全開モードのアダムでしたが、後半に入ってからは余裕綽々、自分でもちゃっかり楽しんでいるご様子。
そして嬉しいことに
後半スパイクのキーボードにブライアンと二人でちょっかいを出すオチャメなアダムがしっかりと収めてもらってありました。
この年の北米ツアーから続いていたこのパフォーマンスを日本でも観れたのは、ほんとに嬉しい。
ブライアンもすっかりアダムのペースに巻き込まれノリノリ。
実はブライアン日本に到着した時から体調が思わしくなかったらしく、この暑さもあり心配していたのですが何とかがんばってるようです。
このまま乗りきってほしい。
◆17.Bohemian Rhapsody
こんなに力強いBohemian Rhapsodyも珍しいのではないだろうか。
オープニングからエンジン全開で突っ走ってきた。
ここが日本であるというプレッシャーが押し寄せたのかもしれない。
気持ちが高ぶり、感情があらわになる。
ここも通過点。
アダムのBohemian Rhapsodyへの長い道のりは
まだまだ先は見えない。
アンコール
◆18.“We Will Rock You”
◆19.“We Are The Champions”
◆20.“God Save The Queen”
アリーナ席はもちろん
スタンド席もびっしりと埋め尽くされた
千葉マリンフィールド。
無数の手が頭上で振られていたその光景は
アリーナ上手前方にいた私の脳裏にも
はっきりと刻まれている。
金の紙吹雪が舞うさまを
真っ直ぐに顔を上げ仰ぎ見ていたアダム。
その脳裏には
何が映っていたのだろう。
あなたは王冠が似合う。
なぜなら─
自分に向かう全てのものに
全力で立ち向かい
真っすぐに、真っすぐに
ただ真っすぐに生きてきたから。
私はいつも感心して見ているのよ。
あなたの王冠は
いつもしっかりとあなたの頭に乗っかって
落ちないわよね。
すばらしい頭脳の持ち主だという
証だと思う。
God Save The Queenが鳴り響いたその時
辺りから
どよめきと歓声が上がった。
漆黒の夜空に
大輪の花を咲かせた
日本の夏の最高のおもてなし
花火。
マリンフィールドならではの
サプライズだ。
それぞれの胸に
一生の思い出として残るであろう
この日を
さらに色とりどりに彩ってくれた。
アダムは
夜空に散った花火の如く
一瞬の尊い光を放ち
夜空に舞った。
でも
一瞬であったからこそ
それは美しい。
偽りのない確かなものは
必ず人の記憶に残る。
真夏の南風にのって吹き抜けた
アダム旋風─
2014の夏が終わった。
クイーンとアダムは
次なる舞台
真冬の南半球へと旅立つ。
今日もおつき合いくださりありがとうございます。
東京公演は確かに素晴らしいパフォーマンスでアダムの実力を見せつけた圧巻のステージでした。
何かとこの東京公演がクローズアップされがちですが、このパフォーマンスは前夜の大阪公演がなければ生まれてなかった、と私は思っています。
緊張しながらも手探り状態で、日本のクイーンファンの前で初めてのステージを披露したアダム。
満足のいく出来ではなかったかもしれないが、アダムらしい誠実な力いっぱいのパフォーマンスが大阪でのファンの心を動かしたのです。
その自信がこの東京で花開いた、その結果だ。
この経験は次のオセアニアツアーのアダムをきっと支えてくれるはずだ。
次はオーストラリア、ニュージーランドへと駒を進めます。
また少し寄り道をしながらボチボチと。
またおつき合いいただけたら嬉しいです
(画像・映像お借りしました)
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