【セットリスト(40)】2015/2/24 再訪ロンドン SSE Arena ウェンブリー公演

今日も輝けるひとつの海をのぞいてくださりありがとうございます。



ポーランド・クラクフでの凱旋公演を大成功に収めたクイーン御一行さま、ツアーも終盤、ヨーロッパ大陸に別れを告げ、いよいよロンドンへ舞い戻ってまいりました。
千秋楽まであと3公演を残すのみとなります。

中2日の日程で、クラクフからの移動距離1663km




UKツアーの一部詳細がこちら。

グリーンがツアー序盤に開催済み、ブルーの丸囲みが残り3箇所の開催地、日付は日程となります。




ツアー序盤でのロンドンは1月17日・18日の2日間、ロンドンO2アリーナでの開催でした。

今回の会場はそこから北西に45kmほど移動したウェンブリーにある『The SSE Arena Wembley』

あの『ウェンブリースタジアムの向かい側にある多目的アリーナ。

この写真の左手に、ど~ん!とウェンブリースタジアムがあります。



1934年開場
当初はエンパイアプールという名称の屋内プールだったが、78年に改修工事が行われ、収容人数8000人から最大12500人まで規模を拡張。
それに伴ってウェンブリー・アリーナに改名した。

その後2014年に電力会社SSEが命名権を獲得、SSEアリーナ・ウェンブリーへ変更された。

ロンドンではO2アリーナアールズ・コート・エキシビジョンセンターに次ぐ3番目の規模をもつ屋内競技場。

2017年XJapanのライブも開催されている。





ではセットリストの発表ですビックリマーク

2015/2/24 London-SSE Arena Wembley




ありゃま!

書ききれないくらいの

過去最多曲数30曲👑を記録いたしましたビックリマーク


“Dragon Attack”
“The Show Must Go On”

のレア曲2本立てだけでも豪華なのに、


なんと、なんと!

(何度も見直しちゃった!)


“Don’t Stop Me Now”イン!!

1月24日以来、ちょうど1ヶ月ぶりの登場となります。


どうしちゃったの~!アダムウシシ

やる気満々じゃん!

ロンドンの手厳しいオーディエンスを前に攻めてきたわね。

リハはしっかりやったかな?

お手並み拝見と行きますか!ウインク


ハイ!
待ちきれませんね~!


では、開演いたしましょうビックリマーク




オープニング
◆1.One Vision

今回もレアもの映像が見つかりました。

ステージ下手側の斜め横からのアングル…ということは何が見えるかというと、

そう幕の向こうの入場シーン!

青の照明が入ったタイミングでは、Qビジョンの前にいるブライアンが確認できます。
その後、ロジャー、エドニー、そして革ジャン姿のアダムが続々と入場。

そして赤の照明に変わり、Qビジョンのブライアンの足元から、強烈なスポットライトがその巨大な影を映し出しました!

スゲーなこりゃ滝汗


幕の端が少し外側にめくられているような気がするのですが、そのおかげでちょうどブライアンが見える形になってます。

曲が始まるとアダムやブライアンにかなりの至近距離で寄ってくれてます。

やはり地元ロンドンに帰ってきて、表情が違いますね。
アダムも肩の力がいい感じに抜けてて、いいスタートを切りましたウインク






◆4.Fat Bottomed Girls

この曲、2公演ぶりです。

実は動画がなぜか少なく、さらに最初の肝心要のコーラス部分がカットされてたり…。


そして、2公演ぶり(それだけでも久々な気がする)に聴いたこの曲、

“うん?”

違和感を感じた、
もちろんいい意味での。


イントロのコーラスが始まる部分、

アダムのマイクスタンドさばきが、ピリッと緊張感があっていつも以上にスマート。

そしてロジャーの方へ振り返りコンタクトを取っていたが、すっと正面に向き直り躊躇なく右手を上げ、それが合図であるかのように鮮やかにコーラスが始まった。

いつものロジャーの“1・2・3・4”の合図もなぜか聞こえなかった。

“アダムのタイミングか?”と思わせるほど自信に溢れていた。
気持ちいいくらい、“えっ、今の何?”ってリピートしたくなるくらい、キレとノビが抜群だった。


こんなところにも、ちゃんとアダムの変化が浮き出ている。

自分がステージを作っていくんだ、引っ張っていくんだという気持ちの表れに、まわりも全力でサポートしようとしてくれている。

まさにチームワークの結晶だ。


そしてもちろん、こちらの“キレ”も絶好調ゲラゲラ

キレッキレチュー

クイックイ照れ

たまらんばい!!






◆5.In The Lap of The Gods…Revisited
◆6.Seven Seas of Rhye
◆7.Killer Queen

こちらきれいにメドレーを収めていただき、そこはすごく嬉しいのですが、今回ご紹介しようと思った理由は、実はそこではありません。

重要ポイントは冒頭の“1分間”ビックリマーク


カメラはステージ上手、斜め上からの至近距離、“Save Me”の定位置の展望階段を上から臨むようなアングルです。

まずキャットウォークの手前、暗い谷間に複数の機材のモニターが横並びに、くっきりとその画面を浮かび上がらせています。

そこにまず、“おぉー💧”とぷち感動✨


そして徐々にステージ正面に赤く照明が入り、次に見えてきたのは、そのモニターの向こうにうっすらと浮かび上がる階段

その先は…Qステージに繋がっています!!

ということは…
このモニターの脇からアダムが現れて階段を上ってQステージへキラキラってことよね!?

この斜め上から、それも間近のこの距離感で、このシーンのアダムの入場場面を捉えた映像は“初”です!

私にとっては、、、


“超レア”キラキラキラキラ

なんですけど〰️〰️笑い泣き笑い泣き


スミマセン…
騒ぎすぎ?かしら…わたくしあせる

まあ、いいや。

ここは自分本位に行きませぅぶー







◆8.I Want To Break Free

“Killer Queen”のあとのMCから、この曲のイントロでブチッと切れてしまったままではどうにも収拾がつかないので、ここは“続き”を載せておきます。

いつ、何どき聴いてもこの曲は美しい✨






◆9.Don’t Stop Me Now

1月24日ノッティンガム公演以来、UKを出てからは一度もプレイしてなかったのよ、アダムくん。

よくぞ、このタイミングで決心してくれました!

ていうか、もしや狙ってたりしてた?キョロキョロ


“Tonight~”

と歌い出したとたん、オーディエンスは大歓声音譜

アダムがためてるのにオーディエンスが先走り、アダムも思わず笑顔がこぼれるシーンおねがい

はい!
仕切り直して飛ばしますよ~音譜






◆10.Somebody To Love



アダムの様子が変だな、とは思ったんです。


その少し前、またズボンを上げたりして妙な顔つきしてるな、と思った次の瞬間・・・



お???


おーっ!


ぬ、脱いだー!!ゲラゲラゲラゲラゲラゲラ




金ピロのお袖キラキラ


今日はお行儀よく、

もう事前に、クルクル回る前に脱ぎました!


備えあれば憂いなしゲラゲラ



オーディエンスの“love~!”

いつの間にやら、もうはっきりと聞こえるようになってきましたねキラキラ



さあ、アダム


今日は思う存分、


まわりなさい!爆笑



こちらの動画、一部始終を絶妙に捉えてくれました。


この撮影者さま、実はオープニングと同じ方なんですが、やはり同様にカメラを寄せて表情を捉えてくれているのですが…


はたと、あることに気づきました。


なんと撮影対象が、アダム、ブライアン、ロジャーの3人に徹底してるんです。

他は一瞬とも写りません。それも3人それぞれの、ここぞという顔を捉えています。


すばらしいですおねがい



お袖脱ぎシーン(3’50″~)





◆11.Love of My Life


やはり地元に帰ってきてブライアンもうきうき音譜

口数も多くリラックスムード。


オーディエンスも大合唱音譜


そしておやっ?と思ったのが、最後フレディの登場シーン。


このシーン、まずQビジョンのフレディにカメラが向けられることが通常なのですが、こちらの映像ずっとブライアンを捉えたまま…。



もしや…と思い、撮影者さまを確認したら、、、


やはり先ほどの方です!


ちょっと感動汗



この瞬間、ブライアンはこういう表情をしていたんですね…。


そしてカメラの向こうにある、なんだか温かいものがじわっと伝わってきました。






◆Selfie Stick

再びのロンドン!

みなさん、もうお待ちかねおねがい

ヨーロッパを周遊してこの“行事”もすっかりお馴染みになってますね音譜






◆17.Save Me

いつもの展望階段の定位置、

横から捉えたアダムを見て思ったこと。


“髪の毛、伸びたなあ…”

そんな、
どうでもいいこと思うのは私くらいかしら。


最初の頃、
刈り上げすぎやろ!てツッコんでた時もあったっけ。


ツアーも終盤なんだなあと

伸びたアダムの髪を見て、ふと時間の流れを感じた。


アダムの“Save Me”─


ロンドンを一度離れてアダムは変わった。

気づいてくださいますか?

ロンドンのみなさま。






◆20.Tie Your Mother Down

ギターソロのあとの再登場の場面、遅刻気味で“滑り込みセーフ!”なんて時も多々あったのですが、おや、めずらしい。

今日は手を上げながら余裕で歩いてきました~
こんなアダムはめったに見れませんよ爆笑


めずらしいことは続くもので、今日は見慣れないシーンが目白押しウインク

いつものピースサインチョキ(3’09″~)
舌をペロペロっとおどけて見せてご機嫌ウインク

で、終盤に差しかかっていきますが、

まずブライアンと絡み、そして次にルーファスをあおって力いっぱいのドラミングチュー

そしてお次はベースのフェアクロー、こちらはお馴染みのおちゃらけダンス音譜
いつも彼はノリノリでアダムと絡んでくれる。

そして“All your love tonight ”のリピート&締めの場面、ラスト締めの合図はどうしてるんだろ?とふと気になってしまいました。
アダムを見ていても特に合図を出しているようには見えませんが、ルーファスには通じてるようで。

アイコンタクト?かな。
このふたり、オフの時も結構仲よかったりしますから照れ
通じあってるのかしらー
うふっラブラブ






◆21.Vocal Solo
◆22.Dragon Attack

アダムの勢いは行方知らず〰️おーっ!
もうこの時間は好きにしろっビックリマーク

しかし、前から思ってましたが、
この一万人超えの客席に向かって指を指し、人物を特定していじり倒すアダムはなんなんでしょ!

そして今日も紅白戦かな?と思って見てたら突然、バックの音を止めました。

・・・

そこかい!
“下ネタ”のために音止めますか…ぼけー

今日は正真正銘、男女の紅白戦音譜


ブライアンが夢中になるSelfie Stickのように、

アダムにとってもこの“Call&Response”は自分を無心にしてくれるすてきな“オモチャ”

無邪気にはしゃぎ回るアダムはどう見ても子どもにしか見えない。

そして、この流れで“Dragon Attack”へシフトしていく。


曲が生きるも死ぬも、曲の繋ぎ目によって左右されるくらいそこは大事な部分。
それが一貫性に重きを置くクイーンのショウの難しさ。

それをアダムは今、ようやく肌で感じとれるようになってきた。
まだまだ、荒削りだがここから先はアダム次第。

これもまた長い道のり。

でも可能性は無限大。






◆24.Radio Ga Ga

いい眺望✨
この上から観るガガの眺めもいいですね~
アダムが客席に降り立ち、くるっと花道を一周。

ひとりひとり丁寧に対応するアダムの様子がわかります。


実はこの撮影者のKI55andTELLさま、2012年のハマースミス、今ツアー序盤のO2アリーナとお世話になり、そして引き続き今回もと、ロンドン公演ではいつもお世話になっています。

私は勝手に“ロンドン支局の方”と呼ばせていただいてますほっこり(スミマセン💧)

この方の動画はとにかく音が安定していて、シンプルにとても見やすい。
今回も複数お借りし、感謝いたします。




もうひとつ、客席に降りたタイミングからの撮影、アダムが間近で撮影された短い動画もご紹介しておきます。

ひとりひとりとハイタッチをして行くアダムがほんとに嬉しそうキラキラ

そして先ほどの映像とは逆方向からのアングル。
曲後半、両手をあげるオーディエンスが一面、圧巻の風景。






◆25.Crazy Little Thing Called Love

こちらと同じもの、実は以前にも【映像百選】おちゃめアダム─爆笑編でご紹介しています。

重複するのですが、
MCのアダムがどうしても、、、
かわいいのでドキドキ
やっぱり載せちゃいますキラキラ

その以前に書いた【映像百選】の記事はまだブログを書き始めてすぐの時でした。
やはりツアーのアダムをずっと追ってきた今見るのとでは、全然違うってことに気づきました。

曲もそうですが、いちばん感じたのは意外にもMCのとこ。
アダムの成長が手に取るようにわかる… 

ロジャーに声かけたりね。
そんなこと初めてだし。

ここでうるっとするとはなー汗


あっ、
でもいちばんの注目ポイントは、MC中の“マイクスタンド”と記しておきましょうビックリマーク

しゃべってる間、ずっといじってたり、ずるずるしたり…にやり

なんか子どもがいつもぬいぐるみ🧸持ってるみたいな感じドキドキ

なんでこんなにかわいいだービックリマーク

誰かおしえてくれっ!!






◆26.The Show Must Go On

2回続けてプレイするのは2012ツアーを除いてめずらしいパターン。

今ツアー前半のUKツアーでは一度もプレイしてないので、ロンドンに戻った今日が初めての披露となる。

今日は淡々と、そして後半は一途に歌い上げた。


アダムの成長に寄り添う特別な曲。

出来の良し悪しではなく、
その時その瞬間のアダムの状態を、顕著に示してくれるという意味で特別なのだ。


次の“ショウマスト”はいつになるだろう。

セットリストを追う楽しみはこんなところにもある。






アンコール
◆28.We Will Rock You
◆29.We Are The Champions
◆30.God Save The Queen


“We Are The Champions”で思わず目を疑った光景─

アダムがブライアンの肩に手をかけて歌っていた。

信じられず何度もリピートを繰り返した。


アダムの気持ちが高陽しているのか…

ロンドンがそうさせるのか。


それはエンディング“God Save The Queen”でも見られた。

いつも遠慮がちだったアダムだったが今日は自ら、ブライアンとロジャーと三人でオーディエンスの前へと進んだ。


最後までこの美しい映像をお借りしました。
投稿していただいたKI55andTELLさまに感謝いたします。



そして、ひとつおもしろい光景を目にしたので記しておきたいと思います。

ベースのフェアクロー、以前に彼がステージに落ちているものをよく拾っている、というお話しをしたことがあります。

今回のエンディングでは、なんとルーファスに耳打ちをして何かを拾わせていました(9′00″〜)

小さな光るもの…ブライアンがピック替わりに使っている硬貨かな?と思いました。
そしてその後、退場するときにVIP席のファンのひとりにさりげなく手渡していました。

フェアクローのことがまた大好きになりましたキラキラ


そうそう、それから退場するとき、ロジャーがスキップしてましたよ音譜
この前のポーランドでのブライアンといい、ロジャーといいスキップがお好きなじいさまたち照れ


そしてその後、ルーファスはというと、アダムの肩に手を掛けて仲良く退場ラブラブ

ロジャー!
あなたの息子、狙われてますよイヒ







アンコールで広がった一面のオーディエンスの海。


“We Will Rock You”の小刻みに揺れる波から

“We Are The Champions”では穏やかにゆったりと波紋が広がっていく。


ツアーが始まった1ヶ月以上も前のロンドンO2アリーナでの景色とは、また違う海の色。


私はひとつ大きなため息をついて、

再生を止めた。

手が震えるくらいの感動を覚えた。


まざまざと見えたアダムの成長。


こんなにも人は変わるものなのか。



アダムの純粋さが見えた気がした。

何に対しても誰に対しても、

その純粋さが最後は勝つ。


アダムの持って生まれた不思議な力。






ロンドンはいつもアダムを温かく待っていてくれている。

アダムのもうひとつの故郷になったような気がします。

よかったね
アダム。





今日も最後までお付き合いくださいありがとうございます。


残すところあと2公演。

千秋楽シェフィールドに向けて私まで何だか緊張してきました。

嬉しいような寂しいような複雑な心持ちですが、

気を引き締めて最後まで追いかけたいと思いますにやり










(画像・映像すべてお借りしました)



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