【セットリスト(50)】2016/5/22 バルセロナ公演─ふたりの残像

今日も輝けるひとつの海をのぞいてくださりありがとうございます。



2016サマフェスツアー初日リスボンROCK IN RIOを無事終えたクイーン御一行さま、次なる開催地スペイン・バルセロナへ向かいます。
1日だけの移動日を挟み、その距離1247㎞の旅となります。



バルセロナと言えば頭に浮かぶのは、アレですよね!
“ばっせろーな音譜

フレディとオペラ歌手モンセラート・カバリエが
1988年に発表したアルバム「バルセロナ」



バルセロナのオペラ歌手モンセラート・カバリエの大ファンだったフレディは1986年にある番組で彼女に熱烈なラブコールを送った。

その後87年にフレディはカバリエに会うことができた。その時カバリエのために数曲作って持って行ったと言われている。

そして1992年バルセロナオリンピックの開催が決まった時、大会テーマ曲を依頼されたカバリエは自らフレディを呼び寄せ、故郷をテーマにした曲を作ってほしいと生まれたのがこの曲。

オリンピックでもこの曲をデュエットするはずでしたが、開会式を待たずに前年の1991年フレディは他界。カバリエひとりで歌うこととなった。

カバリエはこのシングルを録音する代わりにアルバムを作成することを提案していた。そして出来上がったのがアルバム「バルセロナ」
フレディの生涯の中でも特別な意味を持つアルバムだろう。

2018年モンセラート・カバリエは85歳で他界している。

いつ聴いても鳥肌が立つ…名曲。

Freddie Mercury & Montserrat Caballé – Barcelona
 (Original David Mallet Video 1987 Remastered)




今回の会場は『Palau San Jordi』(パラウ・サン・ジョルディ)



1992年開催のバルセロナオリンピックに向けて建設された屋内競技場。

設計者は日本の建築家磯崎新(あらた)。
バスケットボールや水泳世界選手権などスポーツ大会での使用が多く、コンサートも行われる。

収容人数17000人(最大で20000人)
O2アリーナ規模の会場と思っていいようです。
外観の形状も屋内の仕様もO2と似ていますね。




ではセットリストの発表ですビックリマーク

◆2016/5/22 Palau Sant Jordi-Barcelona,Spain



はい!リスボン限定でしたね❗
アンコールのRadio Ga Ga

今回バルセロナのセトリがネット上にいくつかあって、本編とアンコール二手に分かれました。
“どっちなんだ!?”と奔走しましたが、最終的に本編トリで収まりました。
(やってみたけどアダムが王冠被り忘れたからかな、やっぱ💦)

そしてやはり何か仕掛けてくるかなあと思ってましたが、ギターソロでブライアン仕掛けてきました。
フレディとカバリエの曲「バルセロナ」の1フレーズを演奏。
わかりにくいんだろうなあ💧
しっかり探しましょうかね。



それでは開演いたしますビックリマーク


オープニング
◆1.Flash
◆2.The Hero
◆3.Hammer To Fall

とんでもないオープニング動画です、コレは。
ここはライブ会場ではなく、まさに…野獣の森滝汗
うめき声しか聞こえない💦

初のスペイン、ばっせろーなビックリマーク
手強い予感…びっくり

そしてこれ、ど真ん中真正面の好アングル!!
公式映像のようなクオリティ✨👍

Flashから幕が上がる瞬間ですが、今ツアーから幕が縦に3枚に分かれて吸い上げられる仕様になっています。その様子が見事に収められています。

(前回のリスボンは、幕が途中で落下するトラブルあったのでこの日が初めてのオープニング正規披露!)

とにかく会場はいきなりマックス状態!
アダムくんの声、全然聴こえないよぉぉーー笑い泣き

↓こちらは2.The Heroまで収録



えーっと、
今回、オープニングどうしても二本立てにさせて下さい💦

・ハマー単体動画が見つからなかったこと
・このオープニング動画も逸品であること
・ハマーの曲中、二つのポイントがきれいに収められてあること

以上3つの理由からです!

何がすばらしいって断然この斜め下からのぞき込むようなアングル(私の大好物ラブ)
たまらん!!

なんせThe Heroでアダムとブライアンが並んで花道に進むさまが、めちゃめちゃカックいいグラサン
(何度もリピートしちまった!)

ふたりから放たれるきらびやかなオーラ。
この数秒間がこの日の行方を物語っています。

今日も間違いない。
すばらしい夜になるだろう。

・・・

イヤイヤ、ちょっと待ちぃ!
ハマーの曲中の2つのポイントって何よ!?

あー、スミマセン…すっかり忘れてまった。
(5分も前のことはすぐに忘れてしまうんだ、最近…💧)

その① 3′05″〜
アダムくん、ロジャーの方に向かって掌をパタパタっと動かしています。(一瞬です!)
これはQステージ裏のバックにいるイヤモニエンジニアに指示を送っています。(←私の憶測)
予想以上の客席の音量に調整を指示したと思われます。

その② 4′00″〜
アダムくんがフェイスシールドみたいな(❗)サングラスを外す瞬間。(これも一瞬!)

な、な、なんと下には
もひとつサングラス出現…グラサン

アダムくん
あーたはマトリョーシカかぁー!おーっ!




先が思いやられるこの長さ…
まだオープニング終わったとこだよね…

あっもうひとつ、言い忘れないうちに…(リスボンで言うの忘れた)
ハマーはショートバージョンになってます💧
ラストのレスぺのギターソロのとこがありません。
(ここが好きなのに!!)

このツアーではおあずけかな。
(やらないかなあ…ブチブチショック)

ブチブチ言ってないでとっとと進めますよ!



◆6.Fat Bottomed Girls

今回この曲の中でこんなものが確認されましたびっくり

動画の中から画像のみお借りしました。
この二つの物体が気になって気になって・・・

まず左のカメラ、これって頭上からしゃーって撮るアレ📷ですよね?
こんなに低い位置にいましたっけ?

そして右のカメラ📷(以外に考えられない)
お客さーん、ちょっと自由すぎませんかぁ?
こういうことが許されるとこなの?ここは💧

↓こちらからお借りしました。

今からご紹介する映像にも、先ほどのセルフィーもどきのカメラは確認できませんが、頭上カメラはアダムくんの前を怪しげに移動しているのがわかります。

カメラに気取られちゃっていかんいかん。

ここでアダムくんのオニュー(←死語?)の衣装キラキラをご紹介しておきたいと思います。
初日リスボンでは鮮明な画像がなく、今回になりました。

オープニングから6曲目のFBGまでは、この全体にスタッズが付いた黒のジャケット。
オープニングはこういうハード路線なのかしらね。
気になったのは脇や背中の裾に入った“文字”


“TEMPT ME SENSE LESS”
=あまり感じないように誘惑しろ…
=黙って俺を誘惑してくれ!てこと?
そんなんいくらでもしますけど?ラブ

ボトムスはピッチピチのストレッチパンツ。
やっぱアダムくん、肉付きがよくなったわんラブラブ
お尻もいいけどやっぱ太ももドキドキ
ムチムチもたまらん笑い泣き

そうそう、このブーツですが2015で赤パンに履いてた“長靴”とデザインが同じ(レースアップ)なんですが、革がエナメルになってるのかな。



いつも曲後半、アダムくん退場の後を一手に引き受けるブライアン。
これを待ち受けるオーディエンスの歓声、相変わらずの人気ぶりです。

レスぺはブライアンにとって大切な相棒。
そしてアダムにとってもなくてはならない存在になっていく。
ブライアンと共にいつもアダムを見守り、鼓舞し、寄り添ってくれる大切なパートナー。

単に楽器というだけでなく、クイーンの中でりっぱなひとつの人格を持った存在に思えてならない。




◆7.Play The Game 

おやおや?
坊っちゃま~お気に入りの羽ジャケットはどうなさいました?

と思って見てたら後半(2′16″〜)、キーボードの陰からスタッフさんに着せてもらいました。
忘れたのかなあはてなマーク

まだ2日目、まあぷちアクシデントは多々ありウインク
(ぷちどころじゃない騒ぎも多々あり…💧)

しかしさすがクイーン家の坊っちゃま、ジャケットを着せてもらうしぐさもまあ優雅だことキラキラ

そしてツアーも4年目になると難しいツアー曲も2日目にしてこの仕上がり具合おねがい
さすがね〜アダムくんビックリマーク(あまり褒めると図に乗るのでこれくらいにしときましょ)




◆8.Killer Queen
◆9.I Want To Break Free

あら?
ここでも初めて見る小道具が登場ビックリマーク
Killer Queen、2コーラス目に入るタイミングど椅子の縁からキセル✨を外しました爆笑

あら~磁石なのね!
てことは待って待って…初日のリスボンでは使ってなかったよね?
ハイハイ…確認しろってことね・・・

使ってません…そして椅子にくっついてるかどうかも確認できずショボーン

そうよね~カウチの時は扇子だったから確かに手持ち無沙汰よね。
今回シャンパンもボトルから上品にグラス🍷に変わっています。
(いやいや、これが当たり前でしょ)
中身はやはりモエ・エ・シャンドンなんですかね。


↑しかしこのジャケットの丈の短さ絶妙チュー
目線が…そこから覗くかわゆいお尻にクギ付けですわんラブラブラブラブ

↓ほら~サムネで使うのはみんなここよね😍




◆10.Somebody To Love(Partial)

さてツアー2日目にしてこの曲で

とんでもない“事件”発生!!

何か起こるっちゃあこの曲なんだよね!!

まず、よーく見てください…
リスボンではこの曲の時はまだ、ちゃんと羽ジャケット着てたんですよ。

しかし!アダムくん、脱いでますぅチュー
それどころかシャツの裾出してるんですよぉ❗
おぅ、おぅあせる



なになになに!?
お気に入りの羽っこ、脱いじゃったの?
いつ脱いだのよぉ?おぅ、おぅあせるあせる

つーか、そんなことで興奮してる場合じゃねぇってんだチュー

このあと事件勃発!!

その瞬間は開始すぐ18秒〜!!!

何も言わずとにかく観るべしおーっ!

心のご準備を…あせるあせる

Good Luck..!!




え~と…みなさま、ご無事でしょうか~?ニヤニヤ

どうします?この子?
これを野放しにしといていいんですか!?
つーか、やりたい放題…やらせます!?
どーせならもっと脱げ!!ってか?

もうこの瞬間わたくし、のけ反って鼻押さえましたよ…
鼻血出るんじゃないかって勢いですよ、ほんと滝汗

階段降りる時もボタン外したシャツの隙間から
ちらっと覗くんですよね…
手ツッコんでいいですかぁラブ

シャツの出し方も中途半端でさ、
いったいどこまで計算ずくなんざんしょ、
この子は。

そして背中にべったりと張りついたシャツに
光る汗、汗、汗…💦

さらに背中に無造作に外されたイヤモニがぶらさがって…
そのイヤモニを首の後ろからたぐり寄せるその手…
掴めそうで掴めないのよ、これが!

私が掴んでそのお耳に差してあげたい…おーっ!

あーーーーーー!!もう無理!!!おーっ!おーっ!

動きがいちいち、

エロイラブラブんじゃ!!笑い泣き


この動画、STLでチェックし始めた一本目だったんです。
最初は、途中からだなあ~どうしようかなあて見てたら…このザマですよ。

そのあと10本近く拾い上げて全部チェックしましたが、階段のとこでボタンを外し、シャツの前立てがはだけるサマを生々しく収めてくれたのがこちらの撮影者さま。
階段の上のアダムくんに寄って寄って、顔アップチュー
汗の滲む美すぃお顔キラキラを捉えてくださいました。

後半も胸元のアップや腰、首筋、背中などなど、“あれっ、ブリとロジャいたっけ?”くらいの勢いでアダムくんのみを被写体にすることに撤してくださいました。

この撮影者の方は間違いなくグランバーツさんですおねがい
すんばらしい笑い泣き

キラキラGreat Jobキラキラグッ

撮影者さまに感謝キラキラ

最後に渾身の一枚📷✨
イヤモニをまさぐる手…
そこ、そこよ、そこそこ!



つーかさ、今日も…エンドレスの予感汗

これだけでひと記事書けるくらいだわ…。
ほんとネタが尽きない子だよ、まったくぅ。



◆14.Under Pressure
◆15.Crazy Little Thing Called Love(3’17″~)

アダムくん、小休憩を挟みさらに絶好調おーっ!

そして何かとベストモーメントのネタになりやすいこのUnder Pressureのエンディング。

2014北米ツアーのフィラデルフィア公演熱き包容シーンは有名ですが、その他にもちょこちょこやってます、おふたりさん…ていうかほぼロジャじいのお手付きなんだけどねショボーン
(このフィラデルフィア公演他この2014ツアーのUnder Pressureを網羅した記事を書いてます。末尾にリンク貼りしておきますね音譜)

今回もどうやらロジャじいがやらかしちゃったようですねグラサン
アダムがもう喜んじゃって、可愛いったらありゃしないドキドキ
で、そのあとわざわざ真似しちゃってるのよww!!
じいをネタにして〜悪い子ね!めっビックリマーク

大人びてきたかなあと思ってたけど、
やっぱガキまだまだお子ちゃまねラブラブ

こういう時の顔…

ロジャーとの唯一のふたりだけの時間に見せる顔は、ブライアンの前でも見せない、ロジャーだけに見せる子どもみたいな顔なんです…ねっ、アダムくん。



そしてもうひとつ大切なシーン。

こちらはブライアンとの楽しいいつもの時間にやり
クレイジーの前にアダムくんをみんなに披露する場面です。
リスボンではこのシーンが探せず、この2日目のバルセロナで確認することができました。

なんと、なんと!今までは
“What do you think of this new man?”

でしたが、今回のツアーからは

“Do you love Mr. Adam Lambert ?!”



うるうる…汗今日初めての涙腺崩壊…

アダムくんはこんなに二人のじいに可愛がられて
こんなにスクスクと育っておりますおねがい

撮影者さま、この2曲よくぞ、よくぞ繋げてくださいました。
とても貴重な記録となりました。




◆15.Crazy Little Thing Called Love
◆16.Don’t Stop Me Now(3’30″~)

今日はイレギュラーがもう当たり前みたいになってきてます…zzz(寝てるフリ)
“クレイジー重複しています…”

理由その①
ドンストの単体の良さげなのが見つからなかった。

理由その②
ニール・フェアクローが三人に参加しているレアケース。(たぶん今ツアーのシフト)

↓これはサイレントベースというベースで2014ツアーから「’39」で使ってました。
ベースソロの時、このベースの弦をロジャーが自分のドラムスティックを使って、器用に弾いたりするコラボも見られたりします。




理由その③

またもやロジャじいのベストモーメントばりの異変(?)(3’20″~)
(先ほどの動画よりこちらがよりわかりやすいです)

クレイジーのラスト、フィニッシュに入る直前になぜかドラムスティックを片付けちゃったロジャーびっくり(ロジャーの左手に注目)

アダムくん“はぁ?最後のジャーンは?”
ブリも“なっ、なぬっ!?”
アダムくん、シンバル叩き“なにー?やろうよぉ!!”

https://youtu.be/zqPUT7jVltMから画像のみお借りしました。

愛すべきこのお三方…愛しすぎますドキドキ


それとクレイジー終わってからアダムが軽く
“Call&Response”やってるんですよぉ!
アダムくんやっぱやりたかったのね。
そうよねー、やりたいよねぇ!(フェスだから時間くくりがあるのか…)

その流れでドンストになだれ込み、
なんだかキレッキレッよ、この子!
ふぉー!おーっ!

もうこの曲が苦手だったアダムくんはいません。
しっかり自分のものにしてますね。




◆19.Who Wants To Live Forever

この曲に於いても今回から大きな仕様変更がありました。 
今日バルセロナが初披露となります。

いつもアダムの頭上高くから光を放っていたミラーボールがなんと、手を伸ばしたら届きそうな距離まで下りてきた。
(リスボンは屋外だったためステージ上だったので、ここまで低くは下りてきていませんでした。)
 
その低い位置から大量の光が放出される。
この世とは思えない、信じられない光景が目の前に広がった。

以前のアダムならこの演出に…たぶん負けていただろう。

しかしこの曲に苦しめられてきたアダムが、2015欧州ツアーの最終日シェフィールド公演でようやく辿り着いた2020のリブフォーエバーへの道すじ…。

そんなアダムに
これでもかと降りかかる光のシャワー。

そんな中にいても、その小さな体はあり得ない存在感を放っていた。
この巨大なミラーボールに負けないくらいのエネルギーが、今のその声には十分に宿っていた。

この光景まで4年かかった。

アダムを苦しめていたリブフォーエバーは今、形を変えてアダムをこんなにも美しくやさしく見守ってくれる存在になっていた。

もちろん、アダムが自らの手で成し得たことだ。
だからこんなにも美しい。



これまで何度も書いてきたことだが、この曲のあとにギターソロが組み込まれアダムが退場できる環境にあるのはつくづくありがたいし、これが正解なのだ。

この曲を歌い終わったアダムにはどんな曲であってもその余力はほとんど残っていないのだから。



◆20.Guitar Solo

この日の開催地バルセロナにちなんでブライアンはこんなところで素敵なサプライズを用意していた。

冒頭でもご紹介したフレディとカバリエのデュエット曲「バルセロナ」の1フレーズをレッドスペシャルで披露した。

しかし、私はすっかりあのサビの“Barcelona~”のフレーズかと思い込んでそれを目指して動画を探した。ギターソロは長い。
8分、10分のものを何度聴き直しても探せないまま、時間だけが過ぎていく。

散々、時間を費やしたあとで気づいた。
サビではなく他の部分か!
それがなぜわかったかと言うと、この動画で微かに観客の“Barcelona…”という呟きが聴こえたからだ。

I had this perfect dream
Un sueno me envolvio
This dream was me and you
Tal vez estas aqui

1分あたりから始まり、上記の歌詞の部分…多分ここだと思うのですが…。
プレイしてるのは1分間くらいかな。




◆23.Bohemian Rhapsody

アダムの変化、2016になって顔つきも大人びて体つきもたくましくなって、そして声も変わった?と感じたのがこの曲。

声質なのか、声の深みなのかわからないが余計なものがそぎ落とされて洗練されている。
それはこの曲で白の衣装という今までなかった姿っていうのもあるかもね。




◆24.Radio Ga Ga

まさに人の波が、
花道という名の岸壁に押し寄せる…圧巻だ。

初日リスボンではアンコール一曲目だったが、今日は本編Bo Rhapの後ろラストを飾った。

初めて本編のトリに組みこまれたせいだろうか、アダムに妙な違和感があった。

いつもならこの曲、もう少し力が入っているはずだ。
今日のアダム、スタート前からハミングのように歌いリラックスしていた。(今までこんな余裕は見せたことはない…)

歌い出してもやけに淡々としている。
こんなあっさりしたガガは珍しい…というかこれまでに記憶がない。

これはいい意味で落ち着いてきた、と言っておこう。
曲に存在感、その時だけでなく記憶に残る存在感が出てきた。

ガガは曲が単調なのでアダムの変化を感じ取るのは難しい曲だと今までは思っていた。
しかし、今日ははっきりと違和感を覚えるほどの変化を感じ取ることができた。

そして美しい映像にも感謝。




アンコール
◆25.We Will Rock You
◆26.We Are The Champions

こちらの撮影者さま、先ほどのRadio Ga Gaもそうですが実は日本の方です。

2015欧州ツアー2月5日のハンブルク公演の貴重なオープニング動画なとでお世話になっています。
またお会いできるとは…。

いつもスタート前から撮り始めてくださるのでオーディエンスの様子や回りの雰囲気がリアルに伝わってきます。

この一斉に両手を上げた壮絶な景色…最大で20000人収容されるこの会場。
それ以上いるかのようにも見える。

アダムにとって初めてのスペインでのアンコールを迎えた。

初日のリスボンでは
ブライアンに向かって放たれた“I thank you all”

今日はひとりで花道の先へ進み、オーディエンスに向かって感謝の言葉を伝えた。
いつもの光景に戻っていた。

程よい緊張感がピリピリと伝わってくる。
ここからアダムの気持ちは高まっていく…。


※こちら8’48″~画面が暗転します。
それ以降は次の動画に繋がりますので切り替えてご覧ください。


◆27.God Save The Queen




以前にも話したことがあるが、We Are The Championsに切り替わる前の一瞬のこのQステージが私は好きだ。

この新しいステージになって始めてそれを目にすることができた。

華やかなWe Will Rock Youの黄金色のライティングからブルーに変わり、ほんの一瞬メイン画面が消え、アダムのその日最後の姿を映し出してくれるのを待つ…
この瞬間が好きなのだ。




クイーンにとってフレディ亡きあと
特別な地となったバルセロナ。

アダムはどんな気持ちで今日という日に臨んだのだろうか。

バルセロナオリンピックの開会式で、本当ならばカバリエとその曲を披露するはずだったフレディ。
バルセロナを訪れることなくその生涯を閉じた。

そこから25年の歳月が過ぎ
今日という日を迎えた。

ここにいた人たちの中にも、ひとりで開会式に臨むカバリエの姿を記憶している人々がいたはずだ。

そんなオーディエンスから見てアダムはどう映ったのだろう。

“Do you love Mr. Adam Lambert ?!”

クレイジーの前にブライアンが問いかけて、すぐに大歓声に包まれた。
嬉しそうに照れながらお辞儀をするアダム。

この質問、一見その結果はわかったようなものだと思えるが、ブライアンにとってはひとつの賭けだったのではないか、勇気がいったのではないかと私は思っている。

そんな心配をよそに、ここバルセロナでもアダムの存在感は際立っていた。

今日はまたエンディングのカーテンコールで、アダムが変わったことをしたのでどドキっとした。

最後にサポートメンバーがあいさつするのだが、なんとアダムが、スパイク・エドニーと肩を組んで2~3歩前へ進んだ。
珍しい…初めて見る光景だった。

こんな何気ない光景がアダムの大きな変化を映し出していることもある。

アダムがこのチームを支える。
それは決して=アダムがフロントに立つことではない。
中心に立つことでもない。

“アダムに任せておけば大丈夫。”

そう思わせる存在感でチームを支えることだ。

バルセロナの人々の心に残るフレディの残像。

その心のどこかにアダムの姿が刻まれたであろうと
私は信じている。






今日も最後までおつき合いくださりありがとうございます。

“バルセロナ”という言葉だけでなんだか背筋がピンと伸びるような、そんなオーラを放っていたバルセロナ公演。

アダムの存在感は今日一日だけでも、そのオープニングとエンディングに違いが表れるほど変化していた。

今日は特に一曲ごとに違うアダムに変化する、その展開が実に楽しませてくれた。
ヴォーカリスト3人くらいいた?くらいの勢いがあった。
まあ、これは冗談だがそれくらいアダムの七変化はまわりを巻き込み、楽しませ、翻弄する。

それが今の2020のアダムの礎となっているのだ。

さてこの後、2日間の移動日を挟みオーストリアへ向かう。
次はリンツでの屋外フェスだ。
またまたアダムくんに振り回されるんだろうな、きっと。

そんなアダムに、どうかまたおつき合いくだされば嬉しいです。





◆2015ツアーの“Under Pressure”を網羅した記事です。


(画像・映像お借りしました)



コメント

  1. kaori-glambert より:

    >shiratama さん
    こんばんは!
    いつもありがとうございます(_ _)

    大作にするつもりは毛頭ないのですが、気がつけばいつも超大作…(^_^;)
    アダムがいろいろやってくれるもんだから、ネタには困りませんww

    やはり、どうもサッカーの盛んな国は熱い!
    そんな気がします。

    今回、CLTCLの3人がかわいくて❣️
    ロジャが何故スティックを片付けてしまったのかは謎ですが…(^o^;

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