【セットリスト(63)】2016/9/23 日本武道館─最後の夜

今日も輝けるひとつの海をのぞいてくださりありがとうございます。




早いですね~

あっという間に

武道館最終日を迎えてしまいました。



今日もぐずついたお天気。

とうとう3日間傘を手離せませんでした。



下矢印会場にいらっしゃった方のインスタグラムからお借りしました。






この日も物販の長蛇の列。

開演の19時ギリギリまで並んでいたようです。




下矢印最終日のチケットキラキラ





下矢印三度目の座席表登場


赤丸の辺りですね。







日本武道館 座席表(引用元) 




武道館最終日の席は2階最前列でした。

“最前列だ!やったあ~!!”と喜びも束の間…


“武道館てスタンドの最前列ってスタンディング禁止じゃね?!”

友人と大騒ぎになりましたびっくり


初日の記事内でスタンド1階席はスタンディング可

2階席は禁止となっていると記しました。


その後いろいろ調べていたら違う記述を発見。


2階最前列は西と東のみスタンディング可ということです。

西と東は掲示板があるためB列から始まっており、手摺りが他より高いのでスタンディング可だそうです。

確かに座席表ではB列が最前列だったので、A列は?と疑問に思っていました。


今になってこのような事情を知りましたが、当時どうしていたかというと“立って”いました🤭


皆さんが普通に立ち上がったので何の違和感もなく、もちろん恐怖感もありませんでした。

間違ってはなかったようで、今さらながら安心した次第です。



それでは進めてまいりましょう。


最終日

セットリストの発表です。



【セットリスト(63)】2016/9/23 日本武道館 day3(最終日)





引き続きThe Show Must Go Onはリストアウト。

結局三日間のうち、演奏されたのは初日のみということになります。


ロジャーの日替わりメニューは初日と同じ

These Are The Days of Our Lives (輝ける日々)

これで二日目A Kind of Magicはこの日限定のレア曲となりました。


セットリストだけ見れば特に変化はありませんが、さてどんな夜が待っているのでしょうか!



それでは最終日

開演いたしましょうビックリマーク




オープニング

◆1.Seven Seas of Rhye

◆2.Hammer To Fall(3:05~)


三度目の幕が上がる。


2年前のサマーソニックでこの幕はストンとステージまで落ち、クルーの方たちがえっちらおっちらと片付けてくれていた。

同じ幕が上空に吸い込まれていくこの見事な仕掛けも、これが見納めだ。


アダムがステージ中央

ドラムセットの高いところに現れた。


会場のボルテージは急上昇。


ブライアンとアダムが

花道を進んで行く。


ブライアンが突然ダッシュで

自分のステージマイクに走り込む。

(そこ、初日にこけたとこだから気をつけてねあせる)


いつもの日常に、、、心和みますほっこり



2曲目のハマーが始まってすぐ

下手の展望階段を上っていくアダムを

カメラが追っていった。


手元が動き上方向…2階席の最前列を

一瞬捉えた。


ぼやけていたが

その人影のどれかが

間違いなく…私だった。


“こんな…近くだったんだ”



込み上げてくるものを

呑み込んだ。


しょっぱなから…

また泣くのか!オマエは!!ぐすん







◆3.Stone Cold Crazy


オープニングのライティングキラキラ


ぐるぐるライトにやり


これ、Tie Your Mother Down

と同じライティングなのよね!


この曲に関しては

抜群の安定感。


最後のフィニッシュに向けて

花道を進んで行くアダムが好きキラキラ


少し大股でずんずんと歩く姿

ロングコートの裾をひるがえしながら

カッコいいラブラブ






◆4.Fat Bottomed Girls


今回ご注目いただきたいのはアダムではなく(アダムもですけど💦)

ベースのニール・フェアクロー。


アダムをバックから支えてくれている優しくオチャメで、床に落ちてるものをよく拾っている(?)あのニールですビックリマーク(どのニール?あせる)


曲がスタートしてすぐ手拍子に入りますが、ここでニールも頭上で大きく手を叩きながら、会場を盛り立てます。

スパイクも同じように手拍子してくれてますね~音譜



衣装のせいか

アダムの雰囲気が

大人っぽくなってきた気がします。

(十分大人ですけどね、当時34歳。)


これまでのツアーではスタッズ付きのハードな革ジャン、パツンパツンの革パンで激しく動き回り

エロさ全開でしたラブ


アジアツアーからの路線変更。


体の線を包むようなロングコートに

ワイドパンツ。





動きに合わせて

サイドベンツがひる返り

たくましく

ボリュームを増した体の線が

見え隠れする。



体の動きが

ぐっと抑えられてきたことに気づく。


これは他の曲にも言えることなのですが

今後のアダムが視覚的に変わっていくところは

まさにここ。


余分な動きが削ぎ落とされ

どんどんシンプル化。


シンプルになるにつれ

その美しさが際立ってきます。


ここから3年後の

ボラプツアーが始まる頃には

立っているだけでも美しいアダムへと

進化していきます。


今回アジアツアーの衣装が

全て黒に統一されたことが

アダムの心の変化を

示しているような気がします。


色付けしない自分がどう見えるか─

或いは自分を隠すためか。


アダムの挑戦は続く。






◆5.Don’t Stop Me Now

◆6.Killer Queen(5:05~)

◆7.Somebody To Love(11:09~)


最終日にこんなお宝映像に出会えるとは奇跡です!


この3曲を繋げてくれた超ファインプレーラブ

初日、2日目ではわからなかった演出がこの中に!!

ミラクルです!


アダムが3日目にきて…壊れましたぁゲラゲラ


こうなることは

大体予想はついてましたけど

いい感じの壊れ…乱れ具合ですラブ


Qステージのグリーンのライティングに

浮かび上がる。

妖艶な香りをこれでもかと撒き散らす。


あービックリマーク

もうここでお腹いっぱいなんですけど~ラブラブラブラブラブラブ




まさにやりたい放題…

妖艶さ、可愛さ、力強さ、かっこよさ、

最初の90秒、瞬き禁止です!



その後もアダムの勢いは止まらず

どんどんギアを上げていく。


ブライアンも迷うことなく

一気に攻めにかかる。


アダムの勢いが

尋常ではないことは明らかだった。

ある程度は想定内。

準備は出来ていた。


しかし、坊っちゃまおーっ!

派手にやらかしてくれたもんだ。


そのアダムが

ブライアンの肩に手を置いた。

3:40~




これをアダムがやりだしたら

もう今日は間違いない。

しかしまだ序盤でこれが出るとは…。


ブライアンも覚悟を決めただろう。


アダムに振り落とされぬよう

共にやりぬくぞと自分に言い聞かせたはずだ。



しかし、この日のドンスト

史上最高の出来ではないでしょうか!!

(2016年9月23日現在)


これ一番わかってるのは

そう、スパイクおじさんに聞いたら

きっとこう答えるはずですグッ


この曲が大の苦手だったアダムを

ここまで見守り支えてくれた

彼と彼のピアノ🎹ですからえーん



さて続いてのKiller Queen


2日目の動画ではわからなかったのですが、ドンストのフィニッシュに入った時点で、わずかな時間ですがアダムは一旦退場しています。


あの黒羽ジャケットを用意するためだということは想像できたのですが


その後の展開に…わが耳を疑うことに。



“そう来たか…!”


懐かしいそのフレーズは

“Big Spender”


完全にやられました。

(※末尾にウェンブリー’86の動画あり)



黒羽ジャケットに身を包んだアダムが

扇子の陰から顔を振り向かせ

一瞬、ときが遠い昔に

シンクロするかのような感覚に陥り




そのまま歌い出すのかと思えたその時…


スパイクのピアノで

ハッと我に返り現実に戻された。


“この展開、今日が初めてよね?”

“言い出しっぺはブライアンかな?ロジャーかな?”



そんなことを考えているうちに

アダムが花道を進み

自慢の椅子に身体を沈め

パフォーマンスが始まった。


しなやかな体を黒革の椅子にあずけ

その一点に観客の注目は集まっていた。


その後方からじわりじわりと

ブライアンがその距離を縮めてきた。


アダムの表情は一気に緩み

子どものような満面の笑みを浮かべる。



そんなアダムの

武道館最終日のスピーチが始まった。


力強く、堂々と、そして凛とやさしく

アダムは言葉を繋げた。


私の心にはほとんど残らなかった

言葉の数々を

取りこぼさぬよう今、心に刻む。


“I’m not Freddie.”


ゆっくりとその言葉を口にした。


ひとりでも多くの人々の心に

届いていてくれますように。



黒羽ジャケットを背中まで脱いで

ウロウロするアダムが

セクシーでもあり可愛くもあり。




脱げばいいのに!

って思っているうちに

第一幕、締めの曲が始まった。


この3曲は王道であり

流れるようにしてここまで辿り着く。


最後の夜

Somebody To Love



アダムに寄り添い、励まし、時には突き放し…

親友のような曲だと私は言ってきた。


彼の親友にこの曲を選んでくれたのは

フレディに違いない。


自分の一番大切な曲に

アダムを全力で支えるよう

託したのだ。


今日はぴったりと寄り添い
最終日のアダムに華を添えてくれた。




いつもはブライアン公式で公開されているSelfie Stickの動画が、何故だか見当たりませんでした。


そしてLove of My LifeTeo Torriatte (Let Us Cling Together)の各曲の動画も探すことができませんでした。

今後見つかればまた更新したいと思います。




◆12.Under Pressure


“アダムはまだか?”

いつもロジャーがヤキモキする。


今日は一度だけ振り向いたような気がする。


余裕で歩いてきたアダムくん…

なのに

手前でわざと早足で滑り込む

完全に遊んでるキョロキョロ


ロジャーと二人だけの時間

唯一の時間を

アダムは大切にしている。


熱く見つめ合いデュエットラブ

客席へ向かい離れたかと思っても

それは一瞬。

再びお尻を向けロジャーの元へ。


そんな二人にじわりじわりと

忍び寄るレスぺの影🎸


見所満載のこの曲。


全てを見渡せる真横からのこのアングルが

私はいちばん好き。






◆13.Crazy Little Thing Called Love


この曲今回は外そうか…そんなことを思った瞬間


またアダムが!

またそんなことをする!!


2:28〜

最後の最後に…突然

お辞儀を始めたアダム坊っちゃま。


体を直角に深々と曲げ

何度も何度も…

客席に、右に左に

そしてロジャーにブライアンに。


数えたよ…計8回ビックリマーク



この子は時々どうしようもなく

愛しいドキドキ


ブライアンもロジャーも

だから可愛くてしかたないのだ。






◆14.Another One Bites The Dust


私は動画を選ぶ時、スクリーンだけを追ったものはまず選ぶことはない。

米粒でもいい。

直撮りのアダムが見たいからだ。


この曲も他に有力候補のものが既にあり

これはスクリーン撮影だとわかっていたが

全てに目を通すという自身のマニュアルに従って

再生を行った。


すると

“ちょっと待てよ…”


私の五感が反応した。



“無防備なブライアン発見ビックリマーク



レスぺに酔いしれる時の

違う世界に行っちゃってる時の

ブライアンの顔になってる!!


0:21~



この後も幾度となく

ブライアンが抜かれるが

集中、集中、集中…


徐々にアダムとコンタクトを取り始め

そのエネルギー、レスぺのパワーが

アダムへと乗り移っていく。


昨日2日目のこの曲を思い出した。


クレイジーからI Want It  Allへと繋がる間のワンクッション、重要な役割をしている曲であり、アダムをコントロールするブライアンの大事な仕事が待っていた。


全てはWho Wants To Live Foreverへ向けて

アダムを一番いい状態で持っていくためだ。


ライブ中盤辺りから

アダムはググっとギアが上がった。


ブライアンは自分のやるべきことを

淡々とするだけだ。


少し手を添えてあげるだけでいい。


アダムは

そんなたくましいアダムに成長していた。






◆15.I Want It  All


ブライアンの手仕事の成果が

見事に現れていた。


昨日2日目より…さらにいい。


アダムとブライアンの掛け合いが始まる。

ゾクゾクと鳥肌が立つ。


いつロジャーの掛け声が入るか…

今か今かとその瞬間を待つ。



この曲はおいしい瞬間が

いくつも散りばめられた

“贅沢な曲”


クイーンの曲は

様々なジャンルのいろんな味わいの曲があり、その折々で味付けも料理の手順も微妙に変わる。


同じ料理でも、ふたつと同じ味はない。


シェフのコンディションによっても風味は変わり

時には失敗がとんでもない味わいに化ける時もある。


だから、何度聴いてもまた聴きたくなる。


同じセットリストに組まれていても

全く違う景色が私たちを待っていた。



先ほどのスクリーン撮りの方の動画を

引き続きお借りしてみた。


スクリーンだけではなく

最終日のI Want It  Allの直撮りアダムを

しっかりと残してくれてあった。


さらにとんでもないオマケ…オマケどころではない。

これはとんでもないシーンが写し出されていた!


(とんでもない使いすぎあせる

落ち着けワタシ…深呼吸しよう…おーっ!あせる)



アダムはブライアンがギターパートに入るわずかなタイミングで、曲の途中だが衣装チェンジのため一旦退場する。



3:25~

まずこの映像に釘付けになった。




ロジャーの後ろを横切る

アダムの姿が写っている…。

(ロジャーに注目じゃないからねー!

ごめんなさい!ロジャファンの皆さまあせる)



昨日の同じシーン─


ブライアンの後ろをさっと横切り退場するアダムの姿が、一瞬捉えられていたのを思い出してほしい。

(誰も覚えとらんから…あせるスルーでどうぞ~ぼけー)



今日は昨日とは逆方向に向かった。

(ルーファスが“おっ、今日はこっちから行くのかい?”てな顔で見ています←妄想)



ドラムキットの後ろの階段を使い

Qステージを横切り、そのまま階段を降り

バックヤードへ抜けていく様子を

一部始終収めてくれてあった!

(神様~!笑い泣き)



4:31~

さらにその後

ステージを任されたブライアンの

神がかったギターテク🎸🎸🎸メラメラ


今日のブライアン

めちゃめちゃ調子がいい!

(“1234!のロジャーも気合い入りまくりビックリマークグラサン”)



ブライアンもこうなると抑えが効かない笑い泣き




ここまでくると、、、神だ!キラキラ



アダム以外で

こんなにリピートしたのも久しぶりだ。

(ごめんなさいあせるアダム以外の人たち)



撮影者さま

超ファインプレー!

奇跡だ。


スクリーンを抜いた映像にも

時にはメッセージが込められていることがある。


今回そんなことを教えてもらった

撮影者さまに感謝笑い泣き







◆16.Who Wants To Live Forever



遂に現れた。


やはり最終日…


アダムの変化を記しておこう。



最初の変化─


1:55~

声のトーンが変わった。

破壊的な声量。


ブライアンにもスイッチが入る。



2:11~

ここは目を凝らして

そして耳に神経を集中させて

ご覧いただきたい。



アダムが

床に置いたマイクスタンドが

“バウンド”している。


そして

床に打ちつけられた“音”が…入っていた。


さらにその直後

右手で持ち替え、置き直した衝撃音も

はっきりと確認できる。


かなりの衝撃音が2回。


こんなことは…まずあり得ない。





マイクはアダムの分身だ。


いつもどんな時でも

マイクとマイクスタンドは

美しい所作のように

丁寧に扱う。


スタンドを床に置く時は

置いたか置いてないか

わからないくらいの

最小限の衝撃しか与えない。


床にバウンドさせ

その衝撃音が入る…


私には

信じがたい光景だった。



2:21~

さらにマイクを無造作に掴み取り

マイクスタンドから外した。


いつものアダムではなかった。



過去にもこの曲を歌うとき

自分を見失うことがあった。


それは決まって

アダムが迷い苦しみ

その殻を

破ろうとしているときだった。



武道館最後の夜。


これからアダムが

進まなければならない道

やり遂げなければならない任務。



光り輝くミラーボールが

アダムの頭上に辿り着く。



新しい力が


宿った瞬間だった。









◆18.Tie Your Mother Down


衝撃のWho Wants To Live Foreverから

ギターソロの間小休止を取り

後半戦に現れる主のために


ブライアンはその場を整え

迎え入れた。


いつものアダムに戻ってるよね?

(←自分のつぶやき)



オープニングから休みなく

出ずっぱりのブライアン。


それでも疲れた顔ひとつせず

目の前のやるべきことを

淡々とこなしていく。


やたらブラブラするブライアン。

これは彼の状態がハイ⤴️なことを表す。


歩きだしたと思ったら

突然くるっと向きを変え

右へ左へウロウロ。


コーラスも完全放棄あせる


アダムもまあ

ちょこちょことよく動くことドキドキ

こんなアダムは永遠に見ていられる。

ずっとやってろーラブ



5:10~

2日目に登場したCall&Response

もちろんやってくれるわよね!


昨日の今日だからメンバーも余裕ですね。


つーか、今日はもう

ブライアンが仕切っちゃってるからゲラゲラ




アダムの方を見て

“今日もやるんだろ!?”

てな具合でルーファスにも合図を送ってます。


ほんとにわかりやすいブライアンww

可愛い孫のために

張りきるブラじぃでした照れ


今日は掛け合いの内容もレベルアップ?

オーディエンスも付いてくのがたいへんですぶー


“Tokyo love”(?)

と言ってるのかな?


連発してますね!アダムくん。

(あんまり連発するもんだからオーディエンスが笑ってるww)


アダムは超ご機嫌&カワイイぞキラキラ音譜


ブライアンの相づち🎸もキレッキレ🎸音譜



そして…

このシーン。


8:16~


手にしていたマイクスタンドを

床に置く様をご覧いただきたい。


これが…アダムのいつもの置き方だ。


うっとりするほど美しい。



アダムは─

いつものアダムに戻っていた。






◆19.I Want To Break Free


アダムのテンションが終盤に向けて

少しトーンが変わった。


ここで一度ギアを落としている。


次の曲から一気に加速させるためだ。


決して手を抜いているわけではなく

気持ちをリラックスさせ

自分も楽しむためだ。



私の好きな

アダムの華麗な“マイクさばき”


久々に釘付けになる瞬間がラブ


0:15~

何でこんなに鮮やかに

マイクを外せるんでしょうビックリマーク


“break”ではまだマイクスタンドに乗っかってるのに

“free”ではもうきれいに外れている。


何度繰り返してもしくみがわからん。

(かなりしつこくリピートしたけど真似できんぼけー)



このあと展望階段へと上っていったが


0:41~

I’ve fallen in love

音程が外れたのか、わざと変えたのか


“God knows, God knows I’ve fallen in love

ここは完全にアレンジしていた。



そして階段から降りてきたんですが

様子が違うあせる


早足、大股、、、


0:57~

yeahは抜けてるし

(この時ブライアンに向かって突進してますあせる)


ブライアンにべったりと絡み

もはや歌っていない。

言葉がメロディに乗らず

発してるだけだ。


アダムのテンションおかしいやろ~

と思ってたら



出ました!

1:10~


“I Want To Break Free, Tokyo!音譜



“ト、トーキョー!?



この曲で“都市名”を入れたのは

恐らく、初めてです。


下矢印その直後のこのブライアンの顔キョロキョロ

思わず振り向いてガン見してます。

(コイツ、今なんて言った?)





かなりギアを落として

ハメを外したアダムくん。


まっ、これくらいでちょうどいい。


Tokyo!

のテンションのまま進めばいい。








◆20.I Was Born To Love You


曲が始まる前

アダムが何度も繰り返した言葉


“Tokyo…”


今、やっとで私の心に届いたよ。

ごめんね、遅くなってぐすん



さてさて

アダムが珍しく…💦

おもむろにタンバリンを手にした。


リズムを取ろうと試みたが

上手く行かず?ねー

すぐにステージの端に

放り投げてしまった。



アダムは歌うことに関しては

天才的なのだが

なぜだか楽器は大の苦手。

(だよね?アダムくん!)


14年ツアー、クレイジーの時にスパイクのキーボードにちょっかいを出していたこともあったけど、人差し指で乱打しまくり。


パーカッションに手出だしするも、シンバルを素手で叩いてルーファスの邪魔をするだけ。

(ルーファス苦笑いショボーン)


歌はあれだけ歌えるのに

何でリズム感が悪いんだろう?

(←暴言あせるあせるあせる)

もとい!打楽器が苦手💧

不思議ちゃんですぼけー


あー、ごめん、

ごめんアダムくんぼけー



“天は二物を与えず”


を地でいくアダムくんです!



タンバリンを放棄してからのアダムは

もう生き生き伸び伸びおーっ!


(やっぱりオレの手にはマイクが似合うのさ~)



終盤レスぺのギターソロが始まると

私はいつもあの風景が蘇る。


2年前の酷暑のサマソニ東京

ステージから降り立ち

観衆の中を走り抜けたアダムの姿。


次にボーントゥが聴けるのは

いつのことだろう。


そんな日がくると切に願う。








◆21.Bohemian Rhapsody


武道館最後の夜。


フレディにバトンタッチするために

ステージを横切るアダム。


この姿を見ることができるのも

アジアツアーあと3回を残すのみ。


翌年の17年ツアーからは

このフレディは姿を消すことになる。


日本ではこの日が見納めとなった。



フレディもまた


アダムがいなければ


ここには来ることはなかった。


そんなことを今、ようやく気づいた。









◆22.Radio Ga Ga


こちらの動画に

私事だが2階最前列に

自分の姿らしきものが。



時間は戻せないけれど

もう一度ここに帰って来れた。

こうやって動画が残されていることが

本当にありがたい。


Qビジョンの枠が宝石のように

キラキラと輝いている。


この曲は赤のイメージだったが

こんなに紫がかっていたのかな。


急斜面に浮かび上がるクラップの影。


セットリストは

ここまで来てしまった。


あとはアンコールを残すのみ。






アンコール

◆23.We Will Rock You

◆24.We Are The Champions

◆25.God Save The Queen



三日間の集大成。


そのファイナルにふさわしい

感動の10分間。


だが余りにあっけなく


幕を下ろした。



もちろんアンコールのアダムは

誰が見ても文句のつけようがない

絶賛に値する出来栄えだった。


We Are The Champions

いつものフィニッシュ“of the world

ではなく、絶叫のみで締めくくられた。


にも関わらず、寸分の狂いもなく

ロジャーの最後の一打が

振り落とされた。


“アダムのことよくわかってる。

流石だな、ロジャー”


そんなことに感心していたら


降りしきる金の紙吹雪の中を

アダムが両手を広げ立っていた。





アダムの役目はここで終わり。

ここからあとはふたりに任せる。


そんな空気をアダムから感じた。



今日は三人が並んで花道を歩く

God Save The Queenは100%ないと

確信した。


ブライアンとロジャーはアダムを誘ったが

案の定

かたくなに辞退した。



そして─

エンディングのあいさつが終わり

アダムは誰よりも先に

その場を後にした。




自分のやるべきこと

自分の立ち位置

自分の引き際


そんなことを

誰から教えてもらうこともなく

いつの間にか

できるようになっていた。


この三日間で

別人のように成長したと感じたが

最後先頭を切って

足早に舞台袖に消えて行ったアダムは

いつものアダムだった。


アダムは

最後まで不思議ちゃんだった。



これでいいんだと自分に言い聞かせ

私の武道館2016は

5年もかかったけれど

ようやく幕を閉じた。



最後迷いましたが、アンコールはこちらの3本を繋げさせていただきました。

貴重な動画の数々、どれも尊く心より感謝しお借りしました。

ありがとうございました。


◆We Will Rock You
◆We Are The Champions(partial)


◆We Are The Champions(partial)


◆God Save The Queen





当初は2日間の日程だった

武道館来日公演。


その後、追加日が設けられ

全3日間の日程となった。


もちろん私たちファンにとっては嬉しかったことで、少しでも多くのファンに会場に来てほしいという、メンバーの想いがあったのだろう。



しかし理由は─


それだけではないような気がしてきた。



“アダムのために”



最終日のアダムを見て

そんな気がした。


2日間では彼は

ここまで来れなかったのでは

ないだろうか。



“アダムのためには…3日間がベストだ。”


とブライアンが

呟いたかどうかは知らないが

(またいつもの妄想が暴走しております…)



ブライアンとロジャーは

ファンへの想いと同じくらい

アダムへの愛情も注いでいる。


アダムの苦労を

いちばん間近で見てきているし

彼の底知れぬ才能の

いちばんのファンであり

理解者でもある。


そしてこのクイーンという舞台で

少しでも多くのことを吸収し

彼のアーティストとしての成長の

手助けがしたい。


それが彼への恩返しだと思っている。



サマーソニックのたった2日間でも

アダムは大きく飛躍した。


この武道館でも彼はやってくれるはずだ。


そんな彼のために

最高の舞台を用意しよう。


武道館三日間が実現した裏側には

ブライアンとロジャーのこんな


“子を思う親心”があったのだ。



初日に助走

2日目に踏み込み

3日目に飛躍した。


まさにホップ、ステップ、ジャンプで

アダムは武道館を乗り越えたのだ。



“子を思う親心”

が実を結んだのだった。






アダムはとても頭がいい。


しかし不器用だ。



I Was Born To Love You


手にしたタンバリンを

すぐに放り投げてしまった。


アダムは─

マイク以外のものを

手に持つことが苦手だった。



歌うためだけに生まれてきた。


歌うことだけに全力を尽くせるよう


楽器を持たせることはないと


神様が決めた。



音楽の神様に

ここまで愛された歌い手を


私は知らない。



フィニッシュ直前

アダムを照らし出したスポットライト。



アダムを柔らかに包むその光りは

武道館の天井を突き抜け


遥か空の先から

射し込んでいるかのようだった



まだまだアダムはこれから

いくつもの大海原が待っている


どうかこの先も

彼をお守りください







今日も最後までおつき合いくださりありがとうございます。



実は2日目を終え最終日に取りかかってから

あることに気づきました。


最終日9月23日は

偶然にも翌週ではないか!


このまま順調に書き上げれば

“5年前の今日”に

アップすることができる。


何としても書き上げる─

不眠不休でもかまわない

そんな思いで書き進めました。



そんなこんなで

お陰さまを持ちまして


いつものように

アダムに振り回されながらも

“5年前の今日”本日9月23日に

送り出すことができました。



“本当に私はここにいたのか”


すみません…

何度も何度も同じことを…ぼけー


こんな男前のアダムが目の前にいたのに

全く記憶にないなんて


“私はバカか?”


正真正銘の大バカ野郎でした…



ということで武道館3days

締めくくりたいと思います笑い泣き




さて

またひとつ成長した

クイーン家の坊っちゃまは

いよいよ

ツアーセミファイナル上海へと

日本を後にします。


しっかりと後を追いますよ。

またお付き合いくだされば嬉しいですキラキラ




◆最後にKiller Queenの冒頭で使われた

Big Spenderの動画をご紹介しておきます。


クイーンの最後のツアーとなったマジックツアー

1986年7月11日・12日にウェンブリースタジアムで行われたものです。







9/23【日程&セットリスト】2016アジアツアーはこちら 





(画像・映像すべてお借りしました)









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