今日も輝けるひとつの海をのぞいてくださりありがとうございます。
サマーフェスティバルツアー2016も
あと二日間の日程を残すのみとなりました。
クイーンデビュー以来初の訪問となった
前回ルーマニア。
アダムは無事にその任務を終え
素晴らしい一夜となりました。
ルーマニア・ブカレストを後にして
南西へ向かったクイーン御一行さま。
移動距離約385km。
到着したのはブルガリア・ソフィアです。
ソフィアはバルカン半島の位置するブルガリアの首都。
市内には古代ギリシャやローマ、オスマン帝国、ソ連の占領時代など二千年に及ぶ同国の歴史を反映した建物が点在しています。
今回は「Arena Muzika 2016」
というフェスティバルへの参加となります。
会場は「Georgi Asparuhov Stadium」
(ゲオルギ・アスパルホフ・スタジアム)
ソフィアを本拠地とするサッカークラブ“レフスキ・ソフィア”のホームスタジアム。
20回以上の優勝回数を誇るブルガリアの古豪クラブです。
1963年開場。
収容人数29200人(スタンド)
当日ステージ設営の様子
快晴~☀️よかった!
こちらカックいいポスター
このポスターを見て…今回はすぐにピンと来ました。
調べてみると…やはりそうでした。
ブルガリアの国旗
前回ルーマニアの記事を書き終えた時点で“次のブルガリアももしかして初訪問なのか?”と思い調べていたら、このポスターを目にしました。
クイーンの象徴であるクレストがブルガリア国旗と同じ色で彩られています。
そうです。
ブルガリアも
1971年クイーンデビュー以来
一度も訪れていない国。
今回がブライアン、ロジャー、アダムにとって初めての訪問となります。
(私が調べた中ではアダムがソロに於いてもライブを行っていない国と把握していますが、もし間違っていたらお許し下さい)
前回のブルガリアでオープニングを変更したこともこれで納得できますね。
そしてもうひとつ、クイーンとは直接関係ないのですが不思議な共通点が見つかりました。
こちらが当日のタイムテーブルになります。
ここに記されている前座の
ELECTRIC PYRAMID
GRIMUS
JEREMY?
何か見覚えがあるなあと思い、何気に前回のルーマニアを確認してみました。
するとなんと、、、ルーマニアと同じ前座が起用されていたのです。
フェスティバル名はもちろん異なるものです。
この3バンドは前座としてQALのツアーに帯同していた、と解釈してもいいのでしょうか?
このバンドについて調べてみれば何か判るかもしれませんが、さすがの私もそこまで寄り道をするわけにはいかないので取りあえずスルーします。(気にはなりますが💦)
さてQALのスタートは21時15分
本日のコンディション
日の出 5時49分
日の入 21時8分
一日の平均最高気温 26℃ 最低気温 13℃
白夜の続いたフェスティバルツアー。
開演時刻にはまだ日没を迎えていないという明るい中でのオープニングが続きましたが、今回は(初めて?)わずかですが日没後の開演となりました。
場所の移動もありますが、ツアー日程が消化されどんどん終わりに近づいて来たことを感じてしまいます。
ブルガリアもルーマニアと同じく初めてのクイーンの来訪が実現したということで、街には歓迎ムードが溢れています。
あちらこちらに点在する看板。
そして御一行さまは前日6月22日15時30分
ブルガリSofia空港にご到着。
インタビューを受けるブライアンにちょっかいを出すロジャー
いつも喋らないクセにこんな時は邪魔するロジャー…ほんとに憎めない人たちです。(アダムが笑ってる…かわいい
)
ブライアンははっきりとしたブルガリア語で「Здравей България!(こんにちは、ブルガリア!)」と挨拶しています。
ロジャーのちょっかいに驚くブライアン→31秒~
違うアングルからの動画
こちらの
45秒あたりからのロジャーにご注目
アダムが一部始終を目撃して笑っています
しかしこの三人…
暑いのにこんなにひっつかなくてもね!
ほんとに仲良し三人組
セットリストはこちらになります
【セットリスト(57-2)】2016/6/23 Sofia-Georgi Asparuhov xStadium
セットリストは前回のルーマニア公演と同じになります。
オープニングも豪華3本立て✨
45年の沈黙を破った前回ルーマニア公演
ブルガリアの人々にとっても
それは同じだった
待つことさえ諦めていた
夢見ることさえ
無意味に思えていたかもしれない
アダムはまたも黒子に徹するのか
いや
今日は少し様子が違うようです・・・
それでは
開演いたします
オープニング
◆1.Flash
◆2.The Hero(1’50″~)
◆3.One Vision(3’00″~)
◆4.Hammer To Fall(7’53″~)
日没直後の空はまだ明るい。
少し雲は見えるが青空が見える。
今夜も雨の心配はなさそうだ。
緊張のオープニング
Flashのテーマと共にサイドスクリーンに
バックヤードのメンバーの映像が流れる。
待ちきれない手拍子と
ライティングが点滅するたびに沸き上がる歓声。
一瞬、花道脇のオーディエンスの顔が映った。
45年の時を超えて
“夢にまで見た”とはまさにこの事。
その夢の実現はもう目の前まで迫っていた。
私たち日本人には
想像もつかない思いがそこにはある。
アダム
今日もしっかりね。
ふたりのレジェンドをよろしくね。
◆6.Stone Cold Crazy
◆7.Another One Bites The Dust(2’46″~)
◆8.Fat Bottomed Girls(6’15″~)
アダムの様子が…
ルーマニアとは少し様子が違うなと感じてきた。
どちらもクイーンデビュー以来、初めてのライブ開催であるというシチュエーションは同じなのに前回のルーマニアで緊張がほぐれたのか…
今日のアダムは肩の力も抜けて、とてもリラックスしているように見える。
動きがキレッキレな上にまあ
ちょこちょことよく動くこと。
どうでもいいんだが、
ストレッチパンツの右の膝上あたりが
破れている?🤣
穴空いてるよぉ~アダムや💦
そしてFat Bottomed Girlsの後半の見所(10’50″~)
アダムの決めポーズのシーン
バイクに…思いっきり
またがりましたよ
(そこまで足上げなくても
)
なんだか調子づいてきた?
このお坊ちゃま
こういう日は…いやな予感が無きにしもあらず
ご機嫌な様子でお色直しのため退場していったアダムくん。
今後の動向を見守っていきますか~
◆10.Killer Queen&Speech(0’42″~)
◆11.Don’t Stop Me Now
穴の空いたストレッチパンツ
着替えてくるのかと思いきや
そのまんまかい!!
まあ、そんなこと気にしないアダムくんも好き
ルーマニアでは緊張していたけど今日のSpeechは“素”ね。
ていうか“素”すぎない?💦
シャンパンのカップを
なんとまあそんなおふざけを…坊っちゃま
(よい子は真似しないようにね)
ロジャーを紹介したあとはお尻フリフリしてふざけてみせたり
イヤな予感はしてましたけど…
調子こいてきましたよ、この子
最初にPlay The Game が少しだけ入っていますが音量が小さく殆ど聴こえない状態です。
42秒辺りからKiller Queen始まります。
オーディエンスにとっては
もちろん初めてのドンスト。
ステージとオーディエンスの一体感を
ここまで達成することはすごいこと。
ましてや“あの”アダムが、だ。
何度も書いてきたことだが
アダムが大の苦手だったこの曲。
一気に駆け抜ける疾走感になかなか追いつくことが出来なかった。
アダムは置いてけぼりを食らい、オーディエンスは思い思いに着地するしかなかった。
アダムの成長がほんとに眩しい。
どんな思いをしてこの曲と向き合ってきたのか、そんなことをいつも考えてしまう
オーディエンスを煽り、引き込み、引っ張り、暴れまくり、、、
最後は全員で鮮やかにフィニッシュ。
ブライアンの
ロジャーの笑顔が全てを語っている。
アダムに感謝しかない。
そんな笑顔だった。
◆12.Somebody To Love
何かが違うと感じていた。
これまでもそうだった。
“こんな日は何かが起こる…。”
いつものトークも口数多く
楽しげに客席との会話が弾んでいた。
そして曲が賑やかに始まり
終盤へ突入。
最後の“love 〜”
2015欧州ツアー千秋楽を最後に
アダムは自ら口にしていた“love 〜”を封印し
オーディエンスのものにした。
オーディエンスに歌わせて自分は歌わず。
そのまま無言でステージに戻る、というパターンが定着していた。
今日のブルガリアのオーディエンスは
とにかくどの曲も初めての体験だ。
どういう展開を見せるだろうとその行方を見守った。
エンディング、
アダムはいつも通り“love 〜”をオーディエンスに振った。
“love 〜”はしっかり歌えていたように思えたが、掌をひるがえしアダムはダメ出しをした。
そしてもう一度オーディエンスに振ると思いきや、
なんとアダムは…
自分で歌ってしまった!
“こう歌うんだよ!”と言わんばかりに
封印していた“love 〜”
を久しぶりに口にしたのだ。
“そう来たか~アダム!”
不意打ちをくらった私は
可笑しくて嬉しくて楽しくて
そして愛しくて…
笑いながら…涙が溢れてきた。
“アダムやったね!
あなたは最高だわ!!”
ブライアンもロジャーも
私と同じ気持ちなのが
手に取るように伝わってきた。
そしてアダムも…。
はしゃぎ、してやったりの得意気な顔。
アダムは子どもだ。
子どものようにピュアでわかりやすい。
こんなアダムに出会えると
またひとつ愛しさが増す。
どの瞬間も見逃がすまいと
また追いたくなる。
◆Selfie Stick
会場に沸き立つ大歓声が止まらない。
ブライアンがブルガリア語で挨拶をすると
その歓声はさらに渦を巻く。
こんな光景が45年後に起こるなんて
誰も想像しなかっただろう。
ブライアンはいつものように
自慢のSelfie Stickを取り出し
この歴史的な1ページを大切に収めた。
◆13.Love of My Life
◆14.A Kind of Magic
こちらも前回のルーマニアに引き続き
初めての大合唱。
自分だったら、45年も待ったらどんな気持ちなんだろう?と想像するだけで涙腺が緩んでしまいます。
次のロジャーの曲まで繋げてくれた動画を見つけ、有り難くお借りしました。
ロジャー、相変わらず無口
ふたりのレジェンドが揃いましたね。
アダムはどんな気持ちで
この姿を見守っているのでしょうか。
もしかしたらその時のアダムは
ひとりのファンの顔になっているかもしれませんね。
◆16.Under Pressure
この曲いつも
花道下からの絶景ポイントの映像が見つかって
ほんとにありがたい
今回はまたまたとんでもない映像が登場
画面の半分以上を
アダムのジーンズのお尻が占めるという
心拍数が急上昇⤴️息切れが
一時停止したまま進めません…
どうしましょう
(進むしかないでしょ!!)
あっ、そう言えば
アダムの衣装が久しぶりに…
3公演ぶりにヤシの木🌴スカジャンにチェンジ。
ダメージジーンズは最初の頃だけだったので
この組み合わせ随分久しぶりです
このスカジャン🌴私のお気に入り
アダムも気に入ってる
(イヴ・サンローラン 現在新品は入手不可 中古でウン十万💦)
ブライアン、Love of My Lifeが終わってホッとしたんでしょうか。
解放感いっぱいのリラックスしたお顔してますね
◆17.Crazy Little Thing Called Love
博士ーーー
この人たち、解放感ありすぎなんですけど
アダムもアダムだし~
そんなことしたら
博士が絡んでくるに決まってるじゃない
わざとです。
アダムはブライアンが調子づいてきたのを
わかってやってます
クレイジーが終わってすぐ
ロジャーに絡み(動画の冒頭部分)
次にオーディエンスに絡み
そして博士にトドメ
…にしてもオチャメすぎる
ブリ博士🎸
アダム、ありがとー!
これがあなたのやさしさ。
◆18.I Want To Break Free
Under Pressureからクレイジーへの
たたみ掛けるような流れから
一気にこの曲へなだれ込みました。
45年の垣根は完全に取り払われたようです。
社会的にも
困難な歴史を辿ってきたブルガリア。
恋人との関係を
断ち切ることのできない主人公の心の葛藤を
なじみ易いメロディに乗せた
ジョンの作品。
ジョンの曲はメロディの美しさだけでなく
歌詞も繊細で美しくセンスが光ります。
この奥深いジョンの世界は
形を変えて聞く人の心に語りかけ
思わず口ずさんでしまう
そんな気持ちにさせてしまいます。
何年たっても色褪せないどころか
輝きを増すこのブレイクフリー。
自由への解放を唱えたこの曲が形を変え
人々心の叫びとなって
ソフィアの街に響き渡った。
主役はここ会場にいる
ひとりひとりのクイーンファン。
そして栄光あるこのバンドを牽引してきた
ふたりのレジェンド。
アダムはいつも通りまた
ひっそりと自分の存在を消すことに
徹していた。
◆22.Tie Your Mother Down
◆23.Bohemian Rhapsody(5’50″~)
今日もアダムには
アンコールに入る前の大仕事が待っていた。
しかし緊張などは微塵も感じられない。
Tie Your Mother Downでは
ブライアンとニールに絡みながら楽しげに
余裕すら見られた。
アダムがいい状態で
ここまで来ているのがわかる。
そして遂にその瞬間を迎えた。
Bohemian Rhapsodyを歌うことが
この日の大きな目標だったであろう
この会場に集結した人々。
クイーンの象徴であるこの曲を
歌うことができる喜びを噛みしめながら
45年の時空の狭間を
それぞれの想いで辿っている。
目の前にいるアダムを
少しでも脳裏の片隅に留めてくれれば
と願う。
アンコール
◆25.We Will Rock You
◆26.We Are The Champions
◆27.God Save The Queen
今日のステージ
少々気になることがいくつかあった。
アダムの計5回の退場シーン
いつもはステージ向かって右側の上手から退場するのだが、今日は左側下手からだった。
アンコールも下手からの入場、違和感があった。
ステージの設置状況からなのか理由はわからないが、これまでの公演の中では初めてだと記憶している。
そしてアンコールがスタート
We Will Rock You
ロジャーのドラムがいきなり始まり、その後ろでブライアンのギターを手にしたクルーがスタンバイしていた。
そして下手からブライアンがペットボトルを口にしながらが足早に入場、ギターを受け取るや否やその足で演奏を始めた。
そこへアダムが
ジャケットのボタンを閉めながら入場。
何やら慌ただしい。
そう言えばLove of My LifeはショートVer.だった。
所々曲のテンポも僅かながら早い気もしていた。
胸騒ぎがして慌ててタイムテーブルの終了時刻を確認した。
このアンコールまで進めておいて今さら、だ。
スタート時刻しか気に留めておらず、セットリストも変更なかったので確認を怠っていた。
なんと持ち時間が90分だったのだ。
私が把握している今回のツアー通常の約120分より30分も短い。
オープニングが1曲増えているにもかかわらず、所要時間は短縮されている。
曲のテンポと曲間を縮めることで調整していたのか。
最初に気づいていれば、アダムのパフォーマンスの違いにももっと気づけたはずだ。
私としては不覚だった。
気を取り直し…
アンコールに話を戻しますね。
下手から入場したアダムは落ち着いている。
この動画のアングル、実にいい。
花道の脇からステージを臨む。
ブライアンが客席を見渡す表情、
そしてブライアンとアダムが花道を進む様子を
真横からその全てを収めてくれた。
いつもと違う行動に出たのは
2分40秒あたりからだ。
(この投稿者さまもサムネイルに使っています。)
曲後半“Thank you all”のあと
アダムはいつも花道からステージに戻り
そこでフィニッシュを迎える。
今日はなんと
戻ってきたアダムをブライアンがもう一度誘い
その背中を力いっぱい花道へ押し出した。
アダムが振り向き、躊躇していることから
かなり不意打ちだったことが伺える。
そんな予想外のブライアンの行動が
久しぶりにアダムの
あのパフォーマンスを生み出した。
2012年QAL初ツアーのロンドンの最終公演
同じエンディングで見せたこのシーンだ。
確か2015年欧州ツアーでも一度目撃したが
それ以来だと思う。
クイーンへの溢れんばかりの敬意を表そうと、その思いが過剰なあまりこのパフォーマンスになってしまうアダム。
これまではさすがにブライアンもこの行動には恐縮してしまい、立ち上がるように促していたが、今日はしっかりと受け止めていた。
God Save The Queenのカーテンコールでは
これまた珍しく…
いつも遠慮がちなアダムが
真ん中からふたりの背中を押し
三人並んで花道へ進むシーンが見られた。
“おや、アダム今日はどうしたの?”と
三人で挨拶するのかと見守っていたら…
なんと花道の先でふたりを置き去りにし
自身は素早く後ろへ身を引いた。
“何だよ、アダム”
と言わんばかりにブライアンとロジャー
戸惑いながらの挨拶になってしまい
今度はふたりしてアダムを
オーディエンスの前へと押しやった。
腰よりも低く
深々とお辞儀をするアダム。
(王冠は落ちず!)
すっかりアダムは
クイーンの一員になっていた。
こちら同じ投稿者さまの2本の動画で
きれいに繋げてくれています。
We Are The Championsのエンディング
金の紙吹雪が舞い上がるシーンを
これ以上ないアングルで収めてくださいました。
心震える感動の記録です。
◆25.We Will Rock You
◆26.We Are The Champions
◆27.God Save The Queen
今日のカーテンコールのシーン
ふたりのレジェンドにフェイントをかけた
アダムのしてやったりの行動。
時間にして僅か20秒程の出来事だが
アダムの見事な駆け引きだった。
ブライアンとロジャーは
三人で挨拶できると思い込んでいただろう。
“今日のアダムはえらい素直だな”と
内心喜んでいたに違いない。
絶妙なタイミングで
到底ふたりの手が届かないほどの距離を空け
素早く後ろへ身を引いた。
ただ遠慮するだけなら誰でも出来る。
謙虚さという言葉で片付けられるほど
単純な話ではない。
頭で考えたり
こうしなさいと言われて
出来ることではない。
この4年もの間
ふたりのレジェンドと過ごし
いくつもの尊いステージを経験してきた
アダムだからこそ、だ。
ルーマニアに引き続き45年ぶり
クイーンとして初めての訪問となった
ブルガリアで見られたこのシーン。
もちろんこの場にいた人々に
深くはその真意は伝わらない。
そのまま流されてしまういち場面。
こんなアダムの大切な断片を
こぼさずに拾い上げることができて
私はほっとしている。
この角度から記録に残してくださった
撮影者さまのお陰と感謝したい。
この日は90分という短縮されたステージをこなすため、曲数を減らさずさらに内容を削るのではなく、凝縮度を上げるという努力を重ねエンディングを迎えた。
We Are The Champions
のフィニッシュ
ブライアンのレッドスペシャルの音色が
ここぞとばかり
いつもより尾を引いているように思えた。
辺りを金色に染めた紙吹雪は
いつもより長く舞っていたように思えた。
今日は気温が高く
ステージへの送風は
アダムたちへのものだと思っていた。
その風が─
最後の仕事をこなそうと、懸命に舞う紙吹雪たちを
一秒でも長くと地上へ舞い上がらせる。
ひとつひとつの切れ端がその想いとなり
それを掴もうと無数の手が夜空に伸びていた。
その最後の一片が
地上に落ちたとき
クイーン史に刻みこまれた1ページが
名残惜しくもその幕を閉じた。
アダムはまたひとつ
階段をのぼった
また違う景色が見えたのだろうか
今日も最後までおつき合いくださりありがとうございます。
大切なブルガリア公演のアンコールでまさかの時短に気づき慌ててしまいました。
Love of My Lifeで気づいておきながら、タイムテーブルを再確認しなかった自分の詰めの甘さに情けないやら。
曲のテンポも遅いと感じたら要注意だと
自分に言い聞かせた。
アダムはひとつひとつとステージをこなすごとに
見る見る成長している。
そして歴史的な1ページを
純粋なひとりのファンとして
迎えていることもまた事実だと思います。
アダムはまたひとつ宝物を手にし
いよいよツアーファイナルを迎えます。
あー、アダム!
ドキドキするね。
1日の移動日しかないけど身体をしっかりと休めて
その日を迎えてほしい。
アダムとクイーン御一行さまは
ブルガリアをあとにして
いよいよ最終地イタリアを目指します。
どうか最後までおつき合いくだされば嬉しいです。
◆4/7 追記
Twitterでフォローさせていただいてる方の中にブルガリアの方がいて、今回思い切ってメールしてみました。
すぐに返信をくださり、たくさんの貴重なお写真や動画を送ってくださいました。
ガガの時に客席へと降りてきたアダムの手にも触れることができたそうで、とても興奮された当時のことを話してくださいました。
そして開演前にスタジアムの外で聴こえてきたサウンドチェック…Who Want To Live Forever。
初めてブルガリアの空に響き渡ったアダムの歌声が感動的で心が震えました。
ご本人の許可を得てこの貴重な音源をお借りしましたので載せておきたいと思います。
DILAMBERTさんのTwitter投稿記事より 4/7
(画像・映像すべてお借りしました)
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