アダムの誕生日に思うこと 2022


今日も輝けるひとつの海をのぞいてくださりありがとうございます。

 

 

 

今年もやってきた1月29日─

アダムの誕生日から3日も過ぎてしまい

慌ててますぼけー

 

 

今年は出し物が多くて(余興か!)

時間差でどう攻めるか、とか🔥

 

時差もあるし~おーっ!

Twitter、インスタグラムの

タイムラインを見ながら

前日の夜からワタワタそわそわあせる

 

 

最近また描き始めた絵も

誕生日に向けて用意しました。

 

題材は早くから決まっていた。

バースデーには王冠👑を描く!と。

難題でしたが頑張りましたあせる

 

2日間で一気に描き上げ

投稿したのがこちら。

 

 

 

 

“誕生日おめでとう アダム

あなたの特別な日が

幸せいっぱいな一日になりますように”

 

 

 

そしてもうひとつの🎁

こちらも気合いを入れ今年は動画を作った。

 

SNSやデジタルにてんで弱いワタクシ。

インスタのstoriesさえあげたこともなく

編集アプリも最低限のことしか出来ず。

そんな自分がここまでやれたことは

素直に褒めてあげたい照れ

 

アダムがQALで過ごした9年間を

ぎゅっと閉じ込めた宝箱キラキラ

 

彼らのSNSから借りた

公式的なものも入れ込んだが

私目線の希少なショットも散りばめ

 

2009年アメアイ決勝から

本格的ツアーの始まった2012年欧州

そして現在に至るまでを

きっちり時系列に並べてみた。

 

 

“Happy Birthday Adam_
The Memories of QAL 2009-2021″ 

 

 

 

 

何故これを

このタイミングで作ったのか。

 

 

三人が出逢ってから12年─

 

12年も経つのに

まだこの人たちは一緒にいるのだ。

 

アダムはブライアンとロジャーが大好きで

ブライアンとロジャーは

アダムのことが可愛くて仕方ない。

 

時系列に並んだアダムの顔が

まるで子どものように

どんどん変わっていくのが

手に取るように伝わってくる。

 

クイーンという偉大なるバンドの

レジェンドであるふたりが

ただのじいさまと化していくさまが

まるでパラパラ漫画のように変化していく。

 

 

いつの間にか彼らは

“家族”になっていた。

 

そんな家族に会いたくなったら

いつでも会える

そんなボックスがほしかった。

 

 

 

2009年5月

アメリカンアイドル決勝の場に

導かれた三つの人生。

 

ここから物語は始まった。

 

 

結果は準優勝に終わったアダムに対し

ブライアンとロジャーは関係者を通して

クイーンへの参加を打診。

 

アダムには選択する権利があった。

 

「正直クイーンにならないか、という申し出をどう断ったらいいんだい?こんなの信じられないよ。今は自分でやりたいこともあって、それが僕の今の目標でもあるんだ。」(AP通信より)

 

この頃のアダムは

ソロとしてのデビューを目指していた。

 

 

2009年11月 デビューアルバム

「For Your Entertainment」をリリース。

 

2010年6月より

113公演に及ぶワールドツアー

「Glam Nation Tour 」を行った。

 

そして翌年2011年11月6日

「MTV Europe Music Awards」

ブライアン、ロジャーと共に出演。

 

ここが「QUEEN+Adam Lambert」

の誕生とされている。

 

 

アダムは自分のやるべきことを

きっちりとやり終え、

クイーンとしてステージに立つことを選んだ。

 

これはアダムの選んだ選択肢だ。

 

“クイーンとして”という表現は

様々な論争を引き起こしていることを

重々承知の上で私は使っている。

 

 

クイーンとは

フレディ・マーキュリー

ブライアン・メイ

ロジャー・テイラー

ジョン・ディーコン

 

この4人がメンバーであるバンドのことだ。

 

(これを大前提にしておかないと後々ややこしくなる。)

 

 

ここに属するブライアンとロジャーに

違う個体が加わったことで

アダムは+(プラス)で繋げられた。

 

“加わった”という表現がここで重要になる。

クイーンとして、ではない前提なら

+(プラス)ではなく

&(アンド)であったはずだ。

 

クイーンとしてステージには立つが

“アダムはクイーンのメンバーではない”

ということはこれでわかる。

 

すなわち

“フレディの代わりでもなければ

クイーンのフロントマンでもない”

 

自身のブログの中でもSNS上でも

反復してきた言葉だ。

 

 

アダムは別の個体として送り込まれた。

 

“代役”では意味がないのだ。

 

何故ならアダムは

ブライアンとロジャーと

同じフィールドに立つべく

送り込まれた救世主なのだから。

 

もちろんこれは

フレディの仕業である。

 

 

クイーンの曲をカバーできる技術と才能、

パフォーマンスを兼ね備えた人物は

他にもこの世の中には存在する。

(アダムより向いてるんじゃないの?て言われてる人物だっていますから)←小声あせる

 

しかしフレディが送り込んだのは

自分の代わりではなく

ブライアンとロジャーを守ってくれる人物だ。

 

そしてブライアンとロジャーにも

大事なミッションを与えた。

 

それは

“アダムを守る”ことだった。

 

 

 

みなさま周知の通り

アダムはゲイだ。

 

フレディと同じLGBTQの世界に生きている。

それはこれまでも、これからも

この世界で生きていかなくてはならない

ということだ。

 

 

フレディのいた頃は

生きにくい時代だった。

 

しかし少しずつだが世の中は

フラットな社会へと移行している。

 

アダムが

個人としても公人としても

その段差のない社会を実現していくには

アダム個人の力だけではやはり限界がある。

 

もしそこに社会的に大きな力があれば

アダムの活動の幅は広がる。

 

こういう言い方をしてしまうと

誤解を招くのではっきり記しておきたいが

 

アダム自身はそんなことは

微塵もこれっぽっちも思っていない。

 

彼は何かに頼ることはあったとしても

他力を利用して何かを成し得ようとか

そんな邪道なことを考える

薄っぺらな人間ではない。

 

ブライアンとロジャーの方から

彼に歩みよったのだ。

 

フレディと共に音楽の世界に生き、

その最愛の友をエイズで失った

二人のメンバーが

フレディの遺志をアダムに託したのだ。

 

クイーンの楽曲を歌い繋いでほしいという

フレディの想いだけではなく

もうひとつの遺したフレディの無念を

アダムに果たしてほしいと。

 

彼の人生そのものをバックアップすることが

結果的にはふたりの人生を

支えてくれている。

 

 

今や、

クイーンとアダム・ランバート

というユニットは

アダムはクイーンのメンバーだとか

アダムはフレディの代わりだとか

そんな論争が低次元なことだと思わせるほどの

強い絆を繋いでいる。

 

 

そんな絆を

アダムを社会からの屈折した目から

守ろうという意思を表明した

 

ブライアンの言葉がある。

 

 

(Twitter/edit@cocooyauより拝借)

 

 

 

↓こちらが元になったアダムのツイート
 

 
x.com

 

 

 

↓これに対してのブライアンのリツイート

 
x.com

 

 

 

アダム・ランバート:

I am a GAY man.

自分を誇りに思うよ。

恐れを抱いて生きることはない。

僕はすべてのコミュニティと自分たちと同じ志の仲間とひとつになって立ち向かっていくよ。

 

ブライアン・メイ:

そして私たちはアダムと一緒に立ち向かう。Bri

 

 

 

これは2016年ツアーのワイト島での公演後に

Twitter上で交わされた言葉だ。

 

 

ワイト島でのフェスティバル当日

2016年6月12日午前2時(米現地時間)

 

米フロリダ州オーランドのゲイナイトクラブで起こった銃乱射事件。容疑者を含む50人が死亡、53人が負傷するという銃乱射事件としてはアメリカの犯罪史上最悪(当時)の事件となった。

 

 

イギリス時間で公演当日の午前7時頃の出来事だ。

この痛たましい事件のことを、遠く離れた異国の地で知ることとなったアダム。

 

この日の“Who Wants To Live Forever”はライブ盤「Live Around The World」にも収められている伝説のパフォーマンスとなった。

 

 

そんな公演の直後に交わされた

ふたりのやりとり。

 

アダムは自身の置かれている立場を再認識し

勇気を持って立ち向かい

自身のやるべきこと、

進むべき道を胸に刻んだ。

 

そんなアダムを全力で支えていくことを

ブライアンは誓ったのだ。

 

 

 
最初は
クイーンという船の片隅に
ちょこんと座っていたアダム。
 
今、自分の足で立ち上がり
新しいスタートを切った。
 
進むべき航路を見極め、
新しい追い風にその帆を上げた。
 
ここから先は
誰も見たことのない景色が
あなたを待っている。
 
これから背負っていくもの
これから積み上げていくもの
 
これから守っていくもの
 
今のアダムなら大丈夫。
 
きっと
風はあなたに味方してくれるはず。
 

 

 

15年欧州ツアー半ば、アダムの体調不良によりブリュッセル公演が中止となり、その二日後に復帰したミラノ公演。

これはそのブログの最後に、アダムへ向けて私から送った言葉だ。

 

何度も書かせていただいてますが、

このブリュッセル中止公演がなければ

今のアダムはいなかった、

QALもすでに存在はしていないと

私は思っている。

 

 

自ら患った気管支感染症

中止公演の前夜フランクフルト公演まで

アダムは責務を全うした。

 

そして最高のパフォーマンスが出来ないのであればそれはやるべきではない。

それが三人が出した答えだった。

 

 

アダムは紛れもなくクイーンのメンバーだった。

そんなアダムに成長していた。

クイーンに属するという意味ではなく

クイーンの精神を受け継いでいるという意味だ。

 

これがアダムにとっての

“クイーンとしてステージに立つ”

ということなのだ。

 

 

アダムが

+アダム・ランバートとして

歩いて行こうと覚悟を決め、

この日を境にブライアン、ロジャーと共に

生きていく人生を

選んだんだと思っています。

 

 

それが痛いくらい伝わってくるのが

この日のSave Me

 

 

試行錯誤しながら彼を苦しめてきたこの曲が

初めてアダムの色で輝き始めた日。

 

彼の歌うクイーンの楽曲たちが

カバーでなく

オリジナルであるかのような存在感さえ

感じさせるようになった日。

 

このミラノ公演のアダムは私にとって

ほんとに愛しい存在だ。

 

 

“QUEEN+ADAM LAMBERT – SAVE ME – MILAN -10/02/2015” 

 

 

 

これから背負っていくもの
“クイーンを継承していくという任務”
 
これから積み上げていくもの
“音楽人としてのキャリア”
 
これから守っていくもの
“社会からの偏見と戦い
LGBTQとして生きやすい世の中を
目指す”
 
 
アダムは追い風に乗りここまで来た。
自ら選び、手にした人生。
 
彼の選択は間違ってはいなかった。
 
 
アダムが選んだ道
アダムが決めた人生を
ただただ私は
全力で応援していくだけ。
 
 
今よりも
もっともっともっと
幸せになってほしい。
 
幸せになる権利がある
あなたには。
 
 
 

 
 
 
Happy Birthday Adam誕生日ケーキ
 
Hope your special day is filled with happiness✨
 
 
 
 
 

(画像・映像すべてお借りしました)

 

コメント

  1. shiratama  より:

    来年って書いちゃった
    今年
    それにもうすぐだ!!

  2. kaori-glambert より:

    >shiratama さん
    こんばんは。
    お読みくださり、温かいコメントありがとうございます。

    SNSにいるといろんな声が聞こえてきます。
    私が見てきたアダムの姿もどこまでが真実かは実際のところわかりません。
    でも私が繋げた動画の中の三人は偽りでないことだけは断言したい。
    12年の歴史の中でこのミラノ公演がいちばん大きな転機となった、三人が覚悟を決めた日だと思っています。
    ブライアンが最後にアダムに敬礼したところが印象的でした。
    彼のレスペが本当にやさしくアダムを包んでくれてますよね。
    ロジャーのドラムにもありったけの愛情が伝わってきます。
    アダムのQALでの経験はこれからの彼の人生をきっと支えてくれる、そう信じています。
    アダムにいろんな世界を見せてくれたブライアンとロジャーに感謝しかありません。

    O2でこの三人に会える日が楽しみでしかたない!
    私の人生最高の日になるはずです。
    shiratamaさんもどうかアダムの姿を一緒に見届けてあげてくださいね!

  3. pentree962 より:

    昨日インスタにアダムに感謝とコメントしたの私です。インスタとアメブロは閲覧専門なもので…。コメントも滅多にしない小心者ですが、Milkyさんの物凄い労力というかアダム愛と言うか、素晴らしいです。尊敬してます。おかげで毎回濃く深く楽しめております。ありがとうございます。

  4. pentree962 より:

    すみません。ここではkakriさんですね。大変失礼しました。

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