今日も輝けるひとつの海をのぞいてくださりありがとうございます。
さて、前回のデンマークでは温かい歓迎を受け、楽しく思い出深い旅となったクイーン初のヘアニング訪問でした。
1000kmも北上したと思ったら、次の目的地は再び南下ちょうど同じくらいの距離966kmを移動、次なる開催地はチェコ・プラハ。
「チェコ」と言われて“うん?”と思われる方─。
昔、学校で習った時は「チェコスロバキア」ていう国あったんじゃね?(ハイ!歳がバレましたよー。)
1990年以前に教育を受けた30年代後半以上の方々には、こちらの方が馴染みがあるはずです。
もちろん私も最初“チェコスロバキアのことを略してるのかな。”くらいにしか思ってなくって。
でも地図で見ると隣りに「スロバキア」てあるから“なぬ?”となったわけです。(また始まったよ、❔マーク💦)
調べてみると、この国は1993年1月に分離をしてチェコ共和国とスロバキア共和国の2つの国に分かれていました。(知らんかった…💦)
でも、かつてのユーゴスラビアみたいに惨劇の事態にはならず、理性的に“円満離婚”となったそうです。
理由は種族的なことや政治的な連邦体制への不満などの背景があったようです。
この歳まで知らなかった自分の無知さに、びっくりやら情けないやら💧クイーンのお陰でひとつお勉強させてもらいました
以上です!
プラハと会場のご紹介だけ少しさせてもらってから本編へ移りますね。
プラハはチェコの首都で、街はヴルタヴァ川によって二分されています。
“世界でいちばん美しい街”ともいわれている。
今回の会場は『Prague O2 Arena』
2004年完成の多目的アリーナ。
旧称サズカ・アリーナ。収容人数18000人。
【セットリスト(32)】2/4ベルリン公演で調べたように、O2アリーナの中ではここプラハはロンドン(2万人)に次ぐ規模となっています。
さてセットリストの発表です
◆2015/2/17 Prague- O2 Arena, Czech Republi
ロジャーがまだ二本立てですね。
アダムはもう完治しているはずですが…まさかまだ治りきってないとか!?
2曲同時インは嬉しいんだけど心配だからー
ちょこっと注目はアダムの“Vocal Solo”のあと
“I Want It All”の前にブライアンが
レッドツェッペリンの“Whole Lotta Love”
のさわりのフレーズだけちょこっと弾いちゃってます。
で、アダムがウケて大笑いするシーンがあります
あとは…
実はセトリを見ただけでは到底想像もつかない、あんなこと、こんなこと…盛りだくさんありますので
(つーか、それってまたいつもの如く?今日も短くはないってことね💦)
では開演いたします
オープニング
◆1.One Vision
またこんなすてきな映像に巡りあえちゃいました
冒頭いきなりかわいらしい男の子が一瞬写りました。
こんな小さなお子さんも会場に来てくれているんですね。
お父様のお声でしょうか…
なんか一瞬、日本語に聞こえたんですが…空耳?💦
この真下から斜めにのぞき込むアングル、今までも何度もご紹介してますがこの“角度”たまりません
断トツNO.1👑アングル!
再生開始と同時にもうゾクゾク鳥肌が立ってきて、幕が上がったとたん雄叫び上げちゃいました❗
そのあとなんか知らん、笑いが止まんなくて
画面は多少揺れたりしてますが、問題なし!
臨場感半端ない
2015年プラハの会場に
タイムリープしたい方!
どうぞこちらからお入りください!
◆2.Stone Cold Crazy
この曲、しばらくぶりにご紹介しますが…
私のクギ付けポイントは
やはりこのマイクスタンドさばき!
(私の大好物)
随所に見られるマイクスタンドを華麗に操るさま
もう歌そっちのけでアダムの手元足元ばかりが気になります!キュンキュン
(いやいや…歌ちゃんと聞こうよ💦)
ハイ!
今日の“Stone Cold Crazy”
アダムはだいぶやられてますね。(やられてるって何に?)
レスペ🎸にです
だいぶ翻弄&操られてますね。
メロメロやん
ブライアンも楽しいでしょうね~
これだけ自分のギターでアダムを思うように操ることができるなんて。
◆3.Another One Bites The Dust
この曲もアダムが操られる曲。
ロジャーの掛け声とともにスタート、ドラムとベースの重厚なフレーズがアダムを刺激し、歌い始めるとベースのフェアクローの元へ。
これはいつもの光景ですが、この角度からこれだけはっきり捉えられてるのは嬉しいですね。
フェアクローが歌詞をいっしょに口ずさんでいるのがわかります。
このフェアクローの笑顔…レポートの中でも何度か記していますが、フェアクローはあらゆる角度からアダムを支えてくれています
一瞬ですが、こういう表情が捉えられたものは、私にとっては貴重な記録です。
◆4.Fat Bottomed Girls
今日の即興もいいねぇ…と思いながら観ていたら、コーラスのあとの“マイクスタンドからマイクを抜き取る場面”に食いついてしまいました…。ソコ?(1’24″~)
なんて鮮やかなんでしょう!ステキ✨
(しつこいくらい何度もリピートを繰り返す私…)
ふつーにマイクはずしてるだけやん!
進まへんから!後にして!!
ハイハイ〰️💦
結論。
今日の“Fat Bottomed Girls” 絶品です!
最後まで集中力切らさず、どこを切り取っても突っ込みどころのない最高の出来となっております
◆6.Seven Seas of Rhye
◆7.Killer Queen(4′07″〜)
今日はやけにご機嫌、それも妙なテンション…
と、と、やっぱりね…
あちゃー
やりたい放題ですなー💧
一部不適切な表現があったことをお詫び申し上げます(5′25″〜)
アダムくん💦
いくら暑いからってオヤジみたいなことはやめようよねー
仮にもクイーン家のお坊っちゃまなんですからー
◆9.Somebody To Love
確かにおかしかったんです。
アダムのテンションが…今日は。
“Fat Bottomed Girls”辺りから
“Killer Queen”のオッサン化…
やけにハイ⤴️だったもの。
で、この曲、
あのショートVer.の時、省かれてたこの部分
“Got no feel, I got no rhythm
I just keep losing my beat
I’m ok, I’m alright
Ain’t gonna face no defeat”
マイクスタンドを持ってズルズルと…
こんなことも一度もなかったし
ラストの締めの“love~!”のとこもやけに引っ張るし…
この子、すこーし落ち着きがなくなってきたような…💧
“なんなん!アダム、今日はどーしたん?”て思ってたら…
「その瞬間」は、
突然にやってきました・・・
オーマイガー!!
遂に、遂に、遂に、、、
この日がぁぁぁ〰️
歴史的(?)瞬間は最後の20秒に
こちらの動画、途中、音がこもったりするんですが、「その瞬間」を最高のアングルで捉えてくれてたため即採用!
とにかく、見てやってください!
最後の最後まで!
どうです!
この脱ぎっぷり!!
遠山の金さん、真っ青でっせ
桜吹雪にも負けじと劣らず!!
突然の珍事件にのけぞりましたわん!
もう笑いが止まらん
クイーンの動画見て、ここまで拍手喝采したの初めてだわ💦
会場も悲鳴の嵐でしたね!
アダムくん、実はちょっとイラっとしてた模様💧
最後、例の如くクルクル回るも、ピロピロが顔に絡まるわ、背中に手を回してイヤモニを探すも見つからんわ、袖は脱げかかってくるし…
ええぃ!もうええわ!知らん!脱いだれ!!って感じになったんかな・・・
と想像力をたくましくすると、まあこんなとこかな笑
この金ピロのお袖、“確かどっかで脱いだはず”とずっと思ってたのですが、余りにも“その日”は突然過ぎて、心の準備もないまま目の当たりにしてしまいました
『愛しの金ピロ記念日』とか
『海外版 遠山の金さん』とか
ほんとはタイトルにつけたかったけど、
いくら何でもあかんやろー笑
とやむなく却下…てへっ
このタイミングで幕が切り替わってくれて、今日ほど“助かった”と思った日はなかったです
◆Selfie Stick
ブリ博士~
この時間がいちばん生き生きしてるって自分で気づいてます?
今日はさらに口数多いし、子どもがおもちゃを一生懸命自慢してるみたいで、ほんとかわいいんだ
プラハのみなさんも元気よろしいざんすね~
“You are perfect !”
いただきました
◆16.Under Pressure
◆17.Save Me
今回はこの2曲を繋げてくれた嬉しい動画を見つけることができました。
“Under Pressure”のアダムの入場場面、花道を歩いて来るときの表情もはっきりわかりますね。
このシックな衣装でこんなさわやかに出てこられると、先ほどのあの珍事件騒動の光景が嘘のようです…うふふ
今日も思う存分楽しんでます、
お二人さんと輩一匹🎸
この曲はアダムが一番リラックスできる時間。
この流れで“Save Me”へ。
“Save Me”単体だとほとんどは展望階段の上でスタンバイしている場面からですが、
今回の動画は“Under Pressure”が終わり、花道を下ってくるアダムを確認することができます。
私にとってはとても貴重な記録となりました。
いつもの定位置にスタンバイしたアダム。
先ほどのアダムとは顔つきが違うのがわかります。
なんの迷いもなく、すっと曲に入っていきました。
このスタート部分で曲の行方はだいたい見えてきます。
今日も期待が膨らみます。
そして驚いたことに、前回のヘアニング公演で初めて聴いたギターソロに入る前の“uh~, yeah~”がまた今日も飛び出しました!
あれだけ気持ちよさそうに体を揺らしてたのでよっぽど気に入ったのね。
日に日に充実していくアダムのSave Me。
◆18.Who Wants To Live Forever
メインステージで歌い出して最初の
“Who wants to live forever,
Who wants to live forever…?”
天に向かってゆっくりと手を差しのべた。
アダムの手はとてもしなやかで美しい。
その手に何かが、乗り移ったかのような気がした。
これまでの私の記憶の中では、いつもこの右手はマイクスタンドを握っていたはずだ。
“When love must die…”
ブライアンの前を横切り花道の先の光の元へ進む。
この時のブライアンはいつも何を感じるのだろう。
アダムが通りすぎて、
しばらくの間を置いて最初の踏み出す一歩が、
抜き足差し足でやけに慎重なのだ。
アダムの通っていった領域を侵さないように、
一歩一歩慎重に踏み出しているように感じた。
そして今日のアダム、
“Touch my world with your fingertips”
“fingertips”で光に手をかざす私の好きなシーン。
いつもなら掌を上にかざすのだが、
今日はその手を下に向けて、
手の甲にその光を当てた。
私はこの光景が衝撃だった。
たかが手を上に向けたか下に向けたかの違いだ、と言ってしまえばそれまでだが、これまでのアダムのすべての“Who Wants To Live Forever”を観てきた私にとっては衝撃なのだ。
初めての光景だった。
ふと最初のメインステージでのシーンを思い出した。
天に向かって差しのべた手に、乗り移った“何か”が逃げていかないように、掌を下に向けたのかなとふと思ったりした。
さらに今まで聴いたことのない力のこもった“fingertips”だった。
そしてアダムが振り向いた次の瞬間、
慎重にアダムとの距離を縮めながら近くで待機していたブライアンが、吸い寄せられるように歩きだし、ぴったりと近くに寄り添った。
曲とは不思議なものだ。
曲には生命が宿っている。
まさにその命をアダムは呼び戻している。
乗り移ったのは、
そうフレディだ。
そんな気がした。
セットリストはこのあとギターソロに移る。
前回のレポートでも記したがこのタイミングでアダムが退場できるのはほんとにありがたい。
アダムはこの曲でいつも相当なエネルギーを使うからだ。
今日ほどありがたいと思った日はなかった。
◆19.Guitar Solo(Last Horizon)
今まで取り上げることはなかったが、今日はなんだか載せたい気分になった。
やっぱこの曲はいい。
今年の来日、出来ればやはり聴きたかった、と思う。
1分過ぎからあのフレーズです。
さて、ここでいつもの!やんちゃアダムの登場
◆21.Vocal Solo
◆22.I Want It All
オーディエンスに向かって、展望階段の先から“寝てちゃダメだよぉー!Wake up !”とまあ最初から最後までいじる、いじる
今日もご機嫌“Call&Response”
嬉しいことに先ほどから頻繁に動画をお借りしているこの撮影者の方、曲を繋げて収めてくれているのだがその選曲、繋げ方が絶妙。
私がオーダーしたこうなるだろうな、というような嬉しい組み合わせだ
そのお陰で今日は偶然にもラッキーにもレアなシーンを捉えることができた。
ブライアンが“I Want It All”に入る前に“Whole Lotta Love ”(Led Zeppelin)のさわりのフレーズを少し弾いてくれたのだ。
アダムはうけたようで大笑い
もちろん今日もプラハのオーディエンスと共に怒濤の“I Want It All”が繰り広げられました
◆24.Crazy Little Thing Called Love
またまた“即興”クイーン小劇場
始まりましたよ~
この人たち、いつからコメディアンになったんでしょう
もう言葉になりません!
涙がちょちょ切れます
ブライアンも笑い泣き
ほんとにいい時間を過ごしてますね、この人たち。
アダムとブライアンのこの距離感を見てて、つくづくそれを感じます。
いつも思うんです。
アダムは誰に向かって歌ってるの?って笑
オーディエンスじゃなくって、気がつくといつもブライアンやロジャーに向かって歌ってるのよね(←2020年に至る!)
二人にまとわりつくアダムが、ほんとかわいくってしかたないのよね、ふたりのじいさまたち
今日も名残惜しいですが、幕引きのときが近づいてまいりました。
それはいっしょに過ごした時間が楽しければ楽しいほど、さびしくなってしまいます。
アンコール
◆26.We Will Rock You
◆27.We Are The Champions
入場シーン。
アダムはいつもの場所で立ち止まり、いつもの左方向斜め先を見てから顔を一瞬右に。
その先を見据えた。
右も向いたのは初めてだったので
ちょっと驚きのシーン。
今日はひとつひとつの光景がなんだかやけに新鮮。
いつもと違う表情や仕草が見られます。
いつもの真剣な顔から笑みがこぼれるシーンが何度もあった。
これまでエンディングで素のアダムが見られることはほとんどなかったが、あの復帰公演のミラノ以来、目につくようになってきた。
今日は特にいろんな意味での特別感があった夜だったものね、アダム!
そしていちばん“おやっ?”と感じたのは…
エンディングで私が泣かなかったこと!
これってすごいことだよ。
アダムがたくさん笑わせてくれたお陰かも。
エンディング
◆28.God Save The Queen
メンバー全員のチームワークのよさが伝わってくる、いいエンディング
・・・
て、いやいや、それどころじゃねえってんだ
てーへんだぃ!
最後の退場シーン、気を許したその隙きにまたもややられた。今日のトドメよ、まさに。
私のハートをわし掴みした、
このもえもえキュンキュンシーン!
ルーファスが後ろに置いたベアのぬいぐるみを、
アダムが、アダムがぁぁ〰️〰️
ヤバすぎるぅー!
今日は金ピロ珍事件を筆頭に、まあ盛りだくさん!
いろいろありました。
今日もいろんな顔を見せてくれたアダム。
ブリュッセル中止のあの日から、こんな日が、こんなアダムが見られる日がくるなんて想像もできなかった。
でもあなたなら乗り越えてくれる。
乗り越えてもっと大きなものを掴んでくれる。
神様はそんなアダムだからこそ、壁をつくった。
乗り越えられる壁を。
そしてひとつの新しい才能を与えてくださった。
誰からも愛される、
そしてまわりの人たちを笑顔にできる、
あなたの存在が、天真爛漫なその笑顔がまわりを幸せにしてしまう。
そんな使命を与えた。
そうね
あなたがときどき
天使に見えるのはそのせいだったのかもしれないわね
今日もここまでおつき合いくださりありがとうございます。
長い!長すぎでしょ!
(自分でしっかりツッコミますんでスミマセン💧)
気がつけば15本、19曲…(過去最多、たぶん)
ぶっちゃけます…これでも減らしたんですけどね…
もう悩むだけムダだからいっそのこと全曲やっちゃえばって勢いです。
(やりませんけど…倒れるー)
だってさー、
どれも見逃すわけにはいかない、アダムくんの“珍”事象だらけなんですもん。
次から次へと、まあ出てくるわ、出てくるわ…このお坊ちゃま💧
アダムのせいだー!
とアダムくんのせいにしとこ…てへっ
ほんと日を追うごとにアダムの、そしてクイーンのびっくりするくらいの変化を感じます。
何がって、いちばん楽しんでいるのは当の本人たちですから
このあと、この楽しげな人たちはアルプスの山々が美しいスイス・チューリヒへ向かいます。
さてさて、またどんな珍道中が待っているのでしょう
アダムの暴走に振り落とされないよう、しっかりと追いかけていきます!
またどうぞ(これに懲りずに)おつき合いくだされば嬉しいです
◆記録用
(画像すべてお借りしました)
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